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アニおと!!見聞録~アニメと音楽の個人ブログ~

アニメと音楽に関する個人ブログです。アニメやAV機器のレビューをします。

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【ネタバレ無し】「フリクリ オルタナ」アニメ好き&前作ファンは急いで見に行け!

追記~~~~

感想の記事を書きました。↑の記事はネタバレ有りなので視聴済みの方はこちらへどうぞ

~~~~~~~~~~~~~~

9/7にいよいよ公開されたフリクリ オルタナ、公開初日に見てまいりましたよ。

※この記事は未視聴者向けでネタバレは一切なしですが、オモバレ(おもしろいかつまらないかの意見)を含んでいます。オモバレ否定派の方は早く劇場で見てきてください。

 

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見る前の懸念

早速感想と行きたいんだけど、ちょっとだけ自分語りしてもいいですか。だめならスクロールしてください。

私はフリクリの新作ということで勿論発表されたときからめちゃくちゃ期待していたし、徐々に発表される情報を前に舞い上がって公開の日を今か今かと待ち続けてきた。

待ち続けてきたのだけれども、あの伝説のOVAと言っても過言ではないフリクリの名を冠する新作がどのような出来になるのかと言うのがとても心配だった。

 

近年は00年代のアニメのリバイバル現象のようなものがいたるところで散見されて、しかもそれら全てが必ずしも良い結果であったとは言い難いのが現状だ。具体的な作品名は出さないけれども。

 

そんな状況の中で、私の中の心配を加速させることになった決定的なツイートがある。

このツイートは、ハル子の声優をやっている新谷真弓さんのものだ。

オルタナのキャストが発表された日のツイートであるが…

 

なに、オルタナのハル子って新谷さんの中のハル子のイメージと離れてるってことなの?あなたの青春の幻影とはちょっと違うかもって何??鶴巻さんが脚本とか監督に参加してないなら、ハル子のこと一番わかってるのって新谷さんでしょうに、新谷さんがそんなこと言っちゃってどうするのよ!?

 

そんな中でのフリクリの新作は、私としては死ぬほど楽しみであると同時に、もしつまらなかったらどうしよう。もし思っていたものと違ったらどうしよう。という不安が常につきまとうものだった。いや、1ファンの勝手な心配に過ぎないんだけれどもね。

そして、観た結果ですよ問題は…

観た結果…

あの、正直言っていいですか。

 

 

 

 

 

くっそ最高最高&&最高

でした。

 

マジで。高すぎるハードルを軽々と超えていった。

ネタバレはしないけど、無用な心配は無用です(?)。

 

ハルコさんの雰囲気変わっちゃってるんじゃないの??

事前情報でJK4人組の友情っぽい感じが観られるけどそんなこっ恥ずかしいテーマでちゃんとフリクリなの??

挿入歌とかどうなの??作画は??世界観は??

 

そんなもんいらぬ心配だ。フリクリ オルタナはまごうことなきフリクリであり、そして良質なアニメで有ることを保証いたしましょう。

 

OVAにあった身近なようで不思議な世界観、アニメーターのお遊びが存分に取り入れられた良質なアニメーション。The pillowsの楽曲の使い方。

それらはどれもオルタナに引き継がれている。

そして、ハルコさんはちゃんとハルコさんだった。

 

公開初日というだけあって、来ているお客さんはまばら…というか、全336席あるシアターで見たんだけど、観ていたのは両手両足の指で数えられるくらいの人数だった。

ただ、そのいずれの人も上映後は満足感からニヤニヤしていた。階段ですれ違った人、上映後に椅子に座りっぱなしの人、友達と来ている人たち…勿論私もそんな中に混じって一人でニヤニヤしていた。

そして帰りの運転席に乗った瞬間、「最高だった…」と呟いてしまった。

それくらい最高だったのです。上村監督、とても素晴らしい作品をありがとうございましたって感じです。

 

しかもですよ。これが2週間後には「プログレ」も公開するっていうのが。これで終わりじゃないっていうことがとても嬉しいのだ。

 

私がこれほど手放しで褒めちぎっているのは、本当におすすめだから。ともかく映画見よう!

ネタバレあり感想記事ではどの部分が良かったかひたすら語るので、そちらもよろしくおねがいします。

 

1つ、残念というか誤算だったのが、劇場販売グッズのうち、劇場先行販売BD、COMPLETE CD-BOX、そしてTシャツ3種がどれも売り切れていたということ。

私が行ったのは少し都心から離れた劇場だったので仕入れ数が少なかったのかもしれないけれど、これらのグッズ、特にBDとTシャツがほしい方は早めに劇場に向かったほうが良いだろう。CD-BOXの方は通販でも売られているので、いつでも購入できる。

と 言うわけでフリクリ オルタナの紹介でした。

しかし本当によかった。私は円盤も買う予定です。

あっ、それと!OVAフリクリがdアニメで配信開始されました!未視聴の人、映画の前や後に旧作を見返したい人は是非ともチェックですよ!

