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アニおと!!見聞録~アニメと音楽の個人ブログ~

アニメと音楽に関する個人ブログです。アニメやAV機器のレビューをします。

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ラノベアニメについて、「冴えない彼女の育てかた」を観て考える

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私はラノベアニメをあまり見ない。

私が中学生の頃、世はまさにラノベアニメ黄金期であった。「デュラララ!!」「とある魔術の禁書目録」「バカとテストと召喚獣」etc…

 

ここに挙げたのはいづれにしても人気作品だし、中学生の私はこれまで知らなかった世界観にあふれていたこれらの作品にドハマリした。ラノベもいろいろ買い集めた。

 

それらの作品が全盛期を迎えてから、もう6、7年ほどになるだろうか。

別に避けていた理由があったわけではないけれど、高校生になって見るアニメの傾向がキャラクターが可愛いアニメからSFやロボットアニメに移り変わっていったことで、次第とラノベアニメは見ないようになってしまった。

 

 

先日、ハライチ岩井勇気のアニニャンという私が毎週聞いているラジオがあるのだけれど、その初ゲストとして松岡禎丞さんが出演していた際に「冴えない彼女の育てかた」の話題が出ていて、それを弟に推められたのがきっかけで見てみることにしてみた。

 

冴えない彼女の育てかたのあらすじは以下のようだ

春休み、アニメグッズ購入費用を得るためにアルバイトしている高校生・安芸倫也は、桜の舞う坂道で出会った少女に興味を抱き、彼女をメインヒロインのモデルにした同人ゲームの作成を思いつく。1か月後、倫也はその少女が名前すら知らないクラスメイト・加藤恵であることを知った。
筋金入りのオタクだがイラストもシナリオも書けない倫也は、同学年の美術部エースで隠れオタクの新進同人イラストレーター・澤村・スペンサー・英梨々と学年1位の優等生の先輩で人知れず新人ライトノベル作家として活躍している霞ヶ丘詩羽を誘い、恵の協力でなんとか同意を取りつけ、コミケ参加を念頭にサークルとしてゲーム作りを始める。

-wikipediaより引用

私が脱オタ・受験と離れているうちにいつの間にかラノベアニメの存在が変わってしまった。やたらと増えた「ゼロの使い魔」に端を発する異世界転生モノと、学園ハーレムものがいつの間にか大勢を占めるようになっていた。

冴えカノはそれで言えば俺妹のような、オタクを主人公にした学園ハーレムモノの作品だ。深夜アニメというものはオタクが消費するものだし、そのオタクが主人公の物語というのはあって然るべしだ。

そもそもオタク主人公というものが私にとってだいぶ引っかかるものだったのだ。オタクが書いたオタクの物語をオタクが消費するという過程にオタクが入り込みすぎてて、もっと言えばそんな主人公に感情移入することがあまりできないと言うか、普段オタ隠しに勤しんでいる私にしてみればそんなにオタクをオープンにしている作品を見てかつての自分を思い出すというような、共感性羞恥のような感情になってしまうのも嫌だったし、現実世界でよくいる声が大きいオタクみたいなのが生まれる要因がこういう作品にあるんじゃないかなとも思うし、そもそももう成人していい年して萌えアニメ(死語)を見るのもなあと思ってあまり率先して観ようとは思わなかった。でも、観た。

 観た結果…

くっそかわいい~~~~~!!!

どのキャラもめっちゃかわいい~!

もういろんなキャラクターが出てくるけど、どれもテンプレかっていう位いろんなキャラが出来てて好き!!

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霞ヶ丘詩羽先輩はわかりやすく天才肌でSっけというか年上ならではの余裕がありつつ、プライドと実力を兼ね備えているって感じで好き!あと、学校にあまり友だちがいない、作る気がないみたいな女性が個人的にカッコよくて好きなのでそれで言ったら非の打ち所がないキャラだった。

2期の終わりにプライドを打ち砕かれ震えたり、普段は軽口を叩いている安芸倫也くんに対してサークルを離れる旨を話すシーンや、過去に自分の作品に意見を貰おうとしたとことか感情を表に出すところでもまた新たな魅力があって好き。やっぱクール系美少女キャラは最高だな!

因みに、どこでとったアンケートかわからないけどCV.茅野愛衣のキャラクター投票で3位だったらしいですよ。

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澤村・スペンサー・英梨々はもうわかりやすくツンデレみたいな感じで好き!というか萌えを理解している人間でここまでわかりやすいキャラクター嫌いな人いないでしょ。

幼馴染っていうキャラ設定も、安芸くんと離れることになってしまったっていうお互いがお互いに対して負い目を感じて居ながらも関係を続けている感じとか。

あとやっぱり年末に一人で別荘にこもって絵を描いていたとことか、自らの実力を伸ばすことに貪欲なところとか。安芸くんじゃないけれどそういうクリエイター精神みたいなのって受け取る側からしたら殿上人のもので理解し難いんだけど、サークル離れるときに倫也の近くだと成長できないと泣く場面とか、もうめちゃくちゃ健気で好き。

2期になると他のヒロインに輪をかけて多彩な表情を見せてくれていたのが好き。デフォルメチックなアニメーションがめちゃくちゃドハマリしてて最高。ただ、ここまで安芸くんとの距離が近くなったのにまた離れ離れになってしまうというのもめちゃくちゃ悲しい。本人の「幼馴染ポジション」に対する固執も可愛らしかったし。やっぱ幼馴染キャラは最高やな!

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加藤恵は立ち位置がめちゃくちゃ好き!というか、安芸くんの気持ちが私にはとてもわかるのだけれど、自分がめちゃくちゃ可愛いと思っている女の子ってプロデュースしたくなるよね!というかこのアニメってオタク版野ブタ。だったりする?

他のヒロインがわかりやすくアニメっぽいテンプレキャラで固められているのに対比して普通のそこそこ可愛い女の子っているのがとても良い。というかそれがこのアニメの肝になっているところだと思う。安芸くん風に言えば加藤は突然なんとなく髪型を変えたりとかアニメヒロインとしてはご法度みたいなことも平気でしたりとか、安芸くんが思いがけないほど情熱を持って物事に取り組んだりとか、無感情に見えてちゃんと心配したり怒ったりするところとか、人間味があって好き。アニメでは詩羽先輩と英梨々には個別イベントが有ったけれど加藤とはあまりなかったので、そのへんが続編では描かれるであろうということで満を持してメインヒロインの魅力を見せつけてくれるのかなと期待している。いや、今の時点でもめっちゃ魅力的だけれど

因みに私は、冬の加藤の髪型が好きです(ロングで下ろしてるやつ)。あの髪型に変えてめちゃくちゃヒロインっぽくなったし、というかああ言う女の子同級生にいたな~!って感じになってやっぱり等身大の同級生って最高だぜ!

 

他の女の子もみんな可愛くてみんなだいすき。ただ、アニメ的にはあまり他の女の子のルートが見えないのがなあ。この3人が圧倒的ヒロイン過ぎて。

マイナーキャラを愛する道ははてなく厳しいというのは色んな所で学んでいるので。ただ良いんだよなあ。美知留とかさ、いとこっていうちょうどいい立ち位置でキャラが付きすぎていないのも得点高いんだけどな。

とにかく女の子かわいいしストーリーも人間関係が絡まってて面白かったですよ!

真面目な感想

正直、最初はそこまでハマらなかった。オタクの主人公が居て、天才系巨乳現役ラノベ作家先輩と金髪ハーフツインテール貧乳幼馴染という、なにそのわかりやすいキャラ設定。しかも、両人とも主人公に好意を抱いてるって、あ~この感じラノベのハーレムアニメだな~!といった感じ。

まあ、もともと俺妹とかにドハマリしていた類のオタクではあったのでこういうアニメは嫌いではなかったし、懐かしい感じがした。

 

冴えカノに私がここまでハマった理由は、キャラクターの魅力ももちろんあるが、それよりは俺妹などのテンプレラノベアニメをメタ的に見せていたということだ。

このアニメの冴えないヒロインこと加藤恵ちゃん。彼女は決して主人公に惚れ込んでいるとかではなく、終始一般人の視点からわかりやすくテンプレされたオタクを演じる主人公を諭す、みたいな立ち位置にいた。

あくまでストーリー全体はテンプレラノベアニメの形を取りつつ、主人公のオタク的に暴走した行動やオタクの常識を突きつけられる場面、そしてご都合主義に対するツッコミ、そして決して主人公に靡かないポジションであった加藤の魅力が私を惹きつけた。

 

上で例に上げた「異世界転生モノ」で言えば、「この素晴らしい世界に祝福を!」がまさしく同じような立ち位置のアニメだった。

異世界転生という世界観の中で繰り広げられるのは現世での記憶や技術を頼りにしてヒーローになったり主人公だけの特殊能力で無双するわけでもなく、諦めて日常を送るという、「異世界転生モノ」をメタ的にプロデュースした作品だ。

 

「冴えカノ」も同じようにハーレムアニメのような体裁を取りつつ、加藤という主人公と一定の距離があるメインヒロインの存在がアクセントになっていたこと、そもそも主人公がオタクであるという時点でもハーレムアニメという世界観に対するメタ要素になっていることも相まって、胸焼けすることがなく観続けることが出来た。私はゴリゴリのハーレムアニメ観てると胸焼けがするんだ。

 

