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アニおと!!見聞録~アニメと音楽の個人ブログ~

アニメと音楽に関する個人ブログです。アニメやAV機器のレビューをします。

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「デス・パレード」OPのBRADIOは今最も伸び代を感じるバンドですよ! - アニメでハマる音楽【4】

アニメでハマる音楽
 
アニメと音楽を結びつけるとどちらも楽しめてお得だよ、っていうススメです。
 
デス・パレードと、私がめちゃくちゃ好きなバンド、BRADIOについてのお話。

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なんだこの画像、と、思うかもしれないけれど、後々説明しますよ。

 

 デス・パレードについて

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デス・パレードは2013年に「アニメミライ2013」のプロジェクトの中の1作として制作されたアニメ…らしい。Wikipedia曰く。

 

経緯なんてどうでも良くて、このアニメはなかなかおもしろいですよ。

あらすじというか話の流れとしては、謎のBAR、クイーンデキムにおいて毎話突然連れてこられた2人が様々なデスゲームを行う、というもの。ゲームの内容は物によっては命を落としかねないものだったりするので、ゲームを行う人間は本当の姿をさらけ出すことになる…。

とはいいつつも、ただデスゲームを行うというところがメインディッシュじゃなくて、本質はもっと違うところにあるんだよね。ネタバレしたくないから言わないけれど。

 

まあ、逆に言えばネタバレ防止の為に気を使ってしまうほど、奥が深いアニメだと思ってほしい。

ただ、デスゲームを行うというだけあってそれぞれのキャラの死生観が垣間見られ、その点は重要でもあるし面白い部分でもある。

 

制作は安心と信頼のマッドハウスなので、クオリティは十分。そして何よりこの作品は、海外からの人気も非常に高いのだ。

私個人の目安だけれど、海外から人気のあるアニメはわりとキャラクターよりはストーリーや話全体の雰囲気などが重視された結果評価されているものが多い気がする。

デス・パレードも例に漏れず、命をかけた、と言いつつもただグロかったり暗かったりするのではなく、独特の雰囲気があるアニメだ。

おすすめです。

 

BRADIOについて

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BRADIOは去年メジャーデビューしたばかりの新進気鋭のバンド。とはいっても2010年からインディーズでメキメキと力をつけている実力派だ。

バンド名は「Break the Rule And Do Image On・・・」(日常の世界に、素敵な時間・空間のイメージを加え、良き変化を。)という意味が込められているらしいが、まさに彼らの音楽には聞いているだけでどこか違う場所に飛ばされてしまったかのような力がある。

 

上の画像のアフロがボーカルの真行寺 貴秋(しんぎょうじ たかあき)。アフロと力強いボイスとキレイでよく伸びるファルセットとアフロが特徴的で、BRADIOの世界観を作り上げているまさにトレードマークのアフロといったところ。しかもアフロだ。

 

右の髭のおじさんが大山 聡一(おおやま そういち)。デス・パレードOPの「Flyers」でも見られる巧みなギタープレイに加え、BRADIOの楽曲のうちの殆どにコーラスが入っているので、そちらも超クール。

 

左の髭のおじさんがベースの酒井 亮輔(さかい りょうすけ)。大山さんと同じくコーラスもこなしつつ、ベースも超かっこいい。

BRADIOの曲はどの曲もベースラインがめちゃくちゃ気持ちいいのですよ。聴けばわかる。

私がBRADIOの曲の中でもトップレベルで好きな曲「Overnight Superstar」はセブンスコード多用のオシャレ曲で、コーラス、ギター、ベースとBRADIOの魅力がたっぷり詰まっている。かっこいい…

 

バンドの音楽性としてはメンバーが様々な場で語っている通りブラック・ミュージック寄りのようだ。贅沢なファンク・ロックは思わず体が揺れてくるね。

 