「アレ」だったことが判明した「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」第7話の私なりの感想と考察

「ああ、また繰り返すのね。絶望の輪廻を。星明かりの下で。」

 -大場なな-

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「アレ」っていうのは、ネタバレ防止の為ね。というわけで未視聴の方はとっとと第7話みようぜ!

少女歌劇レヴュースタァライト、毎回楽しみに見ています。コミケではブシロードのブースでグッズを売っていたもののあまりお客さんがいなくて心配してしまったが、アニメの方はというと安定して毎回面白い。あまりに毎回おもしろいので、ダリフラのように毎話感想記事あげようかと思った。

4話で華恋とひかりちゃんが目標を確かめあった回。

5話でまひるちゃんのDVDのところで感動(新野は過去の自分を見て今の自分を見つめ直すシーンがあるアニメに弱い)したり挿入歌で「夜が明けてまひるになるよ」みたいな歌詞にぐっと来たり。

6話で個人的に好きだった香子&双葉はんのペアがフューチャーされて、友情を見せつけられた回。

その、6話のCパートで、ばななが何やら不穏な雰囲気を醸していたのでとても気になっていた。

 

というわけで7話なんだけれどサブタイトルは「大場なな」ということでちょっと異質な回だろうなという感じはした。1クールなら折返し地点だしね。

 

今回特筆すべきは、このアニメが「ループもの」だったということ。

このアニメを見ている上で私が謎だと思っていたのはいくつかあるが、箇条書きすると

  1. なぜ、このオーディションが行われているのか?
  2. オーディションで1番になると何が起こるのか?
  3. 5話で、ばなながどうしてもマヤとクロちゃんに主役をさせようとしていたのは何故?
  4. 99回聖翔祭の時点でオーディションが行われていたのか?マヤとクロちゃんはそこで1位になったから聖翔祭で主役だったのか?
  5. そもそもキリンは何者?
  6. ひかりが華恋にオーディションを受けさせたがらなかった理由は?

ということ。

 

7話ではいくつかの謎が解明されたが、更に謎が深まった部分もある。なので順番に整理してみようと思う。

まず、このオーディションが行われている理由だが、キリン曰く

舞台少女がトップスターになる瞬間、奇跡ときらめきの融合が起こす化学反応永遠の輝き一瞬の燃焼。誰にも予測できない運命の舞台。私はそれが見たいのです。

とのこと。ということはこのオーディションを主催しているのはキリンということになるだろうか。

ばななは2018年のオーディションを勝ち進み、幾度も2017年からのループを再演してきた。1年を通して第99回聖翔祭の準備期間を経て、「スタァライト」の公演、そして2018年度にまたオーディションで勝ち進みまた2017年へ。

まあ、なにはともあれオーディションで1位になると、「自分の望んだ舞台に立てる」ということが判明した。

では、1位になれなかった場合どうなるのか?大場ななのケースでは過去へ戻ってしまったため、それ以外の者がどうなってしまったのかが不明のままだ。今回の場合では、変わらずマヤとクロちゃんが主役であったが、これはばなながそう望んだためだ。

これについては、ひかりちゃんはどうなるか知っていそうだ。3話で華恋を軟禁してオーディションを受けさせまいとした事にはきっと何か理由があるだろう。

 

今期は少女☆歌劇レヴュースタァライトが少女革命ウテナを思い出す名作の予感! - アニおと!!見聞録~アニメと音楽の個人ブログ~

私はレヴュースタァライト1話を見て、このような記事を書いた。

この記事では『これはただの美少女アニメじゃないぞ。タイプで言ったら「魔法少女まどか☆マギカ」のような化け方をするアニメと読んだ。』と書いた。

例えばまどマギを例に上げると、ほむらちゃんは目的があって幾度もループを重ねていた。ただ、レヴュースタァライトの場合は大場ななによって「ループ自体が目的」であったところで違っている。

そしてそのループに割り込んできたのがひかりちゃん。これまでのループでどうだったのかはわからないが、ひかりが現れた今回のループでは第100回聖翔祭でも同じ「スタァライト」の再演を望むあまり、5話で他の裏方担当の生徒と主役をマヤとクロちゃんにするよう言い争っていた。

これまでのループではマヤとクロちゃんが主役であったが、ひかりちゃんが現れたことによってバタフライエフェクト的にこれまでのループと違った展開になっているのかもしれない。それがゆえのばななの焦りのような行動が見られた。

 

また、キリンとばななが向かい合っているシーンに割り込んでいた事から、ひかりちゃんはオーディションの詳しいことも知っているような雰囲気だ。今はまだ天然お世話焼かれ残念クール系美少女キャラといった感じだけれども。

 

今回、EDの「Fly me to the Star」は誰も歌っていなかった。これは、ななが現在オーディションに参加していない=舞台に未だ立っていないために歌っていないということなのだと思うが、OPやEDで衣装を着ていることから、まだこれから参戦するということもありえなくもない。マヤが「素晴らしく伸びる声」と評していたのでななの歌声にも興味あるし!

