ポルノグラフィティがサブスクリプションサービスで配信開始したので、もっとみんなに聞いてほしい曲を紹介してみる
新野です。
いつものように夜更かしをして、というかしすぎて朝を迎えていたのだけれど、寝る前にTwitterだけ流し見していたところ
メジャーデビュー20周年に突入するポルノグラフィティ!
— ポルノグラフィティ 公式 (@pg_koushiki) 2018年9月6日
目前に控えた本日9/7(金)から、全シングル・全アルバムの楽曲が各サブスクリプションサービスにて配信スタート!
デビュー曲から、最新曲まで余すことなく、お聞き下さい!https://t.co/h9CNns0nJn#ポルノグラフィティ pic.twitter.com/GUYuGgmKD7
こんな発表が!!!
寝てる場合じゃねえ!
何を隠そう私はポルノグラフィティの大ファンなのだ。私の青春はポルノグラフィティと共にあったと言っても過言ではない。明後日も広島までライブに行きます。
そんな新野が、やっとのことサブスクリプションサービスに配信開始されたポルノグラフィティの全楽曲(300曲くらい)の中から、もっとみんなに聞いてほしい!!ポルノの隠れた魅力をもっと知ってほしい!という欲望プレイリストを生み出した。
そういうわけで、ポルノグラフィティの隠れた名曲たちを紹介していこうと思うよ。いろいろな豆知識や聞き所をはさみながら解説していくので、ゆったり観ていってね。
ポルノグラフィティのちょっとコアでアガるプレイリスト
というわけで作りました!プレイリスト!ポルノグラフィティのちょっとコアでアガる曲たちを集めたプレイリストだよ。
やっぱりポルノといえばミュージック・アワー、アゲハ蝶、ハネウマライダーのように観客を煽って盛り上がるみたいな印象を持ってる人も多いと思う。
それは有名曲に限らず、アルバムに収録されたあの曲とか、シングルのカップリングのあの曲とか、いろいろあるんだよね。
そんな名曲たちを集めたプレイリストがこちら!!
多っ!と、思うかもしれないけれど意外とプレイリストにしてるとあっという間に聴き終わっちゃうんだよね。17曲で1時間半くらいのプレイリストになっています。
ANGRY BIRD
1曲めは2015年に発売された10枚目のフルアルバム「RINOCEROS」よりANGRY BIRD。
実は、初期のポルノの曲はメンバー以外に本間昭光さんという人が編曲に関わっていたんだよね。本間さんは他にもいきものがかりとか広瀬香美とかプロデュースしていた実力を持っている人なんだけれど、本間さんの編曲から完全に離れたのが9thアルバム「PANORAMA PORNO」で、ファンはこれまでの楽曲との差異を少なからず感じていた。そんな中で発売された10thアルバム「RHINOCEROS」を恐る恐る聞いてみると…1曲めからこの曲、ANGRY BIRD!!
ボーカル岡野昭仁(以下、昭仁)のめちゃくちゃパワーがある歌いっぷりとゴリゴリのギターサウンドに、ポルノの牙はまだまだ尖っているぜ!っていうのをファンに見せつけた1曲だ。
このアルバムには他にも名探偵コナンの劇場版の主題歌にもなった「オー!リバル」が収録されていて、裏側の話をするとマーケティング的にはオー!リバルを1曲目にするべきなのだけれど、どうしてもANGRY BIRDを1曲めにしたかったとのこと。ギターの新藤晴一(以下、晴一)曰く「勝ち取った」らしい。それだけメンバーにとっても自信作ということだ。
空想科学少年
2曲めは2ndアルバム「foo?」より空想科学少年。Gt.晴一作詞作曲だ。インディーズの頃からポルノの楽曲を支えてきた晴一だが、メジャーデビュー後の1段落で肩の力が抜けてきたかな?って感じの頃に作られた曲だ。このアルバムは2001年発表なのだが、電子音のストリングスなどが加えられ非常に未来っぽいアレンジになっている
懐かしい!!これ使って『空想科学少年』作ったんだ。確か、誕生日プレゼントくれよと、タマと岡野くんに無理やりねだって買ってもらった気がする。 https://t.co/VPFxgqCgJk
— 晴一 (@blackcaster) 2018年5月14日
晴一のツイートにより判明したのだが、この楽曲を作るに当たってシーケンサーをねだって買ってもらったらしい。経費で落とせよ…!
ちなみに使用しているのはYAMAHAのQY100という機種らしい
PRISON MANSION
18枚目のシングル「NANANA サマーガール」よりカップリング曲のPRISON MANSION。日本という国を一つのマンションに見立てて、癖のあるいろんな人間がいつつ騒がしい毎日を送っている人たちを歌った曲。と、小難しく言ったけど歌詞自体はなんだか賑やかでお馬鹿な人々が描かれている。昭仁のシャウトがたっぷり聞けるのがポイントだ。
ライブではマンションに見立てたセットが用意されたこともある。まだ生で観たことがないので、いつか観たいなあ。昭仁さんはライブ後半でもぜんぜん減速せずにガンガン歌いきるのがめちゃくちゃすごい。
ルーシーに微熱
43枚目のシングル「THE DAY」よりルーシーに微熱。THE DAYは僕のヒーローアカデミアのOP曲で、近年のポルノ曲の中でも人気な楽曲だが、カップリングの「ルーシーに微熱」はちょっと力の抜けた横揺れ系の曲だ。編曲はポルノのライブではほとんど毎回と言っていいほど参加している宗本康兵さんによるものだ。宗本さんがアレンジするのは初めてだが、予想をぶっ飛んでこれまでのポルノにない良曲だった。
2016年のライブ「THE WAY」では更にパーカッションが加わり、よりノリノリな仕上がりになっている。
ニセ彼女
3rdアルバム「雲をも摑む民」より「ニセ彼女」。この曲を作曲したのは元メンバーのTamaだ。Tamaはもともとベースとして、加えて良き作曲者としてポルノを支えていたが、14枚目のシングルで脱退してしまいソロ活動の後、姿を消している。