もともと私はフェスで始めて知ったのだが、ライブとなると会場全体を巻き込んで不思議な空間にしてくれる。とてつもなく楽しい30分があっという間に過ぎ、会場から出たときにはBRADIOの虜になっていた。なんかしらんけどめちゃくちゃ踊ってた。比喩じゃなくて、そういう煽りをされるんですよ。

 

で、BRADIOは音にもこだわっていてオーディオマニアの私としてはその点でもとても得点が高い。

ハイレゾ音源大賞」という、ハイレゾ音源を配信している各サイトがそれぞれ毎月1枚のアルバムを推薦するというサイトが有るのだが、BRADIOはアルバム「FREEDOM」が2017年1月度の「OTOTOY」の推薦アルバムに選ばれている

推薦コメントには音楽性と将来性について語られている。が、実はそれ以外にもBRADIOの楽曲にはハイレゾ大賞に選ばれて然るべしという理由がある。

BRADIOの楽曲はラインではなくマイクで録音することが多いため、ハイレゾの特性を活かしやすいという。スタジオで鳴らした音をハイレゾで録音し、それをパッケージングすることで、再生した際にとても生々しく鳴ってくれる。

もちろん新野はハイレゾ音源も購入しております。

 

そんなこんなでBRADIOは今私が最も推しているバンドの一つだ。

カラオケDAMでインタビューで現れたり、ブックオフで流れたりとココ最近町中でもよく聞くようになってきたので、もしかしたら一大ムーブメントを生むことになるかもしれない。

デス・パレードBRADIO

デス・パレードは2013年に制作されたアニメだ。ということは、BRADIOは活動を初めて3年目、メジャーデビューの4年も前ということになる。

とはいってもインディーズの頃から楽曲の完成度はとても高い。

www.youtube.com

この曲が、デス・パレードOPの「Flyers」。

本編が暗い内容であるにもかかわらず、底抜けに明るい曲調である、というのは監督からの要望であるらしく、OPのおかげでただ暗いだけのアニメではなくなっている。OPも含めて1つの作品であるのは当然だが、楽曲と本編がお互いよいバランスを取り合っている。

 

楽曲に対する評価も高く、Youtubeには圧倒的に海外からのコメントのほうが多い。ちなみに、公式チャンネルからMVも配信されているのでぜひ観てほしい。EW&Fの某曲のような(良い意味で)イカれた楽しいMVとなっている。

 

それと、

www.youtube.com

なんかしらんけどBRADIOがOP映像を再現しているよくわからん動画もある。

アニメも、バンドも好きな私の感想としては「よくわからんけどウケる」。

まあ、よかったら見てみて。

おすすめアルバム

そんなBRADIOのおすすめアルバムはこちら!

 まずは「Flyers」も収録されている「FREEDOM」。自身初のフルアルバムであり、インディーズ時代のシングルに加え新曲も良い!やっぱバンドってアルバムの曲順とかも大事だけど、BRADIOの場合はどのアルバムでも特にそう感じる。

そして「Swipe Time」。こちらはインディーズ時代のミニアルバムだけれど、先ほど紹介した「Overnight Superstar」含めて一切の捨て曲なし。個人的には1番の名盤だと思っている。「Flyers」が気になった方は「FREEDOM」をおすすめするが、BRADIOが気になった方はこちらをおすすめしたい。

実力派バンド・BRADIOと実力派アニメ・デス・パレード

というわけでBRADIOデス・パレードの紹介でした。

デス・パレードは始まりはただのデスゲームだが1クールの中でもっと風呂敷を広げていくので、「えーなんかグロいのとか無理なんですけど~」みたいな人も観てほしい。

そして、カレーで言う福神漬みたいな、松屋で言う紅生姜みたいな、定食で言う浅漬けみたいな…って漬物でしか例えてないのどうかって思うけど、BRADIOの楽曲が良いアクセントになっているはずだ。ぜひともハマってほしいぞ。

ちなみにBRADIOは只今ツアー中で、10月にはUNISON SQUARE GARDENとの対バンを行うという。めっちゃ観たいけどチケット取れなかったのよね…