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アニおと!!見聞録~アニメと音楽の個人ブログ~

アニメと音楽に関する個人ブログです。アニメやAV機器のレビューをします。

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今更見る「血界戦線」の面白さを、ネタバレせず良かったところを淡々と書く

血界戦線をやっと見ました。やっとですよありえなくないですか、こんな名作を。

今更見て、今更最高かよってなっているので、この熱が冷めやらぬうちにとっとと感想記事を残しておこうと思います。

ただし、ストーリーのネタバレは一切しないので、これを読んだ後、未だ未視聴であれば、そのままdアニメでも入会して観てしまいましょう。

 

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公式サイトより引用



良かったところ1:作画

作画、良かったですね。私はどうしようもなく作画厨といっても差し支えないタイプのアニメ好きなのですが、作画に関しては全く文句ないどころか最高でしたね。

 

まず、製作がボンズっていう時点で最高です。ボンズていうのはこれまでも「カウボーイビバップ」や「交響詩篇エウレカセブン」や「スペース☆ダンディ」といった、一部の作画ファン垂涎の神作画を作り上げてきた熟練のアニメーターを抱える、いまアニメを作らせたら最も作画に力を入れることができるアニメ制作会社の一つです。

 

もちろん、作画というのはキャラの動きとか、そういうものも大事なのですが、今作では背景にもとても力が入れられていました。

舞台となるヘルサレムズ・ロッドは、NYと異世界が混ざった町という設定ですが、実在する都市であるだけあって、簡単作画が許されないといったところがあります。世界観を表現するために背景作画がとても重要になってくるタイプのこの手の作品で、まったく最高の雰囲気を作り上げていました。

 

また、今作は戦闘シーンも多く、躍動感のあるダイナミックなキャラ作画も目につきました。

私個人としては、1期12話でクラウスと絶望王の戦闘シーンが最高でしたね。

というのも、先ほど挙げた「カウボーイビバップ」や「交響詩篇エウレカセブン」や「スペース☆ダンディ」では、めちゃめちゃ最高なミサイル作画がみられたのですが、なんと「血界戦線」においても人間対人間の戦闘シーンにもかかわらず見事なミサイル作画がみられたからです。私は最高な作画すぎて見ながら声が出てしまいました。

 

もう一つ、今作では本筋のストーリーの合間にこまめにコメディが挟まれていました。特に主人公レオと、ザップさんの掛け合いのシーンなどは、さすがの阪口大助さんといえばいいのか、テンポの良いツッコミが炸裂していましたね。

そういうシーンで、嫌みなくギャグとツッコミを混ぜ込むことができるのは素晴らしいです。ネガティブな表現で作品名は出したくないので伏せますが、せっかく本筋のストーリーが面白くてもギャグとツッコミのたびに一息つかないといけないような作品は、見ていて不自然さを感じます。

 

今作でいうと、そういうシーンにはキャラのタッチもデフォルメというか、ギャグ向けの作画に切り替わっていました。「フリクリ」みたいな感じですかね。こういったように場面によってテンポよくギャグを挟むことができるアニメは実はあまり多くありません。その秘訣は、劇伴の力も支えになっていると思います。

良かったところ2:音楽

というわけで劇伴、しいては挿入歌についても特筆すべきものが多くありました。

とりわけ、挿入歌は良いですね。wikipediaにあるものをざっと見ても、ほぼ毎回挿入歌が用いられています。それらはいずれもロックテイストなものが多く、日常とコメディと戦闘がシームレスにつながっている印象を受けます。これは劇伴だけでなく、音響監督の演出力もあると思いますが。

ちなみに劇伴は1期2期とも、各サブスクリプションサービスで配信されているので、手軽に聞くことができます。私は「Call You Later」が好きです。

 

OPはBUMP OF CHICKENの「Hello,world」。これは一発でやられました。個人的には年齢の割に周りと比べてBUMPは聞いてこなかった方なのですが、それにしたって素晴らしかったですね。

OP映像がよかったのももちろんありますが、大サビで鐘の音と一緒にレオががれきの中に立ち尽くすシーンは神々しさに目がやられます。

 

それとEDはご存じ「シュガーソングとビターステップ」。これがいい味を出しています。先ほどもコメディとシリアスのバランスの話をしましたが、OPに比べて底抜けに明るい曲調のEDは、どれだけストーリーが重くなっても、いい意味でリセットしてくれるような、素晴らしいED曲です。人気曲ですが、これはED曲だからこそ一層引き立つものがありますね。

良かったところ3:キャラクター

キャラクターも良かったですね。いい意味でごった返していました。

私はもともと群像劇のような演出が好きなのですが、今作のように登場人物が多いと、もちろん名前も知らないようなキャラや、「こいつ結局どういう仕事してたの?」みたいなキャラも出てきます。

ただ、私はそれが最高だと思ってて、要は最終的には主人公がヒロイックに活躍するような作品であったとしても、その背景には無数のモブがいて、縁の下の下の下くらいを支えている微力な力持ちの存在が感じれるからです。

 

今作では12話しかないのに、日常回に単発のゲストキャラが登場していたりと、モブに対する扱いが非常に良かったです。11、12話でなんだかよくわからない仕事をしていた人とか。

それで、彼らにあてられる声優さんも豪華でした。主人公の相棒のサル、ソニック内田雄馬さんだし、キャラ名もよくわからないおっさん(調べたらスミスというらしい)は石塚運昇さんだし。

 

それでいったらホワイトはすごかったですね。釘宮理恵さんですよ。奇しくも阪口さんとのタッグで血界1期を引っ張っていましたが、くぎゅの演技力がマ~~ジで高かった。

 

釘宮さんはそこいらの声優さんと比べても声質が特殊なのはもちろんのことですが、それに加えてきちんと演技力で使い分けるのが本当にすごいですよね。

「あ、この声くぎゅだな」って気づきはしても、その都度演技が違うのでたとえばアイマス好きな僕が聞いても「伊織の声だ~!」ともならず、銀魂好きなあなたが聞いても「神楽の声だ~!」ともならないんじゃないかな。

 