いやー、これからもまだまだ楽しみですな!レヴュースタァライト!!ばななの闇っぽい部分が描かれたけれどこれから対峙しようと思ったら華恋にとっては強敵になるだろうね。なんたってマヤでさえ敵わなかった相手なのだから。楽しみにしておこう「輪廻のレヴュー」を。(予想)

 

ところで余談なんだけれど、

 こんなツイートがバズっていた。

オタクはループものが好きってはっきりわかんだね。私が初めて観たループものはエンドレスエイトだったのでいわば毒親だが、レヴュースタァライトはどうなるんだろうね。

今期は少女☆歌劇レヴュースタァライトが少女革命ウテナを思い出す名作の予感!

ほら、あの革命だよ、あの…

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少女☆歌劇レヴュースタァライト観てる??というか、観てる人実際の所少ないと思うんだけど本当にもったいない。ぜひ観たほうがいい。

 

私が普段利用しているdアニメでは、ウィークリーランキングがこんな感じだ。

1位:はたらく細胞

2位:異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術

3位:オーバーロード

36位:少女☆歌劇 レヴュースタァライト

 

いや、マジでもったいないって!!これ、ただの美少女量産アニメじゃないからな!?!?レヴュースタァライトはこんなに魅力的なのに!

 

というわけで、新野が今期イチオシの少女☆歌劇レヴュースタァライトについてお話します。

魅力1:舞台経験者の声優陣

私はアニメを見るにあたって、「どのアニメが(いわゆる)覇権か」を重視することは一切ない。前評判くらいは多少確認はするけれども。

 

レヴュースタァライトがなぜここまで観られていないか、考えてみるとたしかに前評判が高かったわけではないのは確か。

 

その理由は、スタッフと声優陣が新進気鋭揃いだからというのがあるのではないだろうかと考えた。

とりあえずWikipediaから読み取れる情報を観てみよう

少女☆歌劇 レヴュースタァライト - Wikipedia

レヴュースタァライトは、TVアニメに先駆けて去年からすでに舞台を行っている。

なぜか。

このアニメは、少女☆歌劇というだけあって舞台を舞台にしたアニメだ(ややこしいな)

実際アニメを見てみてもわかるが、少女たちは歌いながら剣を交え、戦う。ミュージカルをテーマにしたこの作品ならではのメディアミックスと言えるだろう。

 

で、その舞台を行っているのが誰かと言うと、まさにアニメの声優陣自身なのだ!!

 

というか、言い方に語弊があった。そもそも今回キャスティングされた声優陣はほとんどがもともと舞台俳優をやっていて、声優としてはほぼはじめての仕事だ。Wikipediaの登場人物項から各人のこれまでの出演について調べてみると、殆どが舞台であるのがわかる。

 

唯一メインキャラクターで実績のある三森すずこさんも、元々は舞台俳優出身で、ミルキィホームズで主役を張ってからアニメ声優として有名になった経歴がある。

アニメを見る上で声優がだれか、ということを気にする人は、この殆どが新人で構成された布陣を見て、「ん??」と思うかもしれない。

 

ただ、この舞台出身の声優陣であることがこのアニメの最大の魅力だ。本物の舞台を知っている声優陣であることが、演出とストーリーにおいてリアリティが感じられる点だ。

 

特に、主人公である愛城華恋を演じる小山百代は、私が毎週聞いている「ハライチ岩井勇気のアニニャン」に出演した際、「私自身が舞台少女だったので…」など、リアルなトークをしている。聴くところによると、学校に通いながら演劇の稽古もして、成績はリアルに数学で「1」を取るほどで主人公と共感する場面が多いということだ。努力家だぁ…。

そんな、リアルな舞台少女たちが演じるキャラクターは、技術的な面はともかくどことなくソウルが溢れている。

魅力2:新進気鋭のスタッフ陣

次にスタッフについて鑑みてみよう。

制作を行っている会社、キネマシトラスは代表作が「交響詩篇エウレカセブン ポケットに虹がいっぱい」「くまみこ」「ご注文はうさぎですか?」「メイドインアビス」と、時々地雷っぽい感じはするが、実績は十分にあるといえるでしょう。

 

ただ、Wikipediaを見ても制作陣のなかにピンとくる人物は見られなかった。私の知識不足というのもあるが。つまりはそれだけ新進気鋭のスタッフであるということだ。

 

新野は本気で、これは利点だと考えている。