キャラの話で言えば、主人公の安芸倫也くんは本当に情熱しかない。情熱があっても技術と実力がはなく、自分を慕ってくれている女性に対する発言も全然的を射ていない。

ただ、自分の情熱に任せた行動を起こすので、それがきっかけで人間関係にほころびが生まれたりもするし、誰かを傷つけたりもする。そんな、デフォルメされたようなオタクであるのにもかかわらず彼の行動から生まれる亀裂の現実感があまりにも大きくて、それがストーリーの出汁になっている。全然頼れないけど好きな主人公に私の中でなってしまった。

 

その上で、ストーリーも学園青春モノって感じでよかった。

まあ2期までに関しては現役ラノベ作家の霞ヶ丘詩羽先輩と、現役人気同人漫画作家の澤村・スペンサー・英梨々という天才二人におんぶにだっこだったが、その中で各キャラにスポットをしっかり当てていた事と、2期の終わりでその2人がフェードアウトし、いよいよ主人公とメインヒロイン加藤の2人3脚を始めるところまでのお膳立てがうまい具合に整えられたことも素晴らしい構成だと思う。

 

そして、ここで続編が劇場版で制作決定している。

「冴えない彼女の育てかた」劇場版制作決定!! - News | TVアニメ『冴えない彼女の育てかた♭』公式サイト

私は完全に後追いになってしまったが、どうやら劇場版が公開するらしい。最近は本当に劇場アニメを見るために映画館に走ることが多くなってしまったが、私としては当然これも見ることになるだろうな。

 

冴えカノを見た結果、どうやら私の中でラノベアニメとの折り合いが多少は付いたようだ。ストーリーの中で様々なイベントを経ていくうちどんどんキャラクターが好きになっていく。これはどちらかと言うと懐かしさのようなものもあるが、アニメを見て最近はこういう楽しみ方を出来ていなかったなあと思ったぞ。

映画も楽しみにしています。いまさら冴えカノを語ってみた新野でした。

劇場版「フリクリ オルタナ」各話解説と感想と考察【ネタバレあり】

 

オルタナを観て以降、OVA版を見直したり、監督のインタビュー観たり、パンフレット眺めたりしているといろいろなことに気づいたりする。

と、いうわけでこの記事ではオルタナを観て私が気づいたことや感想なんかを各話ごとにまとめてみようと思うよ。ガッツリネタバレするつもりなので未視聴の人は注意です。

 

この記事ではわかりやすいように、OVA版とオルタナとの差異について着目してみようと思う。勿論監督やスタッフが違うのでいろいろ異なる点も多いが、いずれについても作品を深く考える上ではわかりやすくまとまるかなと。

 

それでは早速参りましょう。ちなみに私は映画をまだ1回しか観ていないし、残念ながら劇場先行販売のBDも入手出来なかった。が、可能な限り覚えていることを書き連ねることにしよう。

記事中の画像はいずれもPVから拝借しています。

第1話「フラメモ」

まずは第1話から。フリクリのサブタイトルにはどれも意味が込められていて、しかもそれらはOVA版の場合は監督が思いつきで付けたみたいなタイトルがあったりする。

そういうのを考えた上で「フラメモ」というのは、まあフラッシュメモリーのことなんじゃないかな。電子機器の話で言えば、フラッシュメモリというのは他の記憶媒体に比べて記録速度は早いものの、使い続けるとやがて寿命を迎えてデータが蒸発してしまう。転じて、今をものすごいスピードで生きている彼女たちの高校生活も、永遠には続かない、みたいな意味なのだろうか。

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秘密基地「ハム館」でのカナの一コマ。ジェンガの興じているシーンだが、カナの持っているジェンガには「never knows best」の文字が。前作1話でマミミが咥えていたタバコに書いてあった文字だね。

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OVAでのシーン

この文字の意味、「何がベストかなんて誰も知らない」。OVAでは一見してナオ太に対しては軽く振る舞っていたマミ美の、内心での諦めのようなものを表していたことが特徴的だったが、オルタナではそれとは真反対の性格のカナが持っている。

上でフラッシュメモリの話をしたけれど、終わりゆく学生生活を前に何をするべきなのかというのに正解がない、という意味なのだろうか。とはいってもカナの表情を見るに、学生生活が終わり始めているということすら気がついていないようだが。

そんなカナの前に現れたハル子が言ったのがPVでも特徴的だった「セブンティーンはさ、待ってくれないよ」という台詞ね。

公開後なんかはよくインタビューで、OVAのハル子とオルタナのハル子は違っている(違うように作った)というのを聞くけれど、私の感想としてはちゃんとOVAの頃の雰囲気が変わらずあってよかったなあ。というか、他のキャラが普通の高校生なのに対してハル子だけOVAの頃の雰囲気のままだったから逆に浮いてたりしたよね。そのへんは、話を進めていくごとに他のキャラもだんだんハジケて来たように思えるけれど。

まあ、作品としてバチバチに固められているというよりも進めていくうちにキャラが固まってくる感じも、ある意味でフリクリっぽいかなと。

 

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1話でのビックリドッキリメカはこいつ。 PVで観てうっかりこいつがラスボスかと思ってたけどそんなことはなかったね。

ちなみに大前提の話、ハル子はそこかしこの人間の頭をぶっ叩いてN.O.を開いて、そのNOのチャンネルをメディカルメカニカに繋げてメディカルメカニカに捕まっているアトムスクを引っ張り出すために活動している宇宙警察の捜査官なんですよ。(旧作ではそう)。

因みにN.O.がなにかということについてはオルタナでは親切に1話でちゃんと解説してくれた。右脳と左脳の間からなんか物体を持ってくるという技術?のようなもの。

N.O.はその人間によって出せるものの大きさだったりモノだったりが変わってくるが、カナのN.O.からギターが出てきたって言うことはハル子的に言えば「当たり」というわけだね。前作の感じからして。N.O.の素質がないと今回の神田やOVAアマラオのようにしょぼいもんしか出せない。

オルタナではハル子の明確な目的については語られていないけれど普通で言えばナオ太と別れた後もアトムスクを探しているわけだし、そこで目を付けたのかな。

ただ、OVAではナオ太の頭がメディカルメカニカに繋がったからこそ、カンチが出てきて、手の形をしたメカが出てきて、最終的にアトムスクも呼び出した。

が、カナの頭はどこに繋がっているのだろうか。

OVAラストでアトムスクはメディカルメカニカからナオ太を媒介にして逃げ出しているはずだ。と、いうことは今回の場合宇宙の何処かにいるアトムスクを連れてこようとしているのかな?

オルタナでは(恐らく意図的に)あまりハル子の目的については語られていない。これは、OVAを見た人ならその行動原理を知っているであろうということでもあるし、OVAと別個として考えても作品自体がハル子が主人公ではなく、リアルな高校生を題材にしたSFのように風呂敷を広げたかったからなんだと思う。

 

第1話はカナとハル子の出会いに、オルタナでの重要なアイテムである「ロケット」をさらっと絡めたといった話でした。

ちなみにカナの頭から出てきたのはFenderムスタングの67年型らしい。ムスタングというとアニメファンのあいだではけいおん中野梓が使用していたギターということで有名だけど、実はフリクリにおいてFenderのギターが登場するのってなにげに初めてなんだよね。有名メーカーなのに。

OVAでハル子が持っていたRickenbackerのベース、ナオ太の”バット”Gibson フライングV、アトムスクGibson EB-0 61年型。

で、今回Fender ムスタング。因みにPVで見る限りプログレでは同じくFenderストラトっぽい見た目のギターが出てきてるね。詳しくないからわからないけど。

第2話「トナブリ」

今回のサブタイトルはわかりやすい。「大人ぶり」縮めてトナブリ。

ヒジリーをメインに据えた話で、年上の彼氏と大人な関係を持っているヒジリー流石おっとなー!かと思いきや実は大人ぶっていただけでしたという話。

因みに大人ぶるというのはOVAでは全体のテーマのようなものでもあった。マミ美と河原でクラスの友達に言えないようなことをしつつ、学芸会なんて子供っぽくてやりたがらなかったり、突然現れたハル子に振り回されて街を守ったりした自分に自惚れたり…

ナオ太の場合はそんなことの結果、最終的にハル子からの誘われるも、たっくんはまだ子供だからと置いていかれ、”面白いことなんてなにもない”街で普通に過ごすというエンディングに至ったわけだ。

余談だが一方、ニナモリは3話のラストで普段はコンタクトなのに舞台の上でメガネを掛けていたことから、大人ぶらなくても良いんだ、という結論に達した描写がされている。

 

ただ、オルタナの場合は高校生だ。大人と子供の狭間にあると言っても良い。

 

2話ではメディカルメカニカのアイロン施設の近くに止めていたトシオの車が、施設内の電灯からの怪電波によってトランスフォームしてしまった。勿論メカアクションも観ていて面白かった。しかし怪電波でメカを自らの傘下に改造出来るのか。それはオルタナ初出の情報だなあ。

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ギターを銃のように扱う描写はOVAでもみられた

今回カナがN.O.で呼んだのはハル子のキッチンカーだ。うーん、これはますますカナのN.O.がどこに繋がってるのかわからんなあ。チャンネルの塩梅がいまいちっつ~か。みたいな感じ?しかし、3話でメディカルメカニカの機械を引き当てたときにハル子が「ハズレ」と言ったことを鑑みるに、どうやら現在はアトムスクはメディカルメカニカの中にはいないということは間違いなさそうだ。