初期のポルノの曲は晴一作曲のものもあるが、Tamaの作曲センスと本間昭光さんの手腕によって支えられていたと言っても過言ではない。Tamaの作曲した楽曲は現在に至るまでファンの間で強く支持されていて、この曲もそのうちの一つだ。加えて、晴一特有の見透かしたような男目線の歌詞もクール。Tama作曲+晴一作詞曲に外れはないのだ。
惑星キミ
4枚目のアルバム「WORLDILLIA」より惑星キミ。僕の周りに付かず離れずいるキミを惑星に例えた曲。2003年の楽曲だが、この頃特有の、過渡期にある打ち込みサウンドが1周回って郷愁を誘う。
多くは語らまい。だって聴けば良い曲ってすぐに分かるんだもの。ちなみに昭仁の作詞作曲だが、私は今でも昭仁曲の中で最も好きな楽曲のうちの一つだ。
ミステーロ
10thアルバム「RHINOCEROS」より。ちなみに同アルバムに先駆け先行配信された。このプレイリストの1曲めでオー!リバルの話題を出したが、ミステーロはオー!リバルと同じように、ポルノとしては久しぶりのラテン調の楽曲だ。
本間昭光さんが編曲に参加していた頃は、アゲハ蝶、サウダージは勿論のことジョバイロなどちょくちょくラテン調の楽曲があったものの、その後しばらくはこのような曲は発表されていなかったので、オー!リバルと同じくファン歓喜よ。
「黒いベール 巡礼の列 欠けた月と砂漠の都」と、なにやら不思議な文字列だが、晴一の独特の世界観が現れている楽曲だ。
Please say yes, yes, yes
7枚目のアルバム「ポルノグラフィティ」より。
ポルノグラフィティのライブでは観客とのコール&レスポンスの定番があって、それは1stアルバム「ロマンチスト・エゴイスト」に収録されている「Century Lovers」という楽曲なんだけれど、Tama脱退後はTama作曲の楽曲であったため少しの間演奏が自粛されていた。その間に作られたのがPlease say ~だ。
Keep your hands with my beautiful day!に合わせて手をクラップさせる。これが夏の野外ライブなどで披露されると観客のボルテージもアガるよ。そりゃあ。
ギフト
25枚目のシングルより「ギフト」。映画の主題歌にもなった曲で、このプレイリストでは有名なほうだが、いい曲なので入れちゃったぜ。
近年はライブでも定番になっている。ちなみにポルノグラフィティのライブでは昭仁が歌詞を間違えることが半ば定番になっている(そして歌詞を間違えるたびに晴一がちょっとだけムッとするところまでが定番)のだが、2016年のライブでは「どこかで僕を悪く言う声 耳をふさいでやり過ごしてた」を「耳を澄まして」と歌ってしまい、聞こうとしてんじゃん!と観客から心の中で総ツッコミを受けていた。心の中で、ね。
見えない世界
12枚めのシングル「メリッサ」のカップリング曲、「見えない世界」。
楽曲中でギターのリフが左右に振られるが、ライブでは昭仁と晴一がそれぞれ分担して演奏する。特に2011年のライブ「幕張ロマンスポルノ-Days of Wonder-」では映像も凝っていて素晴らしかった。気になる??じゃ、買おう!
Sheep~Song of teenage love soldier~
16枚目のシングル「黄昏ロマンス」より。あと一歩を踏み出せない少年を歌った楽曲だ。恋愛関係の楽曲は数あれど、そのなかでも特に甘ったるい楽曲だ。だけれど、それが良い。特に10代の少年にとってはこの曲の気持ちが痛いほどわかるのではなかろうか?
ちなみにファンの間でよく聞く話が、「この曲を聞いて、勇気を出して好きなあの娘に告白してみました!」というもの。成功例は聞いたことがない。だいたい「フラレました」がオチになっている。
まあなんにしろそれだけ心惹かれる楽曲であるということだ。
ロスト
8thアルバム「∠TRIGGER」より「ロスト」。これに関してはWikipediaに詳しい事が書いてある。
9年前に亡くなった昭仁の母のことを歌った曲。今までは、自分のスキルの問題と良い楽曲に出会えなかったことで歌にできなかったとのこと。
ポルノグラフィティの楽曲では初めて演奏時間が6分を超えた。
とのこと。
「コバルト色した大海原 注いだ川には雪解け水」「茜色の空 闇夜の月 地球の何処かで生まれる命 宇宙の上の法則を歩く 小さすぎる僕たち」と広大な世界の中に生きている自分や自分の周りの出来事の無力さみたいなものを歌っているのだろうかね?ポルノの中でも屈指の「泣き曲」だ。
そして、アウトロではとあるフレーズを昭仁がアコースティックギターを爪弾きながら歌っている。そのとあるフレーズというのが、次の曲だ。
2012Spark
35枚目のシングル「2012Spark」。「ロスト」のアウトロの伏線回収。ミュージシャンに伏線回収って言葉使うことあるか??
映画「逆転裁判」の主題歌になった曲だ。私は当時劇場まで見に行って衝撃を受けた。映画が終わり、「……spark」とイントロが流れた瞬間の鳥肌よ。
ちなみに逆転裁判の映画、なかなかおもしろかったぞ。わたしは逆裁の原作ファンでもあるが、あの世界観を上手くエンタメとして落とし込んでいた。成宮くんの成歩堂君もめっちゃマッチしてたしね。マヨイちゃんはもう少し若い女優さんにやってもらいたかったけど。
憂色~love is you~
1stアルバム「ロマンチスト・エゴイスト」より。シンプルな楽曲だが、何故かとてもぐっとくるんだよなあ。アコースティックギターにドラムにピアノ、そして珍しいベースソロが用意されている曲だ。
長らくライブで披露されることはなかったが、ファンクラブ限定ライブ「Fan Club Under World 5」で1stアルバムの楽曲を曲順通りに演奏するというライブで10数年ぶりに披露された。
私はこの曲がめちゃくちゃ好きなのだが、残念ながらそのライブには行けなかったというとても悔しい思いをした。しかし、ファンクラブ限定ライブとしては異例の円盤化が成されたのでライブの様子を見ることができる。ありがとうポルノグラフィティ。
君は100%
31枚目のシングル「君は100%」。底抜けに明るい応援ソングだ。ポルノグラフィティの楽曲群の中でここまでシンプルな応援ソングって逆に少ないんじゃないか?