もう一つ、付け加えるなら、先ほども挙げたシリアスとコメディのバランスの件でいうと、堕落王(CV.石田彰)と偏屈王(CV.こおろぎさとみ)の存在は大きかったですね。彼らは、大きく見ればライブラと敵対した形にはなっているものの、1話の時点でなんだこいつら、というような独特の存在感でした。

敵対する立ち位置の彼らがコメディたっぷりであるがゆえに、不思議とそちら側を応援してしまいそうになります。とてもヒロイックで魅力的なキャラクターです。

これは、石田さんとこおろぎさんの存在感がなせる業ですね。

要は、雰囲気がよかった

長々と語ってきて何がよかったかというと、要は雰囲気がよかったんです。この作品は背景作画も劇伴もギャグとシリアスのバランスもヒロイックな敵キャラも、すべての要素が合わさって作り出している雑多でアナーキーな雰囲気がありました。

 

この作品を大学の研究室で見ていたら友人のドイツの留学生に「それ血界戦線?まだシーズン1のエピソード2?So beginingだね,面白いよ」と話しかけられました。海外からの人気もすさまじいですが、そういう作品を作ろうと思って作るのは難しいです。

 

個人的に海外で人気の作品はこういった雰囲気の良さが求められるなと感じていて、それこそ話題にあげた「カウボーイビバップ」なんかまさしくそうですよね。

 

ただし、血界戦線はそれでいてジャンプ漫画なんですよね。これが何といってもすごい。劇中のキャラはそれぞれ必殺技なんかを持っていますが、そういった作品を王道バトルもの的な描き方をするんではなく、よりアナーキーさを煮詰めたこういう雰囲気アニメに昇華させることができるのは、やはり歴戦のボンズが製作しているからに違いないでしょう。きっと必殺技が派手でかっこいい少年向けアニメだったら、私はここまで推せていません。

 

NYと異世界の雰囲気漂う血界戦線、間違いなく最高の作品でした、という今更ながらのレビューです。

 

 

 

【ネタバレ】「劇場版 冴えない彼女の育てかた fine」私なりの感想と考察 描かれる「普通の男女の恋愛」

冴えない彼女の育てかた

いちオタクでしかなかった安芸倫也が冴えないただの女の子でしかない加藤恵を、自らの製作するギャルゲーのヒロインにする。

2度のアニメ化で多数のファンを獲得し、今作でついに完結。私も観に行きました。

皆さん、どうでしたか。この記事はネタバレをしていくので、未視聴の方は今すぐ劇場へ。TV版も見ていない方は、今から見ても遅くないぞ。

 

私にとってこの作品は、自分がオタクであることを肯定してくれるストーリーだった。

思ったこと感じたことをつらつらと書いていきます。

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公式サイトより引用。深崎暮人先生の美麗なキービジュアル。

Topic:加藤恵というヒロインと、英梨々&詩羽

今作の映画で最もフューチャーされているのが加藤恵だ。

TV版でも正妻力をアピールしてきた彼女だったが、今作では加藤が倫也と付き合うまでの過程を描いている。

 

私個人としては、もちろん「冴えカノ3大ヒロイン」といえる英梨々と詩羽先輩も好きなのだが、TV版2期8話の、倫也と加藤の腹を割った会話と、普段感情を顕にしない彼女の涙を見て、あるいはもっと前から私の中では加藤が正ヒロイン以外考えられなかった。

彼女の存在こそが、「冴えない彼女の育てかた」を、ただの萌えアニメにとどめていない理由の一つでもある。冴えカノをラブストーリーとして昇華させるのにいちばん重要な存在だ。

 

オープニングで、冴えカノ特有のメタ発言により英梨々と詩羽の扱いが劇場では悪くなるんでしょう(実際、クレジットは「焼肉屋の店員」より下だった…。)という言葉の通り、もちろん重要な役割を持っているものの、彼女達のヒロインとしての扱いは加藤には及ばない。

今作における前半30分ほどは、倫也と加藤がより近づいていくための時間だった。

メインヒロインシナリオという、いわば「倫也から加藤へのラブレター」を、二人で確かめ合う過程。

劇中では「ヒロインと主人公が仲直りするシーン」を、倫也と加藤は「フラグがたつイベント」と捉えている。それは先述した2期8話のシーンや、倫也があの坂道で涙を流す2期最終話に通ずるものがある(ヒロインが、主人公を抱きしめないで思い切り泣かせてあげたのも全く同じ)。

特に8話では加藤の「blessing software」への想いが語られる。

 

話は前後するが、エンドクレジット後の詩羽先輩の妄想パートで、夢に敗れて営業マンになった倫也に愛想をつかせる彼女の姿がある。

私が思うにこれは最もわかりやすく加藤が倫也にもつ想いを表現している。加藤の「blessing software」に対する想いは、自分をヒロインにしてくれる倫也への想いとニアリーイコールにあらわれている。

ゲーム制作に没頭して、とてつもない天才を前に凡人なりに努力をしている倫也だからこそ、加藤は惹かれたのだというのは、視聴者全員が理解できるところだと思う。

だとすると、あのエピローグはただ単に冴えカノ的なギャグとして留めておけるものではなく、詩羽先輩が物書きとして、そして恋敵としての加藤のことを理解した上で書いた物語であったということだ。

 

今作において詩羽先輩は、倫也への想いを声を大にすることなくフェードアウトしている。それどころか、英梨々を倫也から諦めさせるような役回りをしている。

TV版から成長し大学生になった彼女は、これまでのストーリーと比べてあまりにも大人だ。わかりやすく最も詩羽がヒロインとして輝いたのはやはり倫也とのキスであり、それ以降負けヒロインとなってしまっているのはとても悲しいが…。

 

それと比べて英梨々の存在はもっと大きい。

倫也と英梨々の間の出来事と、イベントはあまりにも多すぎた。部屋にこもった英梨々のもとに倫也が駆けつけたこと、那須高原で英梨々の修羅場に付き添ったこと、なにより、2期での英梨々の扱いはあまりにもヒロイン過ぎた。2期のOP見た?あの、サビ入りから長尺で花畑を走る英梨々。あれがヒロインじゃなかったらなんだって言うんですか!!