 

2話はヒジリーがトシオを振ってエンド。トシオの「聖ちゃんは大人だと思ったのになー。つまんねー。」みたいな負け惜しみのような台詞も、逆に子供っぽく見えるね。高校生が大人と子供の狭間ではあるけれど、大学生だって似たようなもんだしな。

 

ところで、途中でハル子がトシオとらぶり~んな感じになるけれど、結局最後は隙を見て頭叩いてN.O,使おうと思っていたんだなってことが明らかになっている。

第3話「フリコレ」

「フリコレ」。ファッションの展覧会みたいのものを~コレクションと言ったりするし、そういう意味でのサブタイトルでしょう。

OVAでは各話ごとに各キャラにフォーカスが当てられていたけれど(2話がマミ美、3話がニナモリ、4話がタスク)、同じようにオルタナでもそれぞれメインに取り上げられるキャラが変わっていくようだ。

第3話ではファッションデザイナーを目指すモッさんのはなし。高校生を題材に挙げたときに、テーマとしてはいろいろあると思うけれど羅列してみると"恋愛"、"友情"、"部活"に続いて"将来"が出てくるのは当然とも言える。

 

まず、序盤の公園のシーンで「この公園、こんなに犬居たっけ?」という台詞がある。

OVAでも、ハル子は本部との通信にミュウミュウ(猫)を使用していた。それと同じように犬を通信に使っていたのだろうなと言うことが間接的に表されている台詞だ。

 

この話に関しては、どうもハル子の行動の意図が読めないんだよね。なぜファッションショーに割り込んだのか。なぜ蕎麦屋のマスターが一緒に現れたのか…。

ラップ部で本部への不満を垂れているハル子だが、その内容が今回の行動と関係があるのかもしれない。ないかもしれない。

 

モッさんというキャラクターは良い奴だなと言うのはわかったけれど、あんまりフリクリにもとめているのはキャラクターの掘り下げじゃないんだよなあ。とちょっと思ったり。

とは言いつつも、この話は5話の人間関係について関連する。モッさんとヒジリーがカナとペッツのように昔からの仲だということも明らかになった

で、これまで友情一辺倒だったカナ中心の物語に暗雲が立ち込める。というのはカナが倒れたモッさんに代わってバイトを肩代わりしていたことを責められているシーンだが、そのときにペッツとヒジリーの表情も心なしか「そりゃそうだろ」と言った具合で冷めた雰囲気だった。

私がオルタナで好きなのは、一見すると友情賛歌の物語なのだがその裏ではリアルな人間関係が(だいぶコミカルに描きつつも)展開されていたというところだ。

これについては5話で詳しく話そうと思う。

第4話「ピタパト」

第4話では部活の話。4話にしてやっとハル子の行動にある程度理解が及ぶようになった。ようはカナにまとわりついているのは、カナの感情の変化から生まれる強力なN.O.を利用したいということなのだろう。ということで4話ではわかりやすくカナを挑発している姿が見られた。

実はOVA版でも、3話のナオ太の部屋でハル子がニナモリに挑発(と言っても子供相手の)のような行動をしているシーンが存在したし、そういう行動は案外するっぽいね。

N.O.を利用するために感情を揺さぶるというのはどうやらカナには効果的だったようで4話で強力なN.O.の兆候が現れた。とはいっても兆候だけだったが。

因みに、OVA3話ではカモンの偽物といちゃついた姿をナオ太の前で見せることによってナオ太を動揺させ、最終的にバットという名のフライングVを引っ張り出していた。それと同じ手法ということだろう。

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体育館のシーンではハル子がベンチに横たわって「スラムダンク」を読んでいるシーンが見られた。色合い的に25巻か27巻だった気がする。一方で佐々木はボンボンでやっていたDANDANだんくを話題に出している。この漫画、マンガ図書館Zで配信してるので気になる方はどうぞ。

それと、この辺だったかな。出前用のベスパのナンバープレートが写ったシーンが有った。これまでもちょいちょい黄色い出前用のベスパは見切れてはいたものの、横側しか写っていなかったのでハル子の乗ってたアレかなあ。違うのかなぁといった感じだったので真偽不明だった。

が、ナンバープレートがキチンと「マバセ 56-56」だったのでOVAと同一のベスパであることがわかった。ちなみにマバセと言うのはOVAでナオ太らが住んでいた街の名前だ。OVAオルタナの時間軸についてもわかっていなかったが、コレではっきりとオルタナOVAの後の話ということが言える。

まあ、OVAで19歳と自称していたハル子が6話では「宇宙人は不老不死」と言っていたこともあるし。

 

小ネタの一方でキャラ同士の関係性については、ハル子と神田の過去について少しだけ語られた。OVAで言うアマラオのような存在だと思っていたが、アマラオよりは若干お互い対等な立場のように思える。因みにアマラオも神田も「入国管理局」の職員だ。アマラオに至っては管理官と呼ばれていたのでだいぶ立場上は上の人物だったようだが、一方で神田の時代では入国管理局自体殆ど機能しないほど人員削減が行われていて、神田も「仕事だから一応」不法入国のハル子を見張っていた。

ま、そんなことはおいといて、1番謎なのが、カナのササキへの想いがなぜ消えてしまったのかということ。

普通に受け取れば恋愛よりももっと大事にしたいことがある。友情とか。みたいな着地点も無くはないですが…これは何度か見たら見えてくるところかもしれない。

第5話「フリステ」

サブタイトルについてはペッツの行動のことだろうか?カナをフって捨てて火星に行く彼女の話だ。

カナはペッツの旧友であったはずなのに家庭の事情なども知らず、といった人間関係については描写されたとおりだ。ただ、ここをどう受け取るかは視聴者それぞれの感性によるだろう。

人によっては、家柄などを気にせずカナと付き合いたいというペッツの純粋な気持ちがそうさせた、と受け取った人もいるはず。カナに憎まれ口を叩いたのも、別れ際にそう言っておくことで別れを辛いものにさせないというような若いからこその間違った自己犠牲みたいな…。

ただ私の場合、やはりペッツとカナの間にはカナが一方的に距離を近づけているだけでペッツからは一定の距離感があったのだと思った。

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いや、それでもここで手を伸ばしたシーンで言えばペッツは本当にカナを助けようとした行動だとは思う。

事前情報ではわかりやすく友情なんかを全面に押し出していたり、PVでもこのシーンが使われたり、やはりそれに相違なく全体のテーマとしては友情というものが重視されているものの、これほど等身大の女子高生を描こうとしているオルタナ本編を見た上だと、ペッツとカナの関係性こそにリアルを感じざるを得ないというか。

ペッツがカナに「うぜーんだよ」と言ったようなことは実際の人間関係でもよくあることだ。仲良くつるんでいると思っていた友人に本当はどう思われているかなんてわからない。

ここで手を伸ばしたのは、そんなカナのことを本心では嫌っていたわけでない、うぜーとは思いつつも一緒にいる時間が長かったことで結局の所そこに友情が生まれていたというのに気がついたシーンなのではないか、と私は思った。

だからこそ、火星に出発するまでにモッさんとヒジリーからはそれとなく持ち物を交換しあっていたものの、カナに対してはこれまでは交換するつもりがなかったが、最後の最後気絶しているカナとヘアピンを交換した。ということなのでは。

個人的にオルタナがここまで私に刺さった1番の理由が、浜辺でペッツの火星行きがなくなったと気絶しているカナが夢に思うシーンだ。

現実では前述のようにペッツは火星に行ってしまう。どこまでもハッピーエンドを目指した物語ならペッツの火星行きがなくなってめでたしめでたしという友情賛歌で終わりだが、オルタナはそんなカナの愚直さ・滑稽さと、ペッツが離れてゆく現実とのギャップを映し出すシーンとして使われている。私のように(あるいはペッツのように)カナの何も考えずに1直線な性格について疑問を浮かべていたような視聴者であればなおさら好きなシーンなのでは。

 

因みに小ネタだが、5話か6話で神田の入国管理局のシーンで地図上にピンが立っているシーンがあるが、どう考えても実際の世界地図とは違い一つの大きな大陸となっていたので、カナの時代では地球はその様になっているということだ。

第6話「フルフラ」

「フル・フラット」略してフルフラ。OVAでは動くまで至らなかったが、メディカルメカニカのプラントがついに動き出すシーンが視聴者の度肝を抜いた。

6話に関してはもう終盤終始鳥肌立ちっぱなしだった。というか、1~4話まで使ってなかった「LITTLE BUSTERS」と「LAST DINOSAUR」が流れた時点で体中ゾクゾクしまくっていた。ズルいですね。

前半から、OVAのカンチのようなロボがハル子を襲っていた。これは過去作ファンへのファンサービスでもありつつ、本来カンチはメディカルメカニカのロボットであったのでここで現れるのも不自然ではない。マントを被った黒いカンチは、赤いカンチと比較してゲッターロボとブラックゲッターのような感じだったね。

神田は、OVAアマラオと同じような役回りかと思いきやアマラオよりもだいぶ頼れる存在だった。ハル子と肩を並べて共闘するなんてアマラオにはできないだろう。

 

PVであったハル子の「叫べ、17歳!」という台詞がどんな感じで出てくるのか、ストレートな友情モノが苦手な私にとっては、場合によってはオルタナ全体にがっかりしてしまうような終わり方になってしまうかもと若干危惧していたが、やっぱりそのシーン見ると感動した。メディカルメカニカが動き出して、ハル子としても止める手段がカナのN.O.しかなかったということなのだからこその台詞だったのだろう。