シンプルな楽曲だが、「ベットに倒れ込んでため息一つ バイトで疲れ果て体は重い」から始まる曲を、バイトで疲れ果てた後にベットに倒れ込んで聞いているとマジで元気が出てくる。この曲は、バイトに疲れ果てて別途に倒れこんでため息を付いたときに聞くのをおすすめしますよ。
MICROWAVE
11枚目のアルバム「BUTTERFLY EFFECT」より。このアルバム後から、ポルノグラフィティの楽曲に新しい要素としてダンスっぽいアレンジが加わることが多くなった。それは、最新シングル「ブレス」やその前の「カメレオンレンズ」でも垣間見えるが、それに先駆けてアルバムでこの曲を聞いたときは、こういうのやるんだ!?とびっくりした。良い意味で古臭いロックが根底にあるバンドがあえてこういう曲をやる、むしろ出来るっていうのが凄い。
同アルバムに収録されている「LiAR」も、ライブで初披露されたときと比べてダンスアレンジが強くなっていた。ただ、ラジオにて晴一曰く「こういうアレンジはそろそろやめる」とのことだ。
A NEW DAY
ベストアルバム「ACE」より。ポルノグラフィティはベストアルバムを制作する際に1曲だけ新曲を書き下ろすのだが、「A NEW DAY」はその1曲だ。
ゆったりと始まるイントロから、サビへの展開が気持ちいい。最初に聞いたときはイントロに騙されたよ…
ライブでも客を煽って一緒に叫ぶ部分があったりと、文句なしだ。
YoutubeにはMVが(Short Verだけど)投稿されていて、逆再生を用いた演出が使われている。晴一のシーンでのアヒル口に注目。晴一はギターの演奏に集中するとアヒル口になってしまう癖がある、というのはファンの間では常識化している。そういう癖まで含めてクールだよね。
まとめ
と、いうわけでポルノグラフィティのサブスクリプションサービス配信解禁を記念にして楽曲紹介をしてみたよ。
めちゃくちゃ好きなのでめちゃくちゃ語ってしまってめちゃくちゃ長い記事になってしまったが、ポルノグラフィティの新しい1面を紹介できたと思う。
これまでの人気曲も好きなだけ聞けるようになったし、これからたくさんポルノを聞いて好きになってほしいなー。
今回挙げた楽曲はどれもコアな曲ばかりだったけれど、これ以外にももっといい曲がたくさんあるぞ。
しかし、まさかあのアミューズが配信を解禁するとは。近日中にサザンオールスターズやPerfumeの楽曲が解禁されることになるかもしれないぞ。期待大だ。
それでは、また。
「デス・パレード」OPのBRADIOは今最も伸び代を感じるバンドですよ! - アニメでハマる音楽【4】
アニメでハマる音楽
アニメと音楽を結びつけるとどちらも楽しめてお得だよ、っていうススメです。
デス・パレードと、私がめちゃくちゃ好きなバンド、BRADIOについてのお話。
なんだこの画像、と、思うかもしれないけれど、後々説明しますよ。
デス・パレードについて
デス・パレードは2013年に「アニメミライ2013」のプロジェクトの中の1作として制作されたアニメ…らしい。Wikipedia曰く。
経緯なんてどうでも良くて、このアニメはなかなかおもしろいですよ。
あらすじというか話の流れとしては、謎のBAR、クイーンデキムにおいて毎話突然連れてこられた2人が様々なデスゲームを行う、というもの。ゲームの内容は物によっては命を落としかねないものだったりするので、ゲームを行う人間は本当の姿をさらけ出すことになる…。
とはいいつつも、ただデスゲームを行うというところがメインディッシュじゃなくて、本質はもっと違うところにあるんだよね。ネタバレしたくないから言わないけれど。
まあ、逆に言えばネタバレ防止の為に気を使ってしまうほど、奥が深いアニメだと思ってほしい。
ただ、デスゲームを行うというだけあってそれぞれのキャラの死生観が垣間見られ、その点は重要でもあるし面白い部分でもある。
制作は安心と信頼のマッドハウスなので、クオリティは十分。そして何よりこの作品は、海外からの人気も非常に高いのだ。
私個人の目安だけれど、海外から人気のあるアニメはわりとキャラクターよりはストーリーや話全体の雰囲気などが重視された結果評価されているものが多い気がする。
デス・パレードも例に漏れず、命をかけた、と言いつつもただグロかったり暗かったりするのではなく、独特の雰囲気があるアニメだ。
おすすめです。
BRADIOについて
BRADIOは去年メジャーデビューしたばかりの新進気鋭のバンド。とはいっても2010年からインディーズでメキメキと力をつけている実力派だ。
バンド名は「Break the Rule And Do Image On・・・」(日常の世界に、素敵な時間・空間のイメージを加え、良き変化を。)という意味が込められているらしいが、まさに彼らの音楽には聞いているだけでどこか違う場所に飛ばされてしまったかのような力がある。
上の画像のアフロがボーカルの真行寺 貴秋(しんぎょうじ たかあき)。アフロと力強いボイスとキレイでよく伸びるファルセットとアフロが特徴的で、BRADIOの世界観を作り上げているまさにトレードマークのアフロといったところ。しかもアフロだ。
右の髭のおじさんが大山 聡一(おおやま そういち)。デス・パレードOPの「Flyers」でも見られる巧みなギタープレイに加え、BRADIOの楽曲のうちの殆どにコーラスが入っているので、そちらも超クール。
左の髭のおじさんがベースの酒井 亮輔(さかい りょうすけ)。大山さんと同じくコーラスもこなしつつ、ベースも超かっこいい。
BRADIOの曲はどの曲もベースラインがめちゃくちゃ気持ちいいのですよ。聴けばわかる。
私がBRADIOの曲の中でもトップレベルで好きな曲「Overnight Superstar」はセブンスコード多用のオシャレ曲で、コーラス、ギター、ベースとBRADIOの魅力がたっぷり詰まっている。かっこいい…
バンドの音楽性としてはメンバーが様々な場で語っている通りブラック・ミュージック寄りのようだ。贅沢なファンク・ロックは思わず体が揺れてくるね。
もともと私はフェスで始めて知ったのだが、ライブとなると会場全体を巻き込んで不思議な空間にしてくれる。とてつもなく楽しい30分があっという間に過ぎ、会場から出たときにはBRADIOの虜になっていた。なんかしらんけどめちゃくちゃ踊ってた。比喩じゃなくて、そういう煽りをされるんですよ。
で、BRADIOは音にもこだわっていてオーディオマニアの私としてはその点でもとても得点が高い。
「ハイレゾ音源大賞」という、ハイレゾ音源を配信している各サイトがそれぞれ毎月1枚のアルバムを推薦するというサイトが有るのだが、BRADIOはアルバム「FREEDOM」が2017年1月度の「OTOTOY」の推薦アルバムに選ばれている。
推薦コメントには音楽性と将来性について語られている。が、実はそれ以外にもBRADIOの楽曲にはハイレゾ大賞に選ばれて然るべしという理由がある。
BRADIOの楽曲はラインではなくマイクで録音することが多いため、ハイレゾの特性を活かしやすいという。スタジオで鳴らした音をハイレゾで録音し、それをパッケージングすることで、再生した際にとても生々しく鳴ってくれる。
もちろん新野はハイレゾ音源も購入しております。
そんなこんなでBRADIOは今私が最も推しているバンドの一つだ。
カラオケDAMでインタビューで現れたり、ブックオフで流れたりとココ最近町中でもよく聞くようになってきたので、もしかしたら一大ムーブメントを生むことになるかもしれない。
デス・パレードとBRADIO
デス・パレードは2013年に制作されたアニメだ。ということは、BRADIOは活動を初めて3年目、メジャーデビューの4年も前ということになる。
とはいってもインディーズの頃から楽曲の完成度はとても高い。
この曲が、デス・パレードOPの「Flyers」。
本編が暗い内容であるにもかかわらず、底抜けに明るい曲調である、というのは監督からの要望であるらしく、OPのおかげでただ暗いだけのアニメではなくなっている。OPも含めて1つの作品であるのは当然だが、楽曲と本編がお互いよいバランスを取り合っている。
楽曲に対する評価も高く、Youtubeには圧倒的に海外からのコメントのほうが多い。ちなみに、公式チャンネルからMVも配信されているのでぜひ観てほしい。EW&Fの某曲のような(良い意味で)イカれた楽しいMVとなっている。
それと、
なんかしらんけどBRADIOがOP映像を再現しているよくわからん動画もある。
アニメも、バンドも好きな私の感想としては「よくわからんけどウケる」。
まあ、よかったら見てみて。
おすすめアルバム
そんなBRADIOのおすすめアルバムはこちら!