 

今作における英梨々の重要な発言「10年前、私のこと好きだった?」

この言葉の重さはアニメ2期まで見た視聴者なら理解できるだろう。

英梨々に限らず倫也も、この10年間はお互いが素直になれない時間を過ごしてきた。そんな英梨々がやっと紡ぐことができたあの言葉。でも、もう遅いよね…。っていう。

その後の詩羽先輩の言葉「彼は間違いなく私達に恋をしていた」。それでも彼女たちを選ばず、倫也は加藤を選んだ。

 

さて、倫也と加藤の恋愛の模様は、TV版では主だって取り上げられなかった。TV版描かれたのは、倫也が夢に向かって努力する姿と、英梨々と詩羽がクリエイターとして成長していく姿が主だった。

 

その上で、今回の映画で加藤が倫也にとった行動、倫也と加藤の関係の発展に私が思ったことがある。

Topic:冴えカノの"普遍性により帯びる現実味"

加藤というキャラクターが冴えカノにおける他作品と一線を画する特徴であるというのは先述したとおりだが、とくに主張しなければならないのは、加藤の行動がもたらすのは、このアニメに対するリアリティだ。

 

立ち位置的に「オタク文化のことをよくわかっていない普通の女の子」として登場しているだけではない、倫也に対して、あまりにも「普通の女の子」であり続けたのが加藤だ。

 

例を上げるとするならば、駅のホームで倫也が書いたシナリオのロケハンをするシーン。

あなたの目に、加藤のアプローチはどう映りましたか。台本に合わせて手を重ね合い、恋人繋ぎへ発展していく、見ている方が照れてしまうような、甘いシーンだ。

おそらく作り手としてもあのシーンは、できるだけわかりやすく恥ずかしいシーンに仕上げたはずだ。それはあまりにもベタな展開だが、それが多くの「普通の女の子」がしたいことだとしたら。

そして、その後、加藤は倫也とこんな話をする。

 

「起承転結の『転』が必要なのかどうか」

 

ここで「転なんていらない」と答えた加藤。

何てことないセリフだが、好きな男の子との間に「転」を求めたくない。なんて、「普通の女の子」なんだろうか。好きな人と一緒にいられればそれでいい。そんな考え方が顕になっている。

その時倫也が「ずっとイチャイチャしているのがいいのか?」と頓珍漢な発言をしてしまうせいで、視聴側に伝わりづらいのだが…。

 

では逆に、倫也の想いについて考えていこう。

今作の中で倫也は、メインヒロインのストーリーについて朱音さんに相談し、「だれもが恥ずかしくなってしまうようなキモいストーリー」にアイデンティティを見出している。

 ここで倫也の言う、「誰もがキュンキュンしてしまうような、魅力的なヒロインによるラブストーリー」というのは、我々がいま見てきたものだ。

 

私が思ったのは、「現実ってこういうもんだよな」

目を覆いたくなってしまうような恥ずかしいシーンとして揶揄されてはいるが、どちらかというと、あまりにも恥ずかしく、あるいはベタすぎて誰もが小説やあるいはストーリーとして描かないようなことこそが現実であり得る。

ドラマチックな起承転結が起こって結ばれるわけではなく、倫也が思い描くような「痛いヲタクの妄想」というのが、実際には一番現実に近くて、それは加藤ないし「普通の女の子」が求めることなのではないだろうか。

 

ただし、これを普通の小説でやっても意味がない。なぜなら現実よりも創作のほうが面白いから。そういう意味で言えば、冴えカノのようなオタク的起承転結物語をメタ的な視点で見ることができる作品だからこそ選択することができたルートなのかな、と。

 

倫也と加藤がキスするシーンでも同じだ。はじめのキスに失敗して、「いっせーの」で二人でキスする。こんなのも、描かれないだけで、現実の男女はきっとこんなものなのだ。美智留と出海にからかわれてしまうほど、恥ずかしく、甘酸っぱい。

 

要は、オタク的な夢の描き方は、きっと間違っていないんだろう。

告白直後、加藤に「俺でも頑張ればイケると思った」なんて言い腐った倫也だったが、要は天才でもなんでもない平凡な二人による平凡なラブストーリー。

そのシーンで「普通の女の子なら怒って帰っちゃうよ」と言った加藤ちゃんだったが、それも一つ加藤ちゃんの「普通の女の子」たる所以だ。「こんなこと許してくれるの私くらいなんだからね」的なセリフ、非常に「普通の女の子」じゃないかな。こんなめんどくさい言葉、きっと普通の創作では取り上げられないセリフだ。

 

そのような思いを持った加藤ちゃんだからこそ、劇中のゴタゴタなんてものは「タイミングが悪かったんだよ」で済ませられる問題なのだ。それでも、わかってても怒っちゃうのがリアルなんだけどね。

「二次元の女の子みたいに笑って送り出せばいいの?それとも三次元の女の子みたいに泣いて怒ればいいの」という言葉も、単なるメタではない。

二次元的に起こりうる「転」に対しての加藤ちゃんなりの考え方だ。だからこそ、その後に待つ「結」を受け入れることもできる。

 

「名前で呼び合う」「毎日スカイプで通話する」「誕生日だから一緒に池袋に出かける」「もうとっくにフラグは立ってる」とか言っちゃう。そんな、「絶対あいつ俺(私)のこと好きじゃん!」という関係性になるまで告白できないのも、現実でよくある話だ。

Topic:冴えカノは萌えアニメにとどまらない

冴えカノは、魅力的なキャラクターによる恋愛を題材にしたストーリーだ。ただし、それに限らない題材がある。

勿論ひとつには、あれだけ倫也と加藤の関係性を綿密に書くようなことは、萌えアニメにはあまりない。ギャルゲーを舞台にしたこのストーリーはやっぱり恋愛アニメだ。ただ、それだけではない。

 

たとえば、「バクマン。」という作品があるが私はそれに近いような、業界、あるいは物書きの世界を描きたかった世界なのかな、と感じた。

このアニメは、ただの消費豚(詩羽先輩談)である安芸くんが、周囲の天才にまみれてクリエイターとして成長していく話だ。ただの恋愛物語に落ち着かず、クリエイターとしてのあり方を示している。詩羽先輩と英梨々の姿は、まるで原作者丸戸先生とイラストレーター深崎先生に通ずるものがある。その点における、クリエイター側の思想についてのリアリティが強かった。