 

あと私が興奮したのが、カナのN.O.が開放されたとき。カナの額にはアトムスクのマークが現れ、髪の毛の色もオレンジ色に変化した。

因みにこのとき、神田が「エキゾチック反応」という言葉を使っているのにもびっくりしたね。

トップをねらえ2!というフリクリOVAと同じく鶴巻さんが監督をしているアニメがあるのだけれど、その中に出てくるトップレスという能力者たちは、それぞれ特別な能力を持っていて、その能力のことを「エキゾチックマニューバ」と呼ぶんだよね。

その他にもフリクリに出てきた宇宙警察「フラタニティ」はトップ2!では宇宙怪獣と戦う組織として登場しているし、トップ2!のメインキャラクター・ラルクのトップレス能力は物質転送、つまりフリクリで言うN.O.のようなものだったりする。

まあ、トップ!とフリクリの世界がつながっているかどうかなんてどうでもいいんだけれど、トップ2!でフリクリの世界観がセルフパロディされたように、オルタナではわざとトップ2!を意識した言葉を出したのだと思う。なんせ上村監督はトップ2!からアニメに関わり始めたということなので、ある意味これもセルフパロディだ。

カナのオレンジの髪も、どこかトップ2!のノノを意識させるようなものだったね。フリクリの魅力はこういう遊び心にあると思ってるので、私としてはクライマックスで更に盛り上がった一因だ。

それと、このシーンでカナの額にはOVAのファンなら見覚えのあるマークが浮かび上がっている。OVAではカンチだったりナオ太がアトムスクの力を使っている場面で現れたマークだったので、この時点でカナはアトムスクを呼び出していたということなのだろうか。そうであれば、ハル子がカナにまとわりついていた理由もこの結果を予測したものだとすれば説明出来るだろう。結局ハル子はどこかへ飛ばされてしまったが。

 

ラストシーンに使われた楽曲は「Thank you,my twilight」だった。PVではオルタナではなくプログレで使用されていたので、まさかこっちで使うとは思っていなかった。ただ、めちゃくちゃシーンにあっていた。コレについてはパンフレットで上村監督のインタビューに詳しく載っているのでぜひ買って読んでほしい。

 

さて、「私は友達が大好きだ」と叫んだカナだったが、そこには5話のペッツに言われた言葉との葛藤があった。自分はこれまで疑うこと無く友情を感じていたのに、ペッツは自分に対してそのような感情を抱いていたのか、ということね。

N.O.が発動したのは、その葛藤から答えを見出したからだろう。向こうがどう思っていても「私は友達が大好きだ」と叫べるくらいの気持ちが、N.O.を反応させて、クライマックスのシーンまで繋がった。

 

そうして発動したN.O.はアトムスクもかくやという大きさのもので、ラストシーンではいつもどおりの風景の頭上にまっ平らな球体(星?)が浮かんでいた。

ラストシーンでは、プラントが起動されて平らになったはずの高校に向かうシーンで締められていた。私個人の意見としてはカナのN.O.によって街全体を火星に移動させて、結果地球は平らにされてしまったのかな、と思う。

ただ、ラストでカナ達がいるのが地球であれ火星であれ、平にされてしまったのが地球であれ火星であれ、一つ言えるのが、そこにペッツは居ないということだ。

ペッツが居ないということは、

  1. カナのN.O.で火星に街を移したがペッツ(人工島)はN.Oで火星に移らなかった。
  2. ペッツはすでにロケットで火星に向かっていたが、カナのN.O.でプラントを火星に飛ばし、結果平らにされてしまった。

のどちらかということになるはず。カナのN.O.がどれほど強大なものかは観ている分には詳しくわからなかったけれど、せいぜい街一つを転移させるくらいが限界だろう。プラントだって全てを移転させないと最終的に動き出したらまっ平らになってしまうし。

まあ、街を移転させたのかプラントを移転させたのかは今では判断つかないので、仮に街を移転させたということにして話を進めよう。

 

どちらにしろ、オルタナはハッピーエンドというにはあまりにも抜け落ちたものが多い終わり方になってしまった。カナはペッツまでを救うことは出来ず、これまでどおりの日常をこれまでと少し違った環境で続けていく。

ただ、私はこの終わり方が大好きだ。きっとN.O.で街を移転させて、大きな混乱も会ったのだろう。ハル子はその後どうなったのかわからないし、ごたごたを終えてもこれまでどおりの生活に戻るまでもそれぞれの物語があったのだろう。

ただ、こんなあっさりした終わり方が、OVAでも私の好きなところだったな、とふと思ったり。カナはもう「泣きはらした目には見慣れた景色が何故か目新しくて」なんてことはないだろう。嵐が去って、少しだけ成長した彼女たちの生活がこれからも続いていく。そんな終わり方だったね。

まとめ

と、いうわけでフリクリオルタナ。めちゃくちゃ楽しめた。

OVAと同じところだったり、違うところだったりはあるにしろその一つ一つが作品を構成する要素であった。そして何より、OVAと同じでないからこその面白さがあった。

フリクリオルタナはあくまでフリクリ2ではない。新作であって続編ではない、それ故の新しいフリクリがあった。

パンフレットを購入した方は、巻末の方にあるpillowsの山中さわおさんへのインタビューを読んだことだろう。主題歌「Star Overhead」がどのようなつもりで書かれた歌であったのか。

インタビューでも話されている通り、実際にはオルタナはその意図とは違う作品となったわけだけれど、しかし作品自体にはとてもマッチした曲だった。

私が思うにフリクリは、製作されたものを骨の髄までしゃぶり尽くすことで更に味が出てくるような楽しみ方が出来る作品だと思う。

そういう意味でいうとpillowsの楽曲も、「Star Overhead」も一つのフリクリの物語のような気がして。さわおさんの意図の通り後日談のような物語として楽しむと更に曲が好きになってくる。ただの主題歌ではなく、それ自体がコンテンツとして成立しちゃってるみたいな、pillowsとフリクリの融和を感じられた。

OVAフリクリがあり、オルタナがあり、「Star Overhead」があり…それぞれが新しい物語であり、それぞれがそれぞれの「フリクリ」だったんだな、と。何いってんだこいつという方はパンフレット買って巻頭の鶴巻さんの言葉を読んでほしい。

 ほら、ハル子役の新谷さんも大絶賛ですよ。だからパンフレット買おうね。買え。

 

というわけで更に新しい物語、「フリクリ プログレ」は9/28公開ですよ!こちらもめちゃくちゃ楽しみだ!

【ネタバレ無し】「フリクリ オルタナ」アニメ好き&前作ファンは急いで見に行け!