まずは「Flyers」も収録されている「FREEDOM」。自身初のフルアルバムであり、インディーズ時代のシングルに加え新曲も良い!やっぱバンドってアルバムの曲順とかも大事だけど、BRADIOの場合はどのアルバムでも特にそう感じる。
そして「Swipe Time」。こちらはインディーズ時代のミニアルバムだけれど、先ほど紹介した「Overnight Superstar」含めて一切の捨て曲なし。個人的には1番の名盤だと思っている。「Flyers」が気になった方は「FREEDOM」をおすすめするが、BRADIOが気になった方はこちらをおすすめしたい。
実力派バンド・BRADIOと実力派アニメ・デス・パレード!
デス・パレードは始まりはただのデスゲームだが1クールの中でもっと風呂敷を広げていくので、「えーなんかグロいのとか無理なんですけど~」みたいな人も観てほしい。
そして、カレーで言う福神漬みたいな、松屋で言う紅生姜みたいな、定食で言う浅漬けみたいな…って漬物でしか例えてないのどうかって思うけど、BRADIOの楽曲が良いアクセントになっているはずだ。ぜひともハマってほしいぞ。
ちなみにBRADIOは只今ツアー中で、10月にはUNISON SQUARE GARDENとの対バンを行うという。めっちゃ観たいけどチケット取れなかったのよね…
「アレ」だったことが判明した「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」第7話の私なりの感想と考察
「ああ、また繰り返すのね。絶望の輪廻を。星明かりの下で。」
-大場なな-
「アレ」っていうのは、ネタバレ防止の為ね。というわけで未視聴の方はとっとと第7話みようぜ!
少女歌劇レヴュースタァライト、毎回楽しみに見ています。コミケではブシロードのブースでグッズを売っていたもののあまりお客さんがいなくて心配してしまったが、アニメの方はというと安定して毎回面白い。あまりに毎回おもしろいので、ダリフラのように毎話感想記事あげようかと思った。
4話で華恋とひかりちゃんが目標を確かめあった回。
5話でまひるちゃんのDVDのところで感動(新野は過去の自分を見て今の自分を見つめ直すシーンがあるアニメに弱い)したり挿入歌で「夜が明けてまひるになるよ」みたいな歌詞にぐっと来たり。
6話で個人的に好きだった香子&双葉はんのペアがフューチャーされて、友情を見せつけられた回。
その、6話のCパートで、ばななが何やら不穏な雰囲気を醸していたのでとても気になっていた。
というわけで7話なんだけれどサブタイトルは「大場なな」ということでちょっと異質な回だろうなという感じはした。1クールなら折返し地点だしね。
今回特筆すべきは、このアニメが「ループもの」だったということ。
このアニメを見ている上で私が謎だと思っていたのはいくつかあるが、箇条書きすると
- なぜ、このオーディションが行われているのか?
- オーディションで1番になると何が起こるのか?
- 5話で、ばなながどうしてもマヤとクロちゃんに主役をさせようとしていたのは何故?
- 99回聖翔祭の時点でオーディションが行われていたのか?マヤとクロちゃんはそこで1位になったから聖翔祭で主役だったのか?
- そもそもキリンは何者?
- ひかりが華恋にオーディションを受けさせたがらなかった理由は?