これはこれまでの各イベントでも、アニメに対して丸戸先生や深崎先生が非常に深い関わりを持っているという発言が多かった。その辺のリアリティは、原作サイドの協力あってこそだろう。

 

わたしは以前書いた記事の中で、このアニメで共感性羞恥を感じるといったようなことを執筆した。要は、倫也が話す妄想が、一番痛い頃の自分を見ているかのようだったから。実際冴えカノを見ていると、色々なシーンにおいて歯がゆさ、むずがゆさみたいなものを感じた。

 

例えばこれが「冴えない彼女の育てかた」を書いている側(倫也あるいは原作者丸戸先生)の思惑だったとしたら。要はめちゃめちゃ恥ずかしくてキュンキュンする物語を恥ずかしげもなく書くことを武器として視聴者に刃先を向けているとしたら。こちらがニヤニヤしてしまった時点で「してやられた」ことになるだろう。

さすが、丸戸先生。

 

もうひとつ、今作では朱音さんが重要な舞台装置として登場した。2期終盤で英梨々と詩羽先輩をヘッドハンティングするという、ようは恨みを買うような形で登場したものの、その姿はクリエイターとしての理想と現実を倫也に示す存在だった。

それは冴えカノにおいて大きな1事件ではあったものの、英梨々と詩羽がクリエイターのしての自分と、倫也への恋慕を天秤にかけるきっかけとなった。思えばあの二人がヒロインとして退場したのは、その一件だったのかな。

 

そのようにクリエイターとしての姿を併せ持つヒロインたちの姿がドラマを生んでいる。

 

映画最後のシーン、カンパイと言い合う彼女たちの姿がある。それは、「冴えカノ」が終わることに対しての「お疲れ様」であるのは自明だが、そのような演出の裏には、これまで何度もメタ発言をしてきた作品の中に、クリエイターの姿を見え隠れさせている、キャストたちの生の声だった。

 

おわりに

冴えない彼女の育てかた」は終わってしまった。パンフレットでもキャストの皆さんは揃いも揃って終わってしまうことに対する寂しさを示していた。私もそうだ。冴えカノロスだよ…。

 

「私は、あなたの思い描くヒロインになれましたか」

 

何も文句のつけようがない終わり方だった。加藤を「冴えない彼女の育てかた」のヒロインにさせたのは倫也であり、丸戸先生であり、深崎先生であり、視聴者であり、私だ。

加藤はこの物語に関わったすべての人間に語りかける。冴えカノが唯一無二の特徴を持つ限り、全オタクにとって加藤は唯一無二の存在で有り続ける。

 

とりあえず私は、死ぬまで深崎暮人先生の美麗なイラストを追い続けることにします。

最高のラブストーリーをありがとう。

「劇場版 コードギアス 復活のルルーシュ」私なりの感想・考察 こういうので良いんだよ…。

劇場版 コードギアス 復活のルルーシュ見てきたぞ。みんなは見たかな?見てない人は先に見に行ってくれ!この記事ではネタバレをしまくるぞ。あと余談多めだぞ。

 

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ところで近年、私が好きなアニメがたびたびリバイバル制作されることが多い。エウレカセブンフリクリフルメタル・パニック…。いずれも00年代を代表する名作アニメだった。

それらの続編が10年以上の時を経て制作されるのは素晴らしいことだと思うが、完成度としては首を捻る出来栄えだった。

 

例えば劇場版エウレカセブンは、TV版の映像を使いまわし再構築した映像として三部作のうち1作目が公開され、賛否両論を得た。(そして2作目で手のひらを返した)

 

例えば劇場版フリクリは、OVAの監督であった鶴巻監督が離れ、6人もの監督の連名のもと出来上がった。

作品としては悪くなかったのだが、フリクリの続編と考えるとやはり鶴巻監督独特の空気感のようなものが薄まってしまっていた。

 

フルメタル・パニックIVはTV放送であったが、00年代当時の全盛期のGONZO京都アニメーションと比べ、4期を担当したXEBEC作画崩壊が目立った。ストーリーやキャラクターは相変わらず好きなため殊更残念であった。

 

00年代のアニメには、世間的には大きく取り上げられないからこその市場の狭さがあり、更にほとんどの制作がデジタルアニメで行われるようになったことから、各社とも発展途上の分野に対して力を注いでいた印象がある。

 

言うまでもなく現在のような大アニメブーム時代においては、市場が大きくなりはしたもののバブルと言うほど景気が良いわけでもない。

当然だが、ただアニメを作れば良いのではなく、なにかヒットさせるための要素を持ったアニメが人気を博している。

私は正直、その”ヒットさせる要素”として過去の作品のリバイバルが行われているだけなのではないかという訝しみも感じている。

 

で、今回見てきた劇場版コードギアス。これはマジで最高だった。

先述したような私の不安を取っ払い、完成度としては申し分ない出来。なにより、下手な小細工もなく純粋にTV版のスタッフが集まって作った完全新作というような内容であったので、当時の空気感がそのまま感じられた。

 

こういうのでいいんだよ…。と思った。

 

www.youtube.com

これは公開前のPV映像だ。映画見た後だとゾクゾクするな。私は生粋のネタバレ嫌いなのでPVすら一度も見ずに劇場へ行ったが、最後のキャスト紹介にもルルーシュの名前はなく、本当にルルーシュが復活するのかどうかすらわからなかった。

こういう、粋なことしてくれるのマジで最高だな。

 

本編の感想と言っても全部追いかけるのもあれなので要所要所私が好きなシーンを挙げる

「破ったな…!ルルーシュが残した平和を!」のシーン

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私が開始10分で泣きそうになったセリフ。

劇中ではまずルルーシュが去った後の世界の様子が見られた。カレンの「みんなー!久しぶりー!」というセリフが視聴者に向けられたセリフだということは言うまでもないだろう。

 

ルルーシュの死、彼の自分勝手な自己犠牲が生んだ世界の平和を皆が謳歌している姿にも来るものがあったけれど、それを何よりも大事にしていたのはスザクだったんだなと言うことが伝わるシーンだ。