追記~~~~

感想の記事を書きました。↑の記事はネタバレ有りなので視聴済みの方はこちらへどうぞ

~~~~~~~~~~~~~~

新野です。

9/7にいよいよ公開されたフリクリ オルタナ、公開初日に見てまいりましたよ。

※この記事は未視聴者向けでネタバレは一切なしですが、オモバレ(おもしろいかつまらないかの意見)を含んでいます。オモバレ否定派の方は早く劇場で見てきてください。

 

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見る前の懸念

早速感想と行きたいんだけど、ちょっとだけ自分語りしてもいいですか。だめならスクロールしてください。

私はフリクリの新作ということで勿論発表されたときからめちゃくちゃ期待していたし、徐々に発表される情報を前に舞い上がって公開の日を今か今かと待ち続けてきた。

待ち続けてきたのだけれども、あの伝説のOVAと言っても過言ではないフリクリの名を冠する新作がどのような出来になるのかと言うのがとても心配だった。

 

近年は00年代のアニメのリバイバル現象のようなものがいたるところで散見されて、しかもそれら全てが必ずしも良い結果であったとは言い難いのが現状だ。具体的な作品名は出さないけれども。

 

そんな状況の中で、私の中の心配を加速させることになった決定的なツイートがある。

このツイートは、ハル子の声優をやっている新谷真弓さんのものだ。

オルタナのキャストが発表された日のツイートであるが…

 

なに、オルタナのハル子って新谷さんの中のハル子のイメージと離れてるってことなの?あなたの青春の幻影とはちょっと違うかもって何??鶴巻さんが脚本とか監督に参加してないなら、ハル子のこと一番わかってるのって新谷さんでしょうに、新谷さんがそんなこと言っちゃってどうするのよ!?

 

そんな中でのフリクリの新作は、私としては死ぬほど楽しみであると同時に、もしつまらなかったらどうしよう。もし思っていたものと違ったらどうしよう。という不安が常につきまとうものだった。いや、1ファンの勝手な心配に過ぎないんだけれどもね。

そして、観た結果ですよ問題は…

観た結果…

あの、正直言っていいですか。

 

 

 

 

 

くっそ最高最高&&最高

でした。

 

マジで。高すぎるハードルを軽々と超えていった。

ネタバレはしないけど、無用な心配は無用です(?)。

 

ハルコさんの雰囲気変わっちゃってるんじゃないの??

事前情報でJK4人組の友情っぽい感じが観られるけどそんなこっ恥ずかしいテーマでちゃんとフリクリなの??

挿入歌とかどうなの??作画は??世界観は??

 

そんなもんいらぬ心配だ。フリクリ オルタナはまごうことなきフリクリであり、そして良質なアニメで有ることを保証いたしましょう。

 

OVAにあった身近なようで不思議な世界観、アニメーターのお遊びが存分に取り入れられた良質なアニメーション。The pillowsの楽曲の使い方。

それらはどれもオルタナに引き継がれている。

そして、ハルコさんはちゃんとハルコさんだった。

 

公開初日というだけあって、来ているお客さんはまばら…というか、全336席あるシアターで見たんだけど、観ていたのは両手両足の指で数えられるくらいの人数だった。

ただ、そのいずれの人も上映後は満足感からニヤニヤしていた。階段ですれ違った人、上映後に椅子に座りっぱなしの人、友達と来ている人たち…勿論私もそんな中に混じって一人でニヤニヤしていた。

そして帰りの運転席に乗った瞬間、「最高だった…」と呟いてしまった。

それくらい最高だったのです。上村監督、とても素晴らしい作品をありがとうございましたって感じです。

 

しかもですよ。これが2週間後には「プログレ」も公開するっていうのが。これで終わりじゃないっていうことがとても嬉しいのだ。

 

私がこれほど手放しで褒めちぎっているのは、本当におすすめだから。ともかく映画見よう!

ネタバレあり感想記事ではどの部分が良かったかひたすら語るので、そちらもよろしくおねがいします。

 

1つ、残念というか誤算だったのが、劇場販売グッズのうち、劇場先行販売BD、COMPLETE CD-BOX、そしてTシャツ3種がどれも売り切れていたということ。

私が行ったのは少し都心から離れた劇場だったので仕入れ数が少なかったのかもしれないけれど、これらのグッズ、特にBDとTシャツがほしい方は早めに劇場に向かったほうが良いだろう。CD-BOXの方は通販でも売られているので、いつでも購入できる。

と 言うわけでフリクリ オルタナの紹介でした。

しかし本当によかった。私は円盤も買う予定です。

あっ、それと!OVAフリクリがdアニメで配信開始されました!未視聴の人、映画の前や後に旧作を見返したい人は是非ともチェックですよ!

ポルノグラフィティがサブスクリプションサービスで配信開始したので、もっとみんなに聞いてほしい曲を紹介してみる

新野です。

いつものように夜更かしをして、というかしすぎて朝を迎えていたのだけれど、寝る前にTwitterだけ流し見していたところ

こんな発表が!!!

 

寝てる場合じゃねえ!

 

何を隠そう私はポルノグラフィティの大ファンなのだ。私の青春はポルノグラフィティと共にあったと言っても過言ではない。明後日も広島までライブに行きます

そんな新野が、やっとのことサブスクリプションサービスに配信開始されたポルノグラフィティ全楽曲(300曲くらい)の中から、もっとみんなに聞いてほしい!!ポルノの隠れた魅力をもっと知ってほしい!という欲望プレイリストを生み出した。

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Spotifyに表示されていたバナー画像


そういうわけで、ポルノグラフィティの隠れた名曲たちを紹介していこうと思うよ。いろいろな豆知識や聞き所をはさみながら解説していくので、ゆったり観ていってね。

ポルノグラフィティのちょっとコアでアガるプレイリスト

というわけで作りました!プレイリスト!ポルノグラフィティのちょっとコアでアガる曲たちを集めたプレイリストだよ。

やっぱりポルノといえばミュージック・アワー、アゲハ蝶、ハネウマライダーのように観客を煽って盛り上がるみたいな印象を持ってる人も多いと思う。

それは有名曲に限らず、アルバムに収録されたあの曲とか、シングルのカップリングのあの曲とか、いろいろあるんだよね。

そんな名曲たちを集めたプレイリストがこちら!!

多っ!と、思うかもしれないけれど意外とプレイリストにしてるとあっという間に聴き終わっちゃうんだよね。17曲で1時間半くらいのプレイリストになっています。

ANGRY BIRD

1曲めは2015年に発売された10枚目のフルアルバム「RINOCEROS」よりANGRY BIRD。

実は、初期のポルノの曲はメンバー以外に本間昭光さんという人が編曲に関わっていたんだよね。本間さんは他にもいきものがかりとか広瀬香美とかプロデュースしていた実力を持っている人なんだけれど、本間さんの編曲から完全に離れたのが9thアルバム「PANORAMA PORNO」で、ファンはこれまでの楽曲との差異を少なからず感じていた。そんな中で発売された10thアルバム「RHINOCEROS」を恐る恐る聞いてみると…1曲めからこの曲、ANGRY BIRD!!

ボーカル岡野昭仁(以下、昭仁)のめちゃくちゃパワーがある歌いっぷりとゴリゴリのギターサウンドに、ポルノの牙はまだまだ尖っているぜ!っていうのをファンに見せつけた1曲だ。

このアルバムには他にも名探偵コナンの劇場版の主題歌にもなった「オー!リバル」が収録されていて、裏側の話をするとマーケティング的にはオー!リバルを1曲目にするべきなのだけれど、どうしてもANGRY BIRDを1曲めにしたかったとのこと。ギターの新藤晴一(以下、晴一)曰く「勝ち取った」らしい。それだけメンバーにとっても自信作ということだ。

 

空想科学少年

2曲めは2ndアルバム「foo?」より空想科学少年。Gt.晴一作詞作曲だ。インディーズの頃からポルノの楽曲を支えてきた晴一だが、メジャーデビュー後の1段落で肩の力が抜けてきたかな?って感じの頃に作られた曲だ。このアルバムは2001年発表なのだが、電子音のストリングスなどが加えられ非常に未来っぽいアレンジになっている

 晴一のツイートにより判明したのだが、この楽曲を作るに当たってシーケンサーをねだって買ってもらったらしい。経費で落とせよ…!

ちなみに使用しているのはYAMAHAのQY100という機種らしい

PRISON MANSION

 18枚目のシングル「NANANA サマーガール」よりカップリング曲のPRISON MANSION。日本という国を一つのマンションに見立てて、癖のあるいろんな人間がいつつ騒がしい毎日を送っている人たちを歌った曲。と、小難しく言ったけど歌詞自体はなんだか賑やかでお馬鹿な人々が描かれている。昭仁のシャウトがたっぷり聞けるのがポイントだ。

 ライブではマンションに見立てたセットが用意されたこともある。まだ生で観たことがないので、いつか観たいなあ。昭仁さんはライブ後半でもぜんぜん減速せずにガンガン歌いきるのがめちゃくちゃすごい。

ルーシーに微熱

43枚目のシングル「THE DAY」よりルーシーに微熱。THE DAYは僕のヒーローアカデミアのOP曲で、近年のポルノ曲の中でも人気な楽曲だが、カップリングの「ルーシーに微熱」はちょっと力の抜けた横揺れ系の曲だ。編曲はポルノのライブではほとんど毎回と言っていいほど参加している宗本康兵さんによるものだ。宗本さんがアレンジするのは初めてだが、予想をぶっ飛んでこれまでのポルノにない良曲だった。

2016年のライブ「THE WAY」では更にパーカッションが加わり、よりノリノリな仕上がりになっている。

 ニセ彼女

3rdアルバム「雲をも摑む民」より「ニセ彼女」。この曲を作曲したのは元メンバーのTamaだ。Tamaはもともとベースとして、加えて良き作曲者としてポルノを支えていたが、14枚目のシングルで脱退してしまいソロ活動の後、姿を消している。