ということ。
7話ではいくつかの謎が解明されたが、更に謎が深まった部分もある。なので順番に整理してみようと思う。
まず、このオーディションが行われている理由だが、キリン曰く
「舞台少女がトップスターになる瞬間、奇跡ときらめきの融合が起こす化学反応永遠の輝き一瞬の燃焼。誰にも予測できない運命の舞台。私はそれが見たいのです。」
とのこと。ということはこのオーディションを主催しているのはキリンということになるだろうか。
ばななは2018年のオーディションを勝ち進み、幾度も2017年からのループを再演してきた。1年を通して第99回聖翔祭の準備期間を経て、「スタァライト」の公演、そして2018年度にまたオーディションで勝ち進みまた2017年へ。
まあ、なにはともあれオーディションで1位になると、「自分の望んだ舞台に立てる」ということが判明した。
では、1位になれなかった場合どうなるのか?大場ななのケースでは過去へ戻ってしまったため、それ以外の者がどうなってしまったのかが不明のままだ。今回の場合では、変わらずマヤとクロちゃんが主役であったが、これはばなながそう望んだためだ。
これについては、ひかりちゃんはどうなるか知っていそうだ。3話で華恋を軟禁してオーディションを受けさせまいとした事にはきっと何か理由があるだろう。
今期は少女☆歌劇レヴュースタァライトが少女革命ウテナを思い出す名作の予感! - アニおと!!見聞録~アニメと音楽の個人ブログ~
私はレヴュースタァライト1話を見て、このような記事を書いた。
この記事では『これはただの美少女アニメじゃないぞ。タイプで言ったら「魔法少女まどか☆マギカ」のような化け方をするアニメと読んだ。』と書いた。
例えばまどマギを例に上げると、ほむらちゃんは目的があって幾度もループを重ねていた。ただ、レヴュースタァライトの場合は大場ななによって「ループ自体が目的」であったところで違っている。
そしてそのループに割り込んできたのがひかりちゃん。これまでのループでどうだったのかはわからないが、ひかりが現れた今回のループでは第100回聖翔祭でも同じ「スタァライト」の再演を望むあまり、5話で他の裏方担当の生徒と主役をマヤとクロちゃんにするよう言い争っていた。
これまでのループではマヤとクロちゃんが主役であったが、ひかりちゃんが現れたことによってバタフライエフェクト的にこれまでのループと違った展開になっているのかもしれない。それがゆえのばななの焦りのような行動が見られた。
また、キリンとばななが向かい合っているシーンに割り込んでいた事から、ひかりちゃんはオーディションの詳しいことも知っているような雰囲気だ。今はまだ天然お世話焼かれ残念クール系美少女キャラといった感じだけれども。
今回、EDの「Fly me to the Star」は誰も歌っていなかった。これは、ななが現在オーディションに参加していない=舞台に未だ立っていないために歌っていないということなのだと思うが、OPやEDで衣装を着ていることから、まだこれから参戦するということもありえなくもない。マヤが「素晴らしく伸びる声」と評していたのでななの歌声にも興味あるし!
いやー、これからもまだまだ楽しみですな!レヴュースタァライト!!ばななの闇っぽい部分が描かれたけれどこれから対峙しようと思ったら華恋にとっては強敵になるだろうね。なんたってマヤでさえ敵わなかった相手なのだから。楽しみにしておこう「輪廻のレヴュー」を。(予想)
ところで余談なんだけれど、
オタクは初めて見たループもの作品を親だと思ってしまう
— すしたろう (@firemagma) 2018年8月29日
こんなツイートがバズっていた。
オタクはループものが好きってはっきりわかんだね。私が初めて観たループものはエンドレスエイトだったのでいわば毒親だが、レヴュースタァライトはどうなるんだろうね。
新野のC94戦利品紹介 3日目 アイマス・シャニマス編
新野です。わざわざ日程ごとに分けたけどコミケ3日目、アイマス本を買い漁りに行きってきたぞー!
この日から弟と合流したんだけど、朝ネカフェで目が覚めたら弟からめっちゃ電話きてて慌てて飛び起きました。寝坊と言うやつです。
で、8時位に国際展示場駅に着いて並び始めたんだけど、もうほとんど待機列の後ろの方だった。やっぱり3日目だから人が多いっていうのもあるんだけど、これなら10時に着いても良かったかなーと。
というわけで3日目です。
いもむや本舗-singleton
Twitterでシャニマス本の情報を探していて見つけたサークル。初めて紙袋もらったけどビッグサイトから出たら恥ずかしくてしまってしまいました。でもかわいい。クリアファイルとかもったいなくて使えないなあ。でもかわいい。
色紙は夏葉さん。シャニマスでは貯めに貯めた2万ジュエルを全部吸い込んで出てきてくれなかったので悔いの残る水着夏葉だけど、やっぱいいなー。でかい。色紙ってだけでちょっと特別な感じする。
それと新刊はイラスト本です。水着イラストのまとめみたいな感じなのかな??欲を言えばフルカラーならもっと嬉しかったなあ。
偽住所不定
なかむらたけし (@nakamura_takesh) | Twitter
なかむらたけしさんはアクアプラスのイラストレーターさんらしい。全然ギャルゲーエロゲー界隈に疎い私でも知っている「ToHeart 2」などで原画を担当されている方なのだとか。
イラスト的には正直今回買った中では1番好きだった。というか、シャニマスがとかそういうの関係なくただなかむら先生の絵が好きってだけかも。
霧子さん pic.twitter.com/pMd22ObNQJ
— なかむらたけし (@nakamura_takesh) 2018年7月30日
ふおおおー!!!かわええー!!めっちゃキレイなイラストだ!
褒め言葉なんだけど、水着姿が「エロい」というよりは「キレイだ…」「美しい…」と溜飲を下げるような感想が出てくる。ファンになってしまったかもしれない。
爽快★STAR
こちらもTwitterで情報収集していて見つけたサークルさん。
表紙を見て、めちゃくちゃイラストがゲームのまんまじゃんと思って興味が出た。実際に読んでみてもそうだし、やっぱ私自身シャニマスの日常系漫画に飢えているのでこういう感じのはオアシスなんですよね。
放クラは新野のイチオシユニットなんで、その点でも嬉しい。
果穂とちょこ先輩の関係好き。プロデュース中は悩みを抱える普通の女の子なのに、果穂や他のメンバーがいると先輩モードというか、まとめたりしてくれるのがちょこのいいところ。合宿イベントから、放クラ好きになった人も多いのでは。
サン年サン組
今回AS組が題材になった本で唯一買ったもの。いや、正直言えば全部買いたいんだけどお金がないからね…
ネタバレはしないけど、一夏の切ない話、みたいな。劇中劇にしろ、真と雪歩の関係性があってこそのストーリーであるのよな。良かった。