 

後にルルーシュと二人で語るシーンが有ったが、「君(ルル)のいない世界は思っていたよりも孤独だった」というように、世界の平和を孤独に守っていたスザク。その心には、かつて自らの理想のために孤高に君臨していたルルーシュの姿が映っていたに違いない。

エモいな。

敵がギアスを使うシーン

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敵がギアスを使うことはこれまでもあったが、マオやシャルルなどギアス教団がバックに立っていることが分かる人物ばかりであった。

今回の敵はジルクスタンという小国だ。上の画像のクジャバットと、女王のシャムナがギアスユーザーだが誰から授かったものなのかは明らかにされていない。

C.C.曰く、ギアス教団の分派のものらしいが…。

 

そういえばあなたはゼロレクイエムの詳細をご存知だろうか。

シュナイゼルを軍門に下したルルーシュは、フレイヤ弾頭を脅しに使い各国を次々と超合衆国に加盟させ、世界の統一を図った。

ということは、その時点で世界のどの国も超合衆国に軍事力では歯向かえなかったということだ。

シャムナのギアスを持ってすればフレイヤ弾頭に対抗できたのでは…。いや、シャムナの野望を実現するためには別に超合衆国に加盟することも構わなかったのか、あるいはシャムナだけループを経験し、結果どのルートに至っても合衆国加盟ルートしかなかったのかな…。

なんとなく妄想を掻き立てられるけど、語られない以上は理解しようもない。ただジルクスタンについてはわからないことも多かったのでスピンオフか何かで描いてほしいものですね。

メカ作画がカッコよかったシーン

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劇場版なので当然作画には期待していた。私に限った話ではないと思うが、ロボットアニメとメカ作画は切っても切れない重要な要素だ。

 

最も印象に残ったのは上のミサイルのシーン。よくわからない方はPVを見てもらえばその凄さが分かる。

もともとコードギアスのメカは地上戦がメインだったのでミサイル作画はR2の後半にしか登場しなかったものの、スラッシュハーケンという神便利武装で美しい軌道を描いてくれていたので満足していた。

 

今回の映画ではスラッシュハーケンはあまり活躍しなかったが、綺麗なサーカスが見られたのが嬉しい。とは言っても一瞬だったが。

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個人的に推しナイトメアフレームのコーネリア姉様のグロースター。

と思ったけど要所要所デザインが違う…?パンフレット見ていない(売り切れで買えなかった)のでわからないけれど。

紅蓮やランスロットといった第9世代KMFが幅を利かせる中で未だに泥臭いKMFでめちゃくちゃ戦果を上げるコーネリア最高にかっこいい。

 

今回の映画では藤堂やシュナイゼルが内政に留まったこともあり、コーネリアとゼロが合流したシーンは鳥肌が立った。

というか、コーネリアがルルーシュの味方をするのって何気初めてなのでは??

黒の騎士団と団結したのもルルーシュが世界征服したあとだったし。

シスコンブラコンで有名なコーネリア姉様がやっとルルーシュと肩を並べて共同戦線を貼るというのもエモい。

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もちろんランスロットも健在です。

ルルーシュの戦略シーンが多かったのでランスロットや紅蓮の活躍はあまり多く描かれなかったけど、しっかり活躍していた。スザク特有のロボットの動きから外れた運動性能を見せつけてくれた。とくに、このポーズをした瞬間はもう泣きそうになった。

今回の映画、当然だけど思い出補正強いな…。

 

コードギアスはストーリーやキャラクターもさることながら、ロボット作画も最高にキレッキレなので、初めてロボットアニメを見る人とかにも勧めやすいよね。

メカについての詳しい情報は公式サイトで。

http://www.geass.jp/R-geass/nightmare.php

シャーリーが生きていたシーン

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ごめん、コレばっかりは私の不勉強なんだけど、劇場版3作目でシャーリー生存ルートに分岐してたのね…。

劇場版反逆は見に行っていなかったから知らなかったです。

ギアスを始めてみた時は、「あ、このアニメ普通にヒロイン殺しちゃうんだ」と思った。いや、R2まで見たらアレかもしれないけど、1期って普通にカレンやC.C.っていうよりもシャーリーがヒロインって感じだったじゃん?

で、私って最初に見た鳥を親と認識してしまうタイプの雛というか、ZガンダムじゃなくてガンダムMk.2が好きっていうか、ダブルオーガンダムよりガンダムエクシアが好きみたいなタイプの人間なんですよ。

 

R2でシャーリーが死んだときには、私の心に決定的な穴が空いた気分になったし、ルルーシュ同様めちゃくちゃ腹がたった。

 

…という思い出深い女性だったのだけれど、復活のルルーシュ見に行ったらシャーリー女史も復活していたでござる、みたいな。

ルルーシュランペルージからとってL.L.、なんてどうかな」

今回最大の爆弾ですね。

まあ、コードギアスって強烈なヒロインが3人もいるのにあまりヒロイン論争になってこなかったけど、やっぱりC.C.がメインヒロインだった。

 

アニメ2期でR2(アールツー)っていうサブタイトルが付いたのも、

「これってルルーシュランペルージがC.C.みたいにコード保持者になるって話じゃないの~?」

ルルーシュの綴りは”L”だバカ」

っていうお決まりみたいなやり取りがあったけど、まさか本当にL.L.を自称するようになるとは。というか、やっぱりルルーシュにとってはランペルージの性は大事なんだな、というか。

王室に生まれた結果得たブリタニア性を使ってギアス、黒の騎士団、悪逆皇帝とダークヒーローの道を進んだルルーシュにとっては、アッシュフォード学園で平和な日々をナナリーや友人と過ごしたランペルージ性の特別さみたいなものは視聴者も感じるところだよね。

まとめ

というわけで久し振りにルルーシュに会ってきました。

正直言って、最初に言ったとおり見る前はだいぶ不安もあったけれど、中身はいつもどおりのコードギアスだった。

いつもどおりっていうのが大分重要というか、ラーメン屋に入ってラーメン頼んだのに蕎麦が出てくるみたいな作品が多い昨今でよくここまで視聴者のニーズに合わせてくれたな、と。