初期のポルノの曲は晴一作曲のものもあるが、Tamaの作曲センスと本間昭光さんの手腕によって支えられていたと言っても過言ではない。Tamaの作曲した楽曲は現在に至るまでファンの間で強く支持されていて、この曲もそのうちの一つだ。加えて、晴一特有の見透かしたような男目線の歌詞もクール。Tama作曲+晴一作詞曲に外れはないのだ。

惑星キミ

4枚目のアルバム「WORLDILLIA」より惑星キミ。僕の周りに付かず離れずいるキミを惑星に例えた曲。2003年の楽曲だが、この頃特有の、過渡期にある打ち込みサウンドが1周回って郷愁を誘う。

多くは語らまい。だって聴けば良い曲ってすぐに分かるんだもの。ちなみに昭仁の作詞作曲だが、私は今でも昭仁曲の中で最も好きな楽曲のうちの一つだ。

ミステーロ

10thアルバム「RHINOCEROS」より。ちなみに同アルバムに先駆け先行配信された。このプレイリストの1曲めでオー!リバルの話題を出したが、ミステーロはオー!リバルと同じように、ポルノとしては久しぶりのラテン調の楽曲だ。

本間昭光さんが編曲に参加していた頃は、アゲハ蝶、サウダージは勿論のことジョバイロなどちょくちょくラテン調の楽曲があったものの、その後しばらくはこのような曲は発表されていなかったので、オー!リバルと同じくファン歓喜よ。

「黒いベール 巡礼の列 欠けた月と砂漠の都」と、なにやら不思議な文字列だが、晴一の独特の世界観が現れている楽曲だ。

Please say yes, yes, yes

7枚目のアルバム「ポルノグラフィティ」より。

ポルノグラフィティのライブでは観客とのコール&レスポンスの定番があって、それは1stアルバム「ロマンチスト・エゴイスト」に収録されている「Century Lovers」という楽曲なんだけれど、Tama脱退後はTama作曲の楽曲であったため少しの間演奏が自粛されていた。その間に作られたのがPlease say ~だ。

Keep your hands with my beautiful day!に合わせて手をクラップさせる。これが夏の野外ライブなどで披露されると観客のボルテージもアガるよ。そりゃあ。

ギフト

25枚目のシングルより「ギフト」。映画の主題歌にもなった曲で、このプレイリストでは有名なほうだが、いい曲なので入れちゃったぜ。

近年はライブでも定番になっている。ちなみにポルノグラフィティのライブでは昭仁が歌詞を間違えることが半ば定番になっている(そして歌詞を間違えるたびに晴一がちょっとだけムッとするところまでが定番)のだが、2016年のライブでは「どこかで僕を悪く言う声 耳をふさいでやり過ごしてた」を「耳を澄まして」と歌ってしまい、聞こうとしてんじゃん!と観客から心の中で総ツッコミを受けていた。心の中で、ね。

見えない世界

12枚めのシングル「メリッサ」のカップリング曲、「見えない世界」。

楽曲中でギターのリフが左右に振られるが、ライブでは昭仁と晴一がそれぞれ分担して演奏する。特に2011年のライブ「幕張ロマンスポルノ-Days of Wonder-」では映像も凝っていて素晴らしかった。気になる??じゃ、買おう!

Sheep~Song of teenage love soldier~

16枚目のシングル「黄昏ロマンス」より。あと一歩を踏み出せない少年を歌った楽曲だ。恋愛関係の楽曲は数あれど、そのなかでも特に甘ったるい楽曲だ。だけれど、それが良い。特に10代の少年にとってはこの曲の気持ちが痛いほどわかるのではなかろうか?

ちなみにファンの間でよく聞く話が、「この曲を聞いて、勇気を出して好きなあの娘に告白してみました!」というもの。成功例は聞いたことがない。だいたい「フラレました」がオチになっている。

まあなんにしろそれだけ心惹かれる楽曲であるということだ。

ロスト

8thアルバム「∠TRIGGER」より「ロスト」。これに関してはWikipediaに詳しい事が書いてある。

9年前に亡くなった昭仁の母のことを歌った曲。今までは、自分のスキルの問題と良い楽曲に出会えなかったことで歌にできなかったとのこと。
ポルノグラフィティの楽曲では初めて演奏時間が6分を超えた。

とのこと。

コバルト色した大海原 注いだ川には雪解け水」「茜色の空 闇夜の月 地球の何処かで生まれる命 宇宙の上の法則を歩く 小さすぎる僕たち」と広大な世界の中に生きている自分や自分の周りの出来事の無力さみたいなものを歌っているのだろうかね?ポルノの中でも屈指の「泣き曲」だ。

そして、アウトロではとあるフレーズを昭仁がアコースティックギターを爪弾きながら歌っている。そのとあるフレーズというのが、次の曲だ。

2012Spark

35枚目のシングル「2012Spark」。「ロスト」のアウトロの伏線回収。ミュージシャンに伏線回収って言葉使うことあるか??

映画「逆転裁判」の主題歌になった曲だ。私は当時劇場まで見に行って衝撃を受けた。映画が終わり、「……spark」とイントロが流れた瞬間の鳥肌よ。

ちなみに逆転裁判の映画、なかなかおもしろかったぞ。わたしは逆裁の原作ファンでもあるが、あの世界観を上手くエンタメとして落とし込んでいた。成宮くんの成歩堂君もめっちゃマッチしてたしね。マヨイちゃんはもう少し若い女優さんにやってもらいたかったけど。

憂色~love is you~

1stアルバム「ロマンチスト・エゴイスト」より。シンプルな楽曲だが、何故かとてもぐっとくるんだよなあ。アコースティックギターにドラムにピアノ、そして珍しいベースソロが用意されている曲だ。

長らくライブで披露されることはなかったが、ファンクラブ限定ライブ「Fan Club Under World 5」で1stアルバムの楽曲を曲順通りに演奏するというライブで10数年ぶりに披露された。

私はこの曲がめちゃくちゃ好きなのだが、残念ながらそのライブには行けなかったというとても悔しい思いをした。しかし、ファンクラブ限定ライブとしては異例の円盤化が成されたのでライブの様子を見ることができる。ありがとうポルノグラフィティ

君は100%

31枚目のシングル「君は100%」。底抜けに明るい応援ソングだ。ポルノグラフィティの楽曲群の中でここまでシンプルな応援ソングって逆に少ないんじゃないか?

シンプルな楽曲だが、「ベットに倒れ込んでため息一つ バイトで疲れ果て体は重い」から始まる曲を、バイトで疲れ果てた後にベットに倒れ込んで聞いているとマジで元気が出てくる。この曲は、バイトに疲れ果てて別途に倒れこんでため息を付いたときに聞くのをおすすめしますよ。

MICROWAVE

11枚目のアルバム「BUTTERFLY EFFECT」より。このアルバム後から、ポルノグラフィティの楽曲に新しい要素としてダンスっぽいアレンジが加わることが多くなった。それは、最新シングル「ブレス」やその前の「カメレオンレンズ」でも垣間見えるが、それに先駆けてアルバムでこの曲を聞いたときは、こういうのやるんだ!?とびっくりした。良い意味で古臭いロックが根底にあるバンドがあえてこういう曲をやる、むしろ出来るっていうのが凄い。

同アルバムに収録されている「LiAR」も、ライブで初披露されたときと比べてダンスアレンジが強くなっていた。ただ、ラジオにて晴一曰く「こういうアレンジはそろそろやめる」とのことだ。

A NEW DAY

ベストアルバム「ACE」より。ポルノグラフィティはベストアルバムを制作する際に1曲だけ新曲を書き下ろすのだが、「A NEW DAY」はその1曲だ。

ゆったりと始まるイントロから、サビへの展開が気持ちいい。最初に聞いたときはイントロに騙されたよ…

ライブでも客を煽って一緒に叫ぶ部分があったりと、文句なしだ。

www.youtube.com

YoutubeにはMVが(Short Verだけど)投稿されていて、逆再生を用いた演出が使われている。晴一のシーンでのアヒル口に注目。晴一はギターの演奏に集中するとアヒル口になってしまう癖がある、というのはファンの間では常識化している。そういう癖まで含めてクールだよね。

 

まとめ

と、いうわけでポルノグラフィティサブスクリプションサービス配信解禁を記念にして楽曲紹介をしてみたよ。

めちゃくちゃ好きなのでめちゃくちゃ語ってしまってめちゃくちゃ長い記事になってしまったが、ポルノグラフィティの新しい1面を紹介できたと思う。

これまでの人気曲も好きなだけ聞けるようになったし、これからたくさんポルノを聞いて好きになってほしいなー。

今回挙げた楽曲はどれもコアな曲ばかりだったけれど、これ以外にももっといい曲がたくさんあるぞ。

 

しかし、まさかあのアミューズが配信を解禁するとは。近日中にサザンオールスターズPerfumeの楽曲が解禁されることになるかもしれないぞ。期待大だ。

それでは、また。

「デス・パレード」OPのBRADIOは今最も伸び代を感じるバンドですよ! - アニメでハマる音楽【4】

アニメでハマる音楽
 
アニメと音楽を結びつけるとどちらも楽しめてお得だよ、っていうススメです。
 
デス・パレードと、私がめちゃくちゃ好きなバンド、BRADIOについてのお話。

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なんだこの画像、と、思うかもしれないけれど、後々説明しますよ。

 

 デス・パレードについて

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デス・パレードは2013年に「アニメミライ2013」のプロジェクトの中の1作として制作されたアニメ…らしい。Wikipedia曰く。

 

経緯なんてどうでも良くて、このアニメはなかなかおもしろいですよ。

あらすじというか話の流れとしては、謎のBAR、クイーンデキムにおいて毎話突然連れてこられた2人が様々なデスゲームを行う、というもの。ゲームの内容は物によっては命を落としかねないものだったりするので、ゲームを行う人間は本当の姿をさらけ出すことになる…。

とはいいつつも、ただデスゲームを行うというところがメインディッシュじゃなくて、本質はもっと違うところにあるんだよね。ネタバレしたくないから言わないけれど。

 

まあ、逆に言えばネタバレ防止の為に気を使ってしまうほど、奥が深いアニメだと思ってほしい。

ただ、デスゲームを行うというだけあってそれぞれのキャラの死生観が垣間見られ、その点は重要でもあるし面白い部分でもある。

 