あとがきまで読んで、こういうストーリーに耐えられるのがアイマスキャラの強いところだなあと。ゲーム上ではプレイヤーと彼女たちは、ともにトップアイドルを目指す仲間であり、言い方によっては攻略対象であったり、コンテンツ全体で見ればただそこにいるキャラクターであるからこそ、どんなストーリーでも演じることが出来る。
だから私はアイマスの、色んな方々の同人活動も含めた全てのコンテンツが好きです。
こんな無限の楽しみ方があるアイマスの裾野が、シャイニーカラーズで更に広がると思うと胸が踊るね。
まとめ
というわけでコミケ3日間の戦利品でした。いや、全て買って良かった。語彙力がなく魅力が伝えきれないのが申し訳ないが、各書店で委託販売されているものも多いのでぜひ探してみてほしい。
特に3日目は周りみんな男の人だらけで、しかも人口密度がこれまでの比になってなかったので過酷では会ったけれど、良い思い出になった。
売り切れで入手できなかったものも多いので、またイベントがあれば行ってみたいな。
名古屋近辺でももっとイベントやってほしいものです。それでは。
新野のC94戦利品紹介 2日目 ガルパン編
さて、 戦利品まとめ2日目。
2日目は正午くらいにとあるイベントに行く予定があったのであまり回れなかった…
1日目の記事でも触れたけどARIAとかいろいろ好きなアニメの島もあったっぽいので行けなかったのは残念。
購入できたのは普段ピクシブとかツイッターで見させてもらってるガルパンの同人くらいだったな。
しかしコミケって本当に色んな人がいるんだなと。私は新橋駅からゆりかもめで始発で向かって、新橋駅の時点で満員だったので諦めて次の電車に乗る人も多かったのだけれど、国際展示場駅につくまでの間にそれを知らない人がすし詰めの車内に無理やり入り込もうとしてきたのがきつかった。
満員の車内に屈強なオタクが入り込み、周りのオタクは萎縮してスペースを開け、
満員の車内に家族のオタクが入り込み、周りのオタクは4人分のスペースを開け、
満員の車内にヤバイオタクが入り込み、周りのオタクは怖がってスペースを開け、
やっと到着したときには雪崩のようにエスカレーターを下るオタクの波。
日本にはこんなにオタクがいたのかと驚愕したね。あとオタクよ、頼むから満員の車内でタブレットでアズールレーンをやらないでくれ。オタクからのお願いだ。
というわけで戦利品は3冊だった。
始発で向かって3冊かよとは言わないでくれ。次の予定があったので仕方がなかったんだ。
では感想です。(サークル名敬称略)
やみやーま
プリンアラモード@☀🐻🦀🐰🐬🌲 (@Purin_a_La_Mode) | Twitter
プリンアラモードさんのサークル、やみやーまさんの新刊。
このサークルは冬コミで友人に頼んで新刊を買ってきてもらったんだけれど、ガルパンの日常ギャグ本はいくら読んでも飽きないね。
内容はプリアラさんが最近VtuberにハマっているのでエリカとVtuberがあったりとか、ノンナ禁止区画とか内緒でプリキュア見に行くエリカとか、ショートギャグマンガ3本。
ガルパンの同人界隈だとエリカのポンコツ感がとても良いのですわよねえ。アニメだとみほに対して微妙なライバル意識みたいなものを燃やすクール系真面目美少女だったのにいつからこんな扱いを受けるようになってしまったんだろう。劇場版だとアイスバインとグリューワインとか言ってだいぶアホっぽかったけど。
Twitterとか同人活動している絵師さんとか、新野はめちゃくちゃリスペクトしてるんだけど、プリアラさんはフォロワー数とかRT数とかめちゃくちゃ気にしてて良い意味で「俗人だなあ…(良い意味で)」と良い意味で個人的に応援している。
リス小屋
リス小屋さんから新刊とまとめ本を購入。壁サーだったけれど比較的スムーズに購入できた。
リスくんさんはガルパンで微百合のギャグ本をよく書いている人。
「ガルパンまとめ本」の方は、リスくんさんのPixivでだいたい読めるので気になる方は是非チェックしてみて。
ちなみに、まとめ本では多分描き下ろしがあって、1連の事件の黒幕とかが判明したりして楽しかった。表紙のみほの体つきえちえちすぎるぅ…。あ、ちなみにエロは皆無ですよ。
新刊の「押田と安藤と逸見と秋山本」は、最終章第1話からBC自由学園の押田と安藤が登場し、そこにエリカと秋山殿が偵察に行く話なんだけど、めっちゃ絵上手くなってる…!
Pixivで過去作とか見ても、なんかここ2年でめちゃくちゃ絵がうまくなっててしゅごい。いやもともと上手だし基本的にフルカラーなのすごいと思うけれど、それにしたって。なんだろう鉛筆ツールじゃなくてペンになってるからそう見えるのかな?
ギャグはギャグとして、ストーリーがスッキリまとまってちゃんとオチがあるのが好き…こういうの薄い本ならではというか、30Pくらいで一冊としてまとめるのが上手にできてて、それでいて続きが気になる本って良いよね。私がこれまでニワカなりに買ってきた薄い本でも、スッキリまとまってる本は続編とかも安心して買えたりするのよね。
まとめ
というわけで2日目のまとめでした。
ガルパン最終章の第2話は来年らしい。ちょっとインターバル長すぎやしませんかねえ。とはいえ急いで作ってガルパンの音/映像/キャラ/ストーリー/演出の五角形パラメーターが一つでも凹んでしまうのはもったいないので、ゆっくり作って良いものに仕上げてほしいね。普通にこのまま行けば第6話の頃には10周年とか迎えちゃいそうだ。それまでガルパン同人界隈も賑わっていてほしいものだなあ。
コミケ初参戦!!新野のC94戦利品紹介 1日目
新野です。はるばる東京旅行に参りましてコミックマーケットに初参戦してきたよ。本当なら3日間とも毎日更新する予定だったけれど、あまりの熱気に当てられて、ひたすら歩き回ったのでネカフェにたどり着いたときには疲れ果ててそんな気力が残っていませんでした。あまりの猛暑でしたので、もうしょわけない。つって。
というわけで3日間参戦したので戦利品もたっぷり。今回は購入させていただいた物を作者様に敬意を評しつつ、サークルごとに紹介しようかなという記事です。(敬称略)
というわけでまずは1日目!初参戦なので気合を入れて始発組だ!!
2日目以降が同人誌など紙媒体が多い中、初日はCDやメカメカしいもの、ボードゲームなどが多い印象。私は購入しなかったけれどボカロPとか、オリジナル曲を頒布している方も多かったかな。それと、なんと言っても東方だけで東ブースのかなりの範囲を占めていたのがね。さすがジャパニーズクトゥルフ神話と言ったところだろうか…
というわけで戦利品は以下の通り!順番に紹介していくぞ。
スプーキー・E
まずはハライチ岩井勇気が主催するサークル、スプーキー・EのコントCD!!
このCDは岩井さんが作成したコントを声優さんに読んでもらうというコンセプトでリリースしているCD、C94では2作目を頒布ということで開幕ダッシュしたぞ!
肝心の内容は外付け光学ドライブを持ってき忘れたので未だ視聴できていないが、入手できて嬉しい。
1作目が石田彰さんと関智一さん。すごいコンビだな…。ガンダム好きな私的にはアスランとドモンのコントということになる?ならないか?