絶賛公開中のシティハンターも見に行ったけど、こちらもコードギアスと同様にかつてのアニメと同じノリでリバイバルされている感じだった。

リバイバルブームも1周回って、「新作」ではなく「続編」のような感じで作ってくれる場合が増えたのは既存ファンからしたら嬉しことだ。

 

作画も相変わらず安定、空気感やキャラ、声優、文句なしです。

好きなアニメにカメラが出るから、僕はカメラを買ったんだ。

大学生といえば、高校生と比べて自由に使えるお金が増えて、数万円程度の趣味のものが買えるようになる時期だ。

 

特にカメラはその対象になりやすく、上を見ればキリがないにしても数万程度でそこそこの機種が買える。

 

この度私もカメラを買いました。

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この記事ではまた金のかかる趣味を開発せんとしている自分に対して言い訳をしたいと思います。

 

好きなアニメに出てきてるから…。

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早速だけどこのカメラを購入した1番の理由がコレ。

↑の画像は「フリクリ」に登場する鮫島マミ美ちゃんと、愛機「OLYMPUS OM-2」。

フリクリの良さを語るとキリがないので割愛するけど、鮫島マミ美はヒロインのうちの1人で、彼女にとってカメラは物語上重要なアイテムとして登場するんだよね。


このOM-2っていう機種は1975年発売のフィルムカメラで、フリクリの公開が2000年であることを考えてもその時点でヴィンテージカメラだ。まあ、フリクリに登場するアイテムは得てしてこのように"マニア好み"みたいな品物が多い。

 

私の中でカメラと言えばコレっていうイメージが強かったし、アニメとか漫画に登場するものを欲しがる気持ちもこんなブログに辿り着いている人ならわかってくれるんじゃないかなあと。

 

だがしかし、前述したとおりこのカメラはあくまで1975年発売。この大デジタル時代において今更フィルムカメラというのもある意味オツかなとは思うけど、やはり時代はデジタルカメラ

今発売されている機器で似ているものはないかなと探した結果、

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発見。「OLYMPUS OM-D E-M10」

そもそもデザインに際はあるけれど、このOLYMPUSって書いてある出っ張りみたいなものがもうまるでマミ美の使っていたカメラじゃないですか。な!?

OM-Dって名前からしてご先祖様をたどっていけばOM-2がありそうな雰囲気じゃないですか。な!?

 

正直スペックとかよりもデザインにノックアウトされた。

ブログに使いたいから

デザイン上はとても好きなのだけれど、だからといって購入する理由にはならないものだ。

 

なのでここからは購入する理由を探す旅に漕ぎ出すことになる。なぜなら欲しいので。自分を納得させなければならないので。

 

まず第一にブログに使用したいのだ。これまでスマホの撮って出し画像を使っていたけれど、せっかくレビューするものが多いのにこんな低画質で良いのだろうか??

 

いや、別になんでも良いんだろうけど、少なくともカメラを利用する必要性はある。

 

私の場合インスタグラムだとかやっているわけではないので、買ったところで見せる機会がない、なんてこともありうる。

まあもともと趣味なんて他人に見せるためのものではないけれど、流石にインターネット世代ともなれば撮った写真を見せびらかしても良いのではないか。

 

ブログに使いたいという理由を広げれば、ブログのネタにもなるしね。

聖地巡礼するから

そう、聖地巡礼記事を書いてみたいのだ。

例えば来月にちょっと東京までアイマスのライブを見に行くんだけど、そのついでに行きたい場所がある。

 

それが江ノ島だ。江ノ島といえば数々のアニメの舞台にもなっているが、特に私が2018年ベストアニメの一つにも数えている「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」の舞台でもある。
azayaka-tuchiiro.hatenablog.com

他にも「つり球」「スラムダンク」「サーフブンガクカマクラ(アジカンのアルバム)」などなど、私の好きな作品の多くの舞台となっている江ノ電沿線を、撮らいでか!という気持ちがめちゃくちゃ高まっている。

 

何なら今から、どんな構図で撮ろうかワクワクしてアニメを見返したりする始末。

スマホで撮るなんてもったいない。

というかカメラを買ってしまった今なら、どのレンズを使おうかな、とかどんな時間帯に撮ろうかな、と悶々と妄想しているだけで楽しみなイベントになってしまっている。

 

来月に迫った聖地巡礼、カメラ買うなら今しかないのでは!?

個展とかいくから

昨年11月にイラストレータ中村佑介さんの、12月には深崎暮人さんの個展に行った。それもこれも最近絵を描くことにハマっているからなのだが、個展によっては作品を撮影しても良い場所がある。

実際のところ、中村佑介氏の個展は撮影可で(とはいえSNSに上げるのはマナー違反かな)、だけれども極めて精細な線画を写真に残すには、私のiPhoneではあまりにも力不足だった。

 

特に私が購入したOM-Dでは無音シャッターが使える。比喩ではなく全く無音なのでこのようなシーンでは抜群に活躍してくれる。もちろん高画質。

 

先程の話題になるが東京に行くので、その際に訪れたい場所もある。

av.watch.impress.co.jp

このロボットバーでは店内のいたるところにロボットの模型が置いてあり、店の雰囲気も相まってとても写真映えしそうだ。

せっかくの旅行なので、このような"作品"をしっかりと記録と記憶に残したい。

 

 

そして最大の理由

というわけでひたすら「欲しい」を「必要」に変換する作業を行ってきたわけなのだけれど、最大の理由がその価格にある。

 

詳しい話は…次の記事で。

初心者がイラストを練習するとどれだけ上達するのか【8ヶ月目】

 

azayaka-tuchiiro.hatenablog.com

 

 

 しばらく更新途絶えていましたが生きています。留年を賭けた大勝負に勝利して、琵琶湖の温泉に行っていたらすっかりブログのことを忘れていましt...