制作は安心と信頼のマッドハウスなので、クオリティは十分。そして何よりこの作品は、海外からの人気も非常に高いのだ。

私個人の目安だけれど、海外から人気のあるアニメはわりとキャラクターよりはストーリーや話全体の雰囲気などが重視された結果評価されているものが多い気がする。

デス・パレードも例に漏れず、命をかけた、と言いつつもただグロかったり暗かったりするのではなく、独特の雰囲気があるアニメだ。

おすすめです。

 

BRADIOについて

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BRADIOは去年メジャーデビューしたばかりの新進気鋭のバンド。とはいっても2010年からインディーズでメキメキと力をつけている実力派だ。

バンド名は「Break the Rule And Do Image On・・・」(日常の世界に、素敵な時間・空間のイメージを加え、良き変化を。)という意味が込められているらしいが、まさに彼らの音楽には聞いているだけでどこか違う場所に飛ばされてしまったかのような力がある。

 

上の画像のアフロがボーカルの真行寺 貴秋(しんぎょうじ たかあき)。アフロと力強いボイスとキレイでよく伸びるファルセットとアフロが特徴的で、BRADIOの世界観を作り上げているまさにトレードマークのアフロといったところ。しかもアフロだ。

 

右の髭のおじさんが大山 聡一(おおやま そういち)。デス・パレードOPの「Flyers」でも見られる巧みなギタープレイに加え、BRADIOの楽曲のうちの殆どにコーラスが入っているので、そちらも超クール。

 

左の髭のおじさんがベースの酒井 亮輔(さかい りょうすけ)。大山さんと同じくコーラスもこなしつつ、ベースも超かっこいい。

BRADIOの曲はどの曲もベースラインがめちゃくちゃ気持ちいいのですよ。聴けばわかる。

私がBRADIOの曲の中でもトップレベルで好きな曲「Overnight Superstar」はセブンスコード多用のオシャレ曲で、コーラス、ギター、ベースとBRADIOの魅力がたっぷり詰まっている。かっこいい…

 

バンドの音楽性としてはメンバーが様々な場で語っている通りブラック・ミュージック寄りのようだ。贅沢なファンク・ロックは思わず体が揺れてくるね。

 

もともと私はフェスで始めて知ったのだが、ライブとなると会場全体を巻き込んで不思議な空間にしてくれる。とてつもなく楽しい30分があっという間に過ぎ、会場から出たときにはBRADIOの虜になっていた。なんかしらんけどめちゃくちゃ踊ってた。比喩じゃなくて、そういう煽りをされるんですよ。

 

で、BRADIOは音にもこだわっていてオーディオマニアの私としてはその点でもとても得点が高い。

ハイレゾ音源大賞」という、ハイレゾ音源を配信している各サイトがそれぞれ毎月1枚のアルバムを推薦するというサイトが有るのだが、BRADIOはアルバム「FREEDOM」が2017年1月度の「OTOTOY」の推薦アルバムに選ばれている

推薦コメントには音楽性と将来性について語られている。が、実はそれ以外にもBRADIOの楽曲にはハイレゾ大賞に選ばれて然るべしという理由がある。

BRADIOの楽曲はラインではなくマイクで録音することが多いため、ハイレゾの特性を活かしやすいという。スタジオで鳴らした音をハイレゾで録音し、それをパッケージングすることで、再生した際にとても生々しく鳴ってくれる。

もちろん新野はハイレゾ音源も購入しております。

 

そんなこんなでBRADIOは今私が最も推しているバンドの一つだ。

カラオケDAMでインタビューで現れたり、ブックオフで流れたりとココ最近町中でもよく聞くようになってきたので、もしかしたら一大ムーブメントを生むことになるかもしれない。

デス・パレードBRADIO

デス・パレードは2013年に制作されたアニメだ。ということは、BRADIOは活動を初めて3年目、メジャーデビューの4年も前ということになる。

とはいってもインディーズの頃から楽曲の完成度はとても高い。

www.youtube.com

この曲が、デス・パレードOPの「Flyers」。

本編が暗い内容であるにもかかわらず、底抜けに明るい曲調である、というのは監督からの要望であるらしく、OPのおかげでただ暗いだけのアニメではなくなっている。OPも含めて1つの作品であるのは当然だが、楽曲と本編がお互いよいバランスを取り合っている。

 

楽曲に対する評価も高く、Youtubeには圧倒的に海外からのコメントのほうが多い。ちなみに、公式チャンネルからMVも配信されているのでぜひ観てほしい。EW&Fの某曲のような(良い意味で)イカれた楽しいMVとなっている。

 

それと、

www.youtube.com

なんかしらんけどBRADIOがOP映像を再現しているよくわからん動画もある。

アニメも、バンドも好きな私の感想としては「よくわからんけどウケる」。

まあ、よかったら見てみて。

おすすめアルバム

そんなBRADIOのおすすめアルバムはこちら!

 まずは「Flyers」も収録されている「FREEDOM」。自身初のフルアルバムであり、インディーズ時代のシングルに加え新曲も良い!やっぱバンドってアルバムの曲順とかも大事だけど、BRADIOの場合はどのアルバムでも特にそう感じる。

そして「Swipe Time」。こちらはインディーズ時代のミニアルバムだけれど、先ほど紹介した「Overnight Superstar」含めて一切の捨て曲なし。個人的には1番の名盤だと思っている。「Flyers」が気になった方は「FREEDOM」をおすすめするが、BRADIOが気になった方はこちらをおすすめしたい。

実力派バンド・BRADIOと実力派アニメ・デス・パレード

というわけでBRADIOデス・パレードの紹介でした。

デス・パレードは始まりはただのデスゲームだが1クールの中でもっと風呂敷を広げていくので、「えーなんかグロいのとか無理なんですけど~」みたいな人も観てほしい。

そして、カレーで言う福神漬みたいな、松屋で言う紅生姜みたいな、定食で言う浅漬けみたいな…って漬物でしか例えてないのどうかって思うけど、BRADIOの楽曲が良いアクセントになっているはずだ。ぜひともハマってほしいぞ。

ちなみにBRADIOは只今ツアー中で、10月にはUNISON SQUARE GARDENとの対バンを行うという。めっちゃ観たいけどチケット取れなかったのよね…

「アレ」だったことが判明した「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」第7話の私なりの感想と考察

「ああ、また繰り返すのね。絶望の輪廻を。星明かりの下で。」

 -大場なな-

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「アレ」っていうのは、ネタバレ防止の為ね。というわけで未視聴の方はとっとと第7話みようぜ!

少女歌劇レヴュースタァライト、毎回楽しみに見ています。コミケではブシロードのブースでグッズを売っていたもののあまりお客さんがいなくて心配してしまったが、アニメの方はというと安定して毎回面白い。あまりに毎回おもしろいので、ダリフラのように毎話感想記事あげようかと思った。

4話で華恋とひかりちゃんが目標を確かめあった回。

5話でまひるちゃんのDVDのところで感動(新野は過去の自分を見て今の自分を見つめ直すシーンがあるアニメに弱い)したり挿入歌で「夜が明けてまひるになるよ」みたいな歌詞にぐっと来たり。

6話で個人的に好きだった香子&双葉はんのペアがフューチャーされて、友情を見せつけられた回。

その、6話のCパートで、ばななが何やら不穏な雰囲気を醸していたのでとても気になっていた。

 

というわけで7話なんだけれどサブタイトルは「大場なな」ということでちょっと異質な回だろうなという感じはした。1クールなら折返し地点だしね。

 

今回特筆すべきは、このアニメが「ループもの」だったということ。

このアニメを見ている上で私が謎だと思っていたのはいくつかあるが、箇条書きすると

  1. なぜ、このオーディションが行われているのか?
  2. オーディションで1番になると何が起こるのか?
  3. 5話で、ばなながどうしてもマヤとクロちゃんに主役をさせようとしていたのは何故?
  4. 99回聖翔祭の時点でオーディションが行われていたのか?マヤとクロちゃんはそこで1位になったから聖翔祭で主役だったのか?
  5. そもそもキリンは何者?
  6. ひかりが華恋にオーディションを受けさせたがらなかった理由は?

ということ。

 

7話ではいくつかの謎が解明されたが、更に謎が深まった部分もある。なので順番に整理してみようと思う。

まず、このオーディションが行われている理由だが、キリン曰く

舞台少女がトップスターになる瞬間、奇跡ときらめきの融合が起こす化学反応永遠の輝き一瞬の燃焼。誰にも予測できない運命の舞台。私はそれが見たいのです。

とのこと。ということはこのオーディションを主催しているのはキリンということになるだろうか。

ばななは2018年のオーディションを勝ち進み、幾度も2017年からのループを再演してきた。1年を通して第99回聖翔祭の準備期間を経て、「スタァライト」の公演、そして2018年度にまたオーディションで勝ち進みまた2017年へ。

まあ、なにはともあれオーディションで1位になると、「自分の望んだ舞台に立てる」ということが判明した。

では、1位になれなかった場合どうなるのか?大場ななのケースでは過去へ戻ってしまったため、それ以外の者がどうなってしまったのかが不明のままだ。今回の場合では、変わらずマヤとクロちゃんが主役であったが、これはばなながそう望んだためだ。

これについては、ひかりちゃんはどうなるか知っていそうだ。3話で華恋を軟禁してオーディションを受けさせまいとした事にはきっと何か理由があるだろう。

 

今期は少女☆歌劇レヴュースタァライトが少女革命ウテナを思い出す名作の予感! - アニおと!!見聞録~アニメと音楽の個人ブログ~

私はレヴュースタァライト1話を見て、このような記事を書いた。