1作目が売っていることは知らなかったので当日並んでいるのを見て即購入致しました。
2作目は下野紘さんと梶裕貴さん。しもかじってやつです。ふたりともラジオ、ハライチ岩井勇気のアニニャンに出演していたこともあり、番組では多少ですが裏話にも触れられていました。というか、岩井さんは毎回アニニャンのアポ力に驚かれていますが、リスナーとしてはコントCDに出演している声優さんをみているんでもはやそのアポ力は岩井さん自身の力なんじゃないかと思うんだけど…
単純に私がドファンということもあって、岩井さんに10秒ほど会話できただけでもめちゃくちゃ嬉しかった。事前に言おうと思ってきたこと何も言えずに、「アッアノ…オッオウエンシテマス…ラジオ…アッ、ドモッス…」みたいな感じだったけれど。この瞬間のために東京来たと言っても過言ではない。
2時位まで頒布物残っていたらしいので、遅く行けばもう少しゆっくり会話できたのかもなと後悔。いや、これ以上会話してたら浄化されて砂になってた。
東京電機大学二部オーディオ部
TDU二部オーディオ部(@nibuoodhiobu) | Twitter
目当ての品を入手して何気なく探索していたら発見した、東京電機大学オーディオ部の活動広報誌なるもの。こちらは無料で頒布されていた。
仮にもオーディオマニアな私は、サークルのブースに分解されたAndromedaがあることに驚き、二度見してしまった。AndromedaとはCampfire Audioというメーカーの14万円する超高級イヤホンで、まあどんなものかというと上の広報誌の表紙に写っているイヤホンだ。
聞くところによるとどうやら偽物、というか中国のイヤホンメーカー、KZによるZS6という機種らしい。びっくりした~。
KZのイヤホンは3,4年前にいくつか購入したことがあるが、1000円程度にしては(個人輸入の手間はあるにしろ)なかなか悪くないものだったな、という印象。当時から有名メーカーのシェルを丸パクリしたデザインのものが多かったけれど、まさかAndromedaのパチもんまで出しているとは…
活動広報誌ということで、オーディオ部の方々がイヤホンのリケーブルをしたり、ヘッドホンをMMCX端子に換装したり、シェルだけよそから持ってきてイヤホンを自作したりといった内容。読んでいてめっちゃ楽しい。完成度とかともかく、完成させるっていうのがまず最高だし、私がもし東京電機大学に通っていたら絶対に入部している。なぜうちの大学にはオーディオ部がないんだ。わたし程度の知識(電気工学生の落ちこぼれ)ならなんとか理解できるものだったので面白かった。
Blue Records
ELIE@BlueRecords (@BlueRecords246) | Twitter
ARIAのアレンジCD。C94では赤いジャケットの方を新譜として出していた。
こちらもなんとなくふらふらーっとしていたら発見。というか、ARIAのCDあるんだ!!という喜びよ。
ギター二重奏でARIAで使用された楽曲を収録している。JASRACとかそういう権利料と、CD代、包装、ジャケット代を考えると実際破格。
もともとBGMはChoro Clubによるギター演奏が主だったが、Blue RecordsさんのCDではギター二重奏で統一しているので原曲からピアノを除外されていたりピッチの変更があったりというアレンジがされている。良い。
OPとEDも収録されていて、特に1作目に収録の「Rainbow」は(ARIA好きな人はみんな好きなんだけど)今でも聴きまくるくらい好きな曲なので、ギターアレンジVer聴けて曲の新しい1面を見られたというか。
今更知ったけれど天野こずえ(ARIAの作者)オンリーイベントが11月にあるらしい。行きたいけれど行けない。しかもコミケでも2日目にARIA島があったらしい(時間なくて断念)。まあそれはそれとしても、未だに愛されている作品なのだなあとしみじみ。
そういえばこのCDジャケットと、収録曲を見て、
新野「これは3作目もありそうですね…?」
作者様「勿論です…!」
という会話をした。きっと冬コミか、あるいは来年の夏コミではアリスがジャケットで、黄色基調で、3期の楽曲のアレンジCDが出ることでしょう。買いたい。「金の波 千の波」なんかはギターアレンジにするとまた一風変わった出来上がりになると思うんですがいかがですかね…!
ANIPLEX
企業ブースではANIPLEXに行ってきた。初日に行ったんだけれどすごい列だね!!アニプレはそうでもなかったんだけれどその周りは外まで行列ができてた。コミケ限定グッズとかあったらまあ確かに欲しいものな。
私はダリフラグッズを購入。このブログでも感想記事を毎話アップしていたし、思い入れのある作品なので。というのもありつつだけれど、単純にグッズめちゃくちゃ良くない??
私が購入したのは矢吹神のコミックス版メイキング本。当然だけれど集英社って書いてあった。メイキングだけあって、無修正ですよ!!無修正!!
矢吹神は下書きで書いた乳首を掲載の際に泣く泣く修正しているのかと思うと、クるものがあるよね!
それとTwitterフォロワー5万人突破企画のキャップ
【コミケ94商品紹介③】
— アニプレックス GOODS TEAM (@ANIPLEX_GOODS) 2018年8月6日
同じく、「ダーリン・イン・ザ・フランキス」より『フォロワー5万人突破プレゼント企画 オリジナルキャップ』をご紹介!
フェイス部分のロゴマークはこだわりの3D刺繍です!
岩崎将大さん(TRIGGER)描き下ろしの購入特典はアクリルチャームに!#ダリフラ #C94 pic.twitter.com/EEZejRwGei
これめっちゃくちゃカッコよくないすか!!私は普段アニメ好きを隠している以上、こういう一見してアニメグッズだとわからないグッズとかが最高にありがたい。Tシャツもそうだったけれどダリフラグッズはめちゃくちゃオシャレなので普段づかいも出来るし、作品愛も感じる逸品。東京旅行中は(髪型もセットできないので)ずっとキャップかぶっていたけれど、普通に紫外線遮ってくれるし便利。
ちなみに、3日めにもう一度訪れたのだけれど、キャップだけ売り切れていました。ゲットしといて良かったー。公式通販で再販するらしいので、ほしい方はアニプレの通販サイトをチェックしてみては!
まとめ
というわけで1日目のまとめはこんな感じ。
私はほとんど西側ブースを見て回ったけれど、CDだったりダウンロードのURLが書いてあるカードだったりと紙媒体以外で配られているものが多かった。
紙媒体で配られているものもいわゆる漫画とかイラスト本ではなく、指南書だったりしたのが面白かったかな。
1オーディオファンとしてはここ最近CDの存在意義に頭を悩ませていたけれど、こういうイベントで音源を頒布するときは物理媒体の存在が作者様と購入者を手渡しという形でつないでくれるのでちょっと見直しました(?)