 

今日は「人間が天上人に憧れて絵を練習してみたシリーズ」、8ヶ月目です。

1月からつらつら練習した絵を晒してあなたの共感性羞恥を煽っていこうと思います。

 

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まずは私のシャニマスにおける担当アイドルの1人、三峰結華さん。

カリカリ絵を描いて、まああと3日くらいで完成かなーと思っていたらTwitterで三峰の誕生日だということを知って慌てて仕上げた。

めちゃくちゃ頑張りました。

もちろんキャラ自体も好きなんだけど、単純に絵を描くことがめちゃくちゃ楽しくて無心で描いてた。色塗りとかよくわかんねえので聞きかじりの知識と見よう見まねです。

三峰の声優さん、成海 瑠奈さんが三峰の誕生日イラストをいいねしまくっていたという話を聞いたので、来年は成海さんのお眼鏡(三峰結華はメガネキャラなのでそれと掛けた超おもろジョーク)に叶う絵が書けるようになりたい…。

 

この絵自体、なんとなく描いた絵なので次はシチュエーションとか構図とかもっと気にして描きたいな。

 

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同じくシャニマスより西城樹里ちゃん。これはシチュエーションとか構図とか考えて描いてみた絵。

下書きではもっと奥行きを出したつもりの足が、着色の技術不足で大根足になってしまったのが残念だった。

こういう、ちょいワルっぽい事させたいんだよなー樹里には。本人の性格とかも好きだけど、こちらの第一印象がちゃんと仕事に活かす事ができる子だと思うんよ。

 

サビた感じは緑と赤と茶色をブラシで重ねました。見よう見まねです。でもそれっぽくなったのでビビる。

 

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この絵は

www.youtube.com

これを参考にグリザイユ画法なる塗り方を試してみた。

私のような無免許ビギナーお絵かき君には画法という言葉が専門的で重くのしかかる。

とはいってもこの動画の作者、ラズメさんが軽い口調で優しく教えてくれるのでちょっと気が楽になります。完成させて出来栄えを見てまた落ち込みます。

やっぱ難しいですね。濃淡を先につけてから色を乗せる手法らしいので、最初はモノクロで描いていくのだけれど、その時点でめちゃくちゃ困る。初心者(私の事です)は色の濃薄が全然理解できない。

結局完成したのが上の絵。全然濃淡つけれてない…!線画の時点で歪んでる…!助けて…真乃…めぐる…!

 

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アイマスの雪歩です。完成はさせていない。

気づいたら斜め顔ばかり描いていたので、「ええい、今月は斜め顔特集だ!」とばかりに斜めから描きました。

ただ斜めでもつまらないので下からの構図ぽくしてみたけどどうなんだろうね。

しかし、なんとなく描き始めるとアイマスばかり描いてしまって良くないな。多分私が最も普段よく見ている二次創作がアイマスだからそうなってるんだけど、好きなアニメはもっといろいろあるんだよなあ。

ロボットアニメとか好きなんだけど書こうと思うと人間とはまた違った勉強をしないといけないような気がする。とはいえ、いずれはチャレンジしたいな。

初心者がイラストを練習するとどれだけ上達するのか【7ヶ月目】

 

初心者がイラストを練習してみる。上の記事で書いたとおり、半年でなんとか他人に見せても恥ずかしくない程度まで描けるようになった…気がする。

とはいっても全然上手くはないので、日々練習して上達を目論んでいます。

これからは1ヶ月毎に描いた絵を晒して、私の露出願望を満足させます。うそです。自分の絵を並べて、後からどれだけ上達したのかわかりやすくする備忘録的な記事です。

クソ下手な絵を沢山並べるので共感性羞恥が強い方は恥ずか死するかもしれません。ご注意を。

 

今記事ではイラストを練習初めて7ヶ月目のイラストになります

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シャニマスの大崎姉妹。

そういえば2人が手を組んだり、一緒に写った絵って描いたことないなあと思って。結局結構難しいです。完成させることができませんでした。

というか、バストアップでなく全身を描くのってやっぱり難しい。

7ヶ月目全体の課題でもあるんだけれど、肌の質感はなんとなく描けるようにはなっているけど髪の着色の仕方がよくわからないんです。

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なんとなくスク水の質感を書いて確認したかった。お目々が上手に描けなかったです。

水着とか、肌色成分多めな絵を書こうと思うと肌とか頑張って塗らないといけないので練習になります。決して下心があって水着描いたわけではないよ!

 

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これも下心はないよ!!なんとなく!描いてみただけだから!!柔らかさを表現したかったの!!

ヌードデッサンっていうものがあるけど、絵の練習してるとアレが存在する意味も理解できる。人体を描きたい。

結構髪の塗り方について迷走していて、というかどうやって塗ればいいのかわからなくて、もうだいぶフィーリングで描いてます。

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オリキャラです。ブログのヘッダーに使おうかなーと思ってやめた絵。なぜやめたかというとヘッダーに使うには横幅が足りなかったため。

耳にはUltimate Earsの有名なイヤホンを付けさせています。私はUEのイヤホンは持っていないんだけれど、デザインだけで言えば高級イヤホン界隈でもトップレベルだと思います。音はあんまり好きではないですが…。

 

これには髪の着彩にグラデーションを試しに使ってみた。エアブラシでグラデーションっぽくするだけでなんだか上達した気がするぞ。

ただ、ブレザーの質感とかシワとかがどうにも表現しづらかったのが困りもの。うーん、我が家に絵のモデルになってくれる可愛いJKがいれば参考資料にしたのに。参考資料にしたのに!!(大事な事ry)

 

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未完成。逆光を描いてみたかった。夕日を題材にしたので赤っぽい光を表現したかったんだけれどなんだか上手くいかなかった。それにやっぱり斜めの角度だと顔のバランスも難しいです。オーバーレイとか使うのかな、こういうレイヤーのフィルタも全然把握してなくて使うたびに色々弄ってるけど…。

 

唯一、ジーンズ生地の皺が上手く塗れたような気がするのでそこは嬉しい。

 

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今月一番頑張った絵。夜中の2時に塗り始めて気がついたら10時になっていた。

これは「冴えカノ」でお馴染み深崎暮人先生の絵を模写したものになるので私の実力ではないです。構図と線画と色と光源を参考にして描いてみました。ほとんど参考じゃねえか。

 