この記事では『これはただの美少女アニメじゃないぞ。タイプで言ったら「魔法少女まどか☆マギカ」のような化け方をするアニメと読んだ。』と書いた。

例えばまどマギを例に上げると、ほむらちゃんは目的があって幾度もループを重ねていた。ただ、レヴュースタァライトの場合は大場ななによって「ループ自体が目的」であったところで違っている。

そしてそのループに割り込んできたのがひかりちゃん。これまでのループでどうだったのかはわからないが、ひかりが現れた今回のループでは第100回聖翔祭でも同じ「スタァライト」の再演を望むあまり、5話で他の裏方担当の生徒と主役をマヤとクロちゃんにするよう言い争っていた。

これまでのループではマヤとクロちゃんが主役であったが、ひかりちゃんが現れたことによってバタフライエフェクト的にこれまでのループと違った展開になっているのかもしれない。それがゆえのばななの焦りのような行動が見られた。

 

また、キリンとばななが向かい合っているシーンに割り込んでいた事から、ひかりちゃんはオーディションの詳しいことも知っているような雰囲気だ。今はまだ天然お世話焼かれ残念クール系美少女キャラといった感じだけれども。

 

今回、EDの「Fly me to the Star」は誰も歌っていなかった。これは、ななが現在オーディションに参加していない=舞台に未だ立っていないために歌っていないということなのだと思うが、OPやEDで衣装を着ていることから、まだこれから参戦するということもありえなくもない。マヤが「素晴らしく伸びる声」と評していたのでななの歌声にも興味あるし!

いやー、これからもまだまだ楽しみですな!レヴュースタァライト!!ばななの闇っぽい部分が描かれたけれどこれから対峙しようと思ったら華恋にとっては強敵になるだろうね。なんたってマヤでさえ敵わなかった相手なのだから。楽しみにしておこう「輪廻のレヴュー」を。(予想)

 

ところで余談なんだけれど、

 こんなツイートがバズっていた。

オタクはループものが好きってはっきりわかんだね。私が初めて観たループものはエンドレスエイトだったのでいわば毒親だが、レヴュースタァライトはどうなるんだろうね。

映画『ペンギン・ハイウェイ』の原作ファン的な感想

アニメ映画「ペンギン・ハイウェイ」を見てきた。夏休み商戦というべきか、ここ最近アニメ映画が多く公開されているが、私はずっとペンギン・ハイウェイの公開を心待ちにしていた。

なぜか。

ペンギン・ハイウェイの原作は森見登美彦による小説だ。森見氏による小説は度々アニメ化をしていて、そのどれもがもれなく好評である。というのは客観的な事実であり、加えて私自身も森見フリークであるのだ。

どうやらアニメ映画になるらしいという話を聞いてからどのような出来上がりになっているのかときに心配し、ときに楽しみに待った。

 

そんなわけでいよいよ8/17に公開したペンギン・ハイウェイの感想記事ですよー。記事を書くにあたって原作をもう1度パラ読みしたが、めっちゃ読み込んでるわけでもないのでそのつもりで見て欲しい。

 

あ、それとネタバレなしの感想とネタバレありの感想を書くので、未視聴者はネタバレ無しの感想を読んでほしい。そしてお近くの映画館へペンギン・ハイウェイを見に行こう!

 

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感想(ネタバレなし)

この項では可能な限りネタバレをしないように、原作未読者あるいは映画未視聴者の皆々様に「面白そうじゃねえか」と思ってもらえるように書いていきます。原作既読者の方や映画試聴し終わった方はネタバレ感想の方もどうぞ。

 

ペンギン・ハイウェイは、いわばファンタジー系といえばよいだろうか??森見登美彦の小説は魅力的なキャラクターと癖になってしまうような独特の文体が魅力だと私は思っているが、ペンギン・ハイウェイは他の森見作品と比べて小説としては非常に読みやすいものであった。

アニメファンであれば同じく森見作品の「四畳半神話大系」が頭の片隅をかすめるかもしれないが、「四畳半」とペンギン・ハイウェイの面白さは全く別ベクトルである。

四畳半神話大系」のようなSFチックな作品ではなく、「夜は短し歩けよ乙女」のようなボーイ・ミーツ・ガールをメインに据えた作品ではなく、「太陽の塔」のようにヒューマンドラマを題材とした作品でもない。

少年が成長する一夏のファンタジー、みたいな。

作中には不思議な要素がいくつも出てくるが、それらをSFとして処理しようと思うとこの映画を十二分に楽しむことは出来ないかもしれない。

これは、「夜は短し歩けよ乙女」でも私が感じたことだ。夜は短し~でも、映画が終わったあとに私以外の観客の頭には「?」マークが浮かんでいるのではないかと心配して、終演後の劇場で声を大にし、「これはSFではないので安心してください!」と叫びたかった。

前述の通り私が森見作品の魅力と考えているのは重厚に練られたSFでも、綿密に織り込まれたストーリーでもなく(SF要素やストーリーが陳腐と言いたいわけではなく)、魅力的なキャラクターと独特の文体だ。

なのでとりあえず見る前に私が言いたいのは、「あんまり難しいこと考えてみなくていいよ」ということ。「なぜ」「なに」「どういうこと」という感想をとりあえず飲み込める人はきっと楽しめるだろう。

見どころとしては主人公のアオヤマ君は小難しい言い回しをするとてもお利口であり、歯科助手であるお姉さんとお姉さんのおっぱいに並々ならぬ関心を抱く小学生だ。と、いうこと。

そしてお姉さんのおっぱいだ。

なぜ、お姉さんのおっぱいは母のおっぱいと違うのだろう、物体としては同じであるのにお姉さんのおっぱいはいくら見ていても飽きないと思える、というくらいにお姉さんのおっぱいが素晴らしい。

もちろん作画だったり、脚本(「四畳半」や「夜は短し」と同じく上田誠氏である)だったりと見どころは多いが、一言で言い表すことも出来ないのでとりあえずおっぱいを見てほしい。さすれば次第に様々な魅力に気がつくことでしょう。

そして映画を見終わったら、よろしけば駄文ですが↓も御覧ください。

 

感想(ネタバレあり)

というわけでネタバレありの感想を記していくので未視聴者の方は自己責任でお読みください。

映画試聴直後の私の感想としては、映画の中に原作を読んで想像していた風景がそのまま表れているようで、良い映画だった、ということ。

ちなみに一緒に見た友人も原作を既読済みだったのだが、同じような感想だった。

もちろん映画一本分に収めようと思ってカットされてしまったシーンもいくつかあった。印象的なシーンだと、お姉さんが傘を回すと傘から植物が生えてくるシーンや、スズキ君がタイムスリップしてしまうシーンなど。スズキくんも原作ではもっとえげつなかったのでだいぶ可愛く描かれているが。

あと個人的には、アオヤマ少年が寝る前に「ぐんない」というところが可愛くて好きだったので、登場しなかったのは少し残念だった。

あと、お姉さんのおっぱいに視聴者の目が向いてしまうような構図に意図的にしているように見えて、悔しいがめっちゃおっぱいを見てしまった。

ところで、この作品をどうしても接合性を気にしようとするととても厄介なことになるのだ。謎と不思議が多すぎて研究しきれない。

例えば、ジャバウォックについて少し疑問が残った。

ジャバウォックとは作中でも登場したとおり(ついでにWikipediaを参考にすると)「鏡の国のアリス」に登場する化物だ。とは言っても物語自体には登場せず、物語内で登場する書物の詩『ジャバウォックの詩』の中で語られている生物であるとのこと。

映画ではペンギンを食らうシーンや、スズキ君が捕獲したシーンで詳しい姿が描かれていたが、どうもそれより前のシーンで出てきた「ジャバウォック」の姿と違うような気がする。

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作中に登場した「鏡の国のアリス」の挿絵

これが「鏡の国のアリス」でジャバウォックと呼ばれていたものであるが、実際は牙や翼などはなかった。

作中のジャバウォックの特徴をいくつかまとめると

  • 水の中を泳いでいた
  • 足のようなものが生えていた
  • 四足歩行のようだった
  • 翼は生えていない
  • 原作では「白くてぶよぶよした背中にコウモリの翼のようなものがある」

などがある。これはどうにも、ジャバウォックと呼ぶにはどこか接合性が取れていないようにも思える。ところで、ペンギン・ハイウェイにおいて原作で触れられていて(恐らく)映画で触れられていない点にカモノハシの存在がある。私にはどことなくカモノハシのように見えたのだ。

原作ではお姉さんは教会に通っていた。その教会はカモノハシ公園と呼ばれる公園の隣りにある。あるいは「私はペンギンが好きよ。シロナガスクジラも好き。カモノハシもね」と言った台詞がある。ペンギンとシロナガスクジラはどちらも海の中で登場した生き物であるが、カモノハシとは。なぜお姉さんはカモノハシも好きなのか。お姉さんが好きというものだったり、あるいはアオヤマくんによって意識させられたコウモリを生み出したことから、お姉さんは自身が認識している生物のみを生み出すことが出来るのだと思われるが…

 

と考えたところでどうせわかんねーんだし考えるのをやめた。こういうのはアオヤマくんがいずれ謎を解いてくれよう。

 

こんなふうに見ようによっては謎解きのようにもできるし、あるいは映画ではアオヤマくんの一挙手一投足がアニメーションで詳しく描かれているのでおねえさんにどれほど関心を持っていたか、どれほど好きだったのかがわかって最後のセリフでキュンキュンすることも出来るだろうし、町中の物体を次々ペンギンに変化させて海へ向かうシーンでとてつもない作画に惚れ惚れすることも出来る。

 

不思議な世界観の物語であるが見どころはたくさんあるので、きっと何度見ても飽きないことだろう。森見作品の中でも特に読みやすく、特に難解でもあるペンギン・ハイウェイをとても上手く映画に落とし込んでいると思う。

森見登美彦作品はやはりアニメーションと相性がいいのかも。

ともかく、ペンギン・ハイウェイはとても良い出来の映画だったと思う。次に映像化するなら、世にも奇妙な物語的な感じで「きつねのはなし」を、あるいはB級映画の「新釈 走れメロス」を、それか上田誠脚本の「太陽の塔」を見てみたいものだなぁ。