2日目に続く!
1万円前後の完全ワイヤレスイヤホン5種を試聴して音質比較してみたin2018
今やイヤホンといえばBluetoothの時代!
各社がこぞって新製品を出しているが、とはいえ価格と音質の釣り合いが取れているかどうかと言うと、例えばこれまで散々音質評価されまくってきた有線イヤホンよりも音質的には劣ってしまっているため、新しい指標を自分の中で作って評価しないといけない。
というわけで1万円前後の、「ん~??何だこのメーカー」っていうイヤホンを比較してみようと思います。
ちなみにですが、この記事では充電何時間持つとか防水性のがどうとかは一切書きませんので、それらが気になる方は製品のリンクページに飛んでください( ´∀`)
COWON CF2
まずは韓国のポータブルオーディオメーカーCOWONのBluetoothイヤホン、CF2です。
- タイトな低音
まず特徴的なのが非常にタイトな低音を響かせてくれること。
ロックでもポップスでも、ダンス系の音楽でもやっぱりバスドラがタムタム跳ねると、聞いていてノれるので私の好きな傾向です。耳全体に広がる感じがあって好ましかったです。ただ、音域バランス的に低音がすべてを支配しているというわけではいです。
- 高音は前に出てこない
一方、高域はあまり前に出てくるタイプではありませんでした。ハイハットなども、あくまでリズムを作る程度の感じ。きらびやかでよく伸びる高域、というわけでは全然ないです。
低音と比べて高音ではこのような傾向にあったため、全体的にドンシャリという印象は受けませんでした。これくらいのバランスが好きな人も多いと思います。
- コンパクトで軽量な筐体
公式サイトでも大きく取り上げられているのだけれど、このイヤホンは4gというめちゃくちゃ軽い仕様になっています。
耳にそのまま入れるものなのでやはり軽いというのは重要です。実際使ってみても耳に違和感がなく、装着感が良かったです。
加えて、装着感という点では非常に小さなイヤホンであることも特徴的です。
ともすれば耳全体を覆ってしまうイヤホンも存在する中、殆ど耳穴周辺にすっぽり収まってくれるコンパクトサイズは本当に使いやすい!!写真で見てもよくわからないと思いますが、実際これほど小さいのはユーザーからしてめちゃくちゃありがたい
nuforce free5
据え置きのDACやアンプなどにも定評があるnuforceのイヤホンです。オーディオメーカーとしての実力は十分だけれど、ことイヤホンになるとどうなるか!?
- そつのない丁寧な音
全体的に感じたのはそつのない丁寧な音であること。全域が良いバランスで出ていて、解像度の点でいえばCF2よりも上回っているような??価格帯としてはちょっと上になる分上品な音が出ていました。
- ズンズンとした低音
音域のバランスとしてはフラットですが、低域は印象としては沈み込むよな低音に感じました。バスドラもベースも沈み込んで、落ち着いた印象を受けました。という点で、派手さはないですが全体的に上品な音という感じですね。
- 筐体のデカさよ
でかいです。写真で見るよりもでかいです。特にCF2の後だと特に大きく感じる。
重量に関してはそれほど気にならないものの、やはりサイズが大きいぶん装着感が若干損なわれている印象をうけました。
M-SOUNDS MS-TW1
M-SOUNDSのイヤホンです。特徴としてはこれまでの製品よりも安価というところ。価格を極めてどこまで音質を攻められるか。
- 接続は一瞬
まず,この価格ですが接続に関しては一瞬だったのに驚きました。安価な製品ってケースから取り出しただけじゃ電源ついてくれなかったり、接続までに時間がかかったりするもんですがこいつは優秀でした。
- 音は。。。価格なり。。。
音質に関してはあまり特筆すべきことが。。。というか価格なりでした。
3000円程度の有線イヤホンと同等の音だったので、勿論これぐらいあれば十分って言う人には、機能の面からしても上等だと思います。本体もそんなに大きくないので装着感はいい感じです。
NURAL NT01
- 深い低音
低音自体はズンズン系、やはり深いイメージになりました。この価格帯になると低音でも上質な感じがして良いですね。
とはいえジャンルを選ばない音でもあると思います。
- 解像度はそこそこ
解像度で言ったらそこそこ、という程度でした。Bluetoothイヤホンの永遠のテーマとして優先に比べて解像度が劣ってしまうことが挙げられるのですが、この点に関しては有名メーカー(SONYやオーディオテクニカ)の方が実力を見せてくれますね。価格コム上位陣の中にありつつも、残念ながらNT01は解像度に関してはそこそこ、といった程度でした。
- 大きな筐体だけれど装着感は○
NT01はどちらかと言うと大きめの筐体ですが、公式サイトを観てもらえば分かる通り特殊な構造になっていて装着感はなかなか良いです。
大きな筐体ということはバッテリーなどの点で有利ということでもあるので、それに加えて装着感も備わっているのがBluetoothイヤホンとしてのベストの形かもしれません。
SONY WF-1000X
いわずとしれたBluetoothイヤホン界の王者
- 厚みのあるおと
価格帯としてもこれまで紹介してきたイヤホンより1~2ランクくらい上ですが、このレベルになると低音がどう、高音がどうとか以前に音の厚みが違います。非常に重厚でもあり、聞きやすい音。ポップスもロックもWF1000Xの色にしてくれます。っていうのはSONY製品全体の特徴なんだけれど、ともかく高級感がある。
- 解像度もある
現状、Bluetoothイヤホンの最高峰でもあるので解像度に関しては他のイヤホンよりもあります。もちろん有線の2万円の機種と比べたら比べ物にならないと言ってしまえるレベルですが。。。
- 装着感も良し
大きな筐体の割に装着感も良かったです。耳穴まわりがスッキリしているからですかね?接続も問題なく、使用に際してはやはり問題点もほぼなかったです。
まとめ
いかがだったでしょうか?スマートフォンがある限りイヤホンの需要は途切れないと思います。むしろこれからも様々なメーカーが参入してくるはず!Bluetoothイヤホン戦国期にはいろいろな特徴をもったイヤホンがありますねえ
私は買うならCOWOM CF2でしょうか?音質的にとても好みでした!皆さんの参考になれば幸いです!