深崎暮人先生は私が最強に尊敬するイラストレーターの一人です。正直アニメイラスト界では深崎先生の最近の絵が一番ステキだと思っています。

そんな大尊敬している深崎暮人先生の展示会にこないだ行ったのですが、そこで入手したパンフレットの絵を参考にしました。

(クソ雑魚初心者である私が尊敬という言葉を使うこと自体おこがましい神絵でした。)

髪の毛の色塗りにはこの動画を参考にさせてもらいました。この1ヶ月の大きな課題であった「髪の毛の色塗り」について一つの壁を超えることができた気がします。

 

深崎先生の元絵とは髪の塗り方が全然違うのですが、私としてはやっと自分で満足の行く塗りができたので一息ついています。

それと、線画に色を付けたのもこの絵からです。これまでも何度が見よう見まねでやっていたのですが、やはりお手本があると良い。

線画に色がついているだけで立体感というか、なんかふわっとした感じになっていいですね(工学部の語彙力)

逆にこれまでの黒い線画が稚拙に見えてきたぞ…。いや全部稚拙か。

 

深崎先生の絵は柔らかなタッチの絵に線画に赤や黄色と言ったビビッドな色を乗せてアクセントになっているのがとても素敵なので技を盗もうと。

これまでの絵はとてもSNSに出すのがためらわれたのですが、このレベルならギリギリSNSで公開しても後悔しない、のかな…。

恥ずかしいしTwitterの神絵師様方の素晴らしい絵をみてると砂になりそうな気分になるのだけれど、絵のうまい友達が他人に見せると上達すると言っていたので、恥部を晒していくべきなのでしょうか。

 

総括

楽しいな!絵を描くのってマジでよ!!

これまで何度も、「もっと早く練習始めておけば。。」とか「美術部はいっとけば。。」とか思ったけど、自分頑張れるじゃん!って思った。

 

ただ、どうしても他人に見せるのは恥ずかしいので、誰からも褒められず黙々と描いています。こんなブログ見てる人いないだろうし。

描くたびに上達してる感じがするのって中毒性があるね。高校時代とかも部活にめっちゃ打ち込んでたわけではないし、大学もサークルも部活もなく家で孤独している私なので、打ち込める趣味が見つかってとても嬉しいです。

 

これからも頑張って練習するぞ。

アニメ化しそうな漫画紹介【その5】CITY

アニメ化しそうな漫画紹介。アニメ化する前に読んどいて、アニメ開始してから「俺その作品○年前から知ってたわ~」ヅラをするのにおすすめなシリーズ。

 

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『CITY』という漫画を紹介しようと思う。正直アニメ化してほしい漫画は他にもたくさんあるんだけれど、「日常」があれだけギャグアニメとして評価された過去があっては、いずれアニメ化するんじゃないかと期待できる作品だ。

 

作者・あらゐけいいちは、前述した「日常」で有名な漫画家だ。以前は角川の「少年エース」で日常を連載していたのだけれど、現在は講談社「モーニング」で連載している。
まあ「日常」自体少年漫画雑誌に乗るとしてもシュールだったから、どちらかと言ったらモーニングっぽいけれど、なんで出版社変わったんだろうね。邪推はたくさんできるけどしないよ。

 

「CITY」のギャグ漫画としての魅力は「日常」と同じところにあると思っていて、これはあらゐ先生の漫画全般に言えることなんだけれど、順番に挙げていくよ。
とは言ってもギャグを分析するみたいな感じで恥ずかしいから手短にやるよ。


まず大前提として私はいわゆる群像劇モノが大好きだ。

色んな人のいろんな行動を画面に映して、最後にそれが一つにまとまる、みたいな話が好物です。

並列処理していった結果、最終的に頭の回路にうまく電流が流れたみたいな達成感を感じることができるのっていいよね。


それで言ったらあらゐ漫画は舞台装置に群像劇というセットを使った上でギャグ漫画を成立させていて、これがとても効果的に機能していると思う。

 

ギャグ漫画であることの利点は、群像劇としてのオチが必要ないところだと思っている。
例えばさっきの「群像劇」の簡単な例でいうと、『色んな人のいろんな行動』が『最後に一つにまとまる』というオチに収束することが物語の大トロになるわけだが、ギャグ漫画である以上は一つ一つの物語自体がオムニバスとして成立してさえいれば大トロは必要ない。

 

それこそ漫画雑誌という媒体で1話完結として連載している以上、その話に内包されているオチを毎回味わえばよくって。
群像劇という舞台装置を選択しているにもかかわらず、群像劇としてのオチを必要としない、このような形の作品はいくつもあるけれど、これにギャグ漫画というのはとてもマッチしているんだなぁと。

 

(ギャグ・コメディ含めた広義の意味での)ギャグ漫画という括り1つとっても、そこにはストーリーを必要としない漫画もたくさんある。
キャラクターさえいればどうとでも作れる作品もあり、「日常」はどちらかというとこれに含まれる。
しかしそこに各話同士の関連性を持たせた結果、軽い群像劇としての面白さも含まれ、どちらかというとこれが視聴者のモツにハマった結果世間からこれほどの評価を受けるまでになったのだろうな。

群像を描いた漫画に「日常」や「CITY」と名づける作者の美的感覚にも痺れるよね。


「CITY」で用いられているのも「日常」と同様の形式だ。「日常」が好きだった人ならばもれなく「CITY」も受け入れることができるはず。
「日常」は終わってしまったが、「CITY」にも「日常」のキャラクターが描かれていたりと世界観は同じっぽいし、実質続編みたいなものだろう。1stとZみたいなもんだ。

まあ考えてみれば、キャラクターありきで成り立つギャグではあるものの、ネタが尽きてもキャラクターと舞台を変えてしまえばいくらでも続きを書けるということなんだろうか。

 

「日常」では女子高校生の日常を描いていたけれど、それをさらに街サイズに広げたのだから書ける話の幅も増えたってもんよ。
絵柄もかわいらしいとギャグ映えの中間を行ってて読みやすいし、いい漫画だなあと。


と、ギャグ漫画にはちょっとうるさい新野がいま「ヒナまつり」と同じくらい大好きな「CITY」のご紹介でした。おすすめです。

↓から読めるので、どんなもんか覗いてみては。