最近、アニメを見る際にスタッフを重視するとどうしても肩透かしを食らってしまうことが多い。いや、これは本当に期待しすぎているだけなのかもしれないが、例えばダーリンインザフランキスにはTRIGGERの最新作であること、アイマスの錦織監督であることが重なって、「キルラキルグレンラガンレベルの作画を!」「アイマス並みのストーリーを!」「GAINAXレベルの伝説の作品を!」みたいな今思えば本当に過剰な期待を込めてしまっていた。

他にもフルメタ最新作!エウレカセブン最新作!とか、そんなことで期待値上がりすぎてて実際見てみたら「えっ…?」みたいな感じになる恐れさえあることを考えると、スタッフによって期待値が高まることがないのはむしろ作品に真っ直ぐ向き合える。スタッフ側も、これまでの作品にプレッシャーを感じずに制作出来るだろうしね。

 

さて、スタッフの中で特筆すべきは監督の古川知宏氏だろう。

古川知宏 - 作画@wiki - アットウィキ

このページには古川さんのこれまでの仕事が網羅されている。すごい時代だな…

とりわけこれまでの経歴で気になるのが、唯一副監督を経験した「ユリ熊嵐」だろう。

 

…ここで私が言いたいことがわかった人は相当鋭い。

とりあえずこれについては後述しよう。

とにかく新進気鋭のスタッフによって制作されており、監督の古川氏も「はじめてのかんとく」という訳だ。

魅力3:作画と演出

作画については、今期で言えば「はねバド」がモーションキャプチャを使ったような画を瞬間に挟むという手法で頭抜けているが、レヴュースタァライトの作画もなかなかのレベルだ。

 

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1話冒頭のシーン。朝日が差込み、始まりを感じさせる1カットだ。

だが、それ以上に魅力的なのが演出。これが1番の見どころだろう。

このアニメでは、舞台の主役”ポジションゼロ”を勝ち取るために少女たちがお互い戦い合うというストーリーなのだが、戦闘シーンではお互いが歌いながら、踊りながら決闘をしている。

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こんな感じに。

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こんな感じに。

 

戦闘も本物のミュージカルのように行う。歌いながら攻撃を放って、間奏で台詞が入るみたいな…こんなことを詳しく文字に起こすことは野暮だけれど、このミュージカル調の戦闘というのがとても新鮮だ

 

例えばその他にも、レッスンシーンでは経験者でなければ作れないようなシーンも多い。どういうステップが間違っているとか…スタッフの中にはこのあたりを熟知している人がいるのだろう。こういうリアリティが感じられる作品はもれなくいい作品だ。

 

私が言うこの演出と作画のレベルは、公式HPにアクセスすると流れる映像を観てもらえれば一発でわかるだろう。

revuestarlight.com

 

それ以外にも演出については特筆すべき点がある。

それが、今記事の本題だ。

魅力4:どことなく感じる「少女革命ウテナ」感

少女革命ウテナをご存知だろうか?当ブログでも特集したことがあるが

【ネタバレ無し】今更だけど「少女革命ウテナ」超おすすめ・オブ・おすすめな件 - アニおと!!見聞録~アニメと音楽の個人ブログ~

この少女革命ウテナは、演出の斬新さが評価され、今でも根強い人気を誇っているアニメだ。

監督は幾原邦彦氏。その他の代表作では、近年なら「輪るピングドラム」と「ユリ熊嵐」が挙げられる。

 

そう、ユリ熊嵐。レヴュースタァライトの監督である古川氏がユリ熊嵐の副監督であるのは前述したとおりだが、これで合点がいった。

レヴュースタァライト1話も観終わった段階で猛烈に感じた「イクニイズム」の正体はこれか…!!!

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私が特にイクニイズムを感じたシーン

ウテナとレヴュースタァライトにはいくつか共通点がある。

少女が決闘をすること

まず、少女が決闘をすること。ウテナでもそうだが、少女たちが剣を交えて真剣勝負をすることが物語の上で重要なファクターである。

とくに、ただ戦うだけでなく「決闘」という形をとっていることも重要だろう。

誰が定めたのかわからないルールに則って戦うというのはウテナとの共通点だ。

決闘の勝敗

決闘の勝敗を決める方法もウテナ感がある。

ウテナでは胸に刺したバラが散ったら決闘の敗者となる。

レヴュースタァライトの場合は、肩にかけた上着が落ちると敗者となる。

うーん、似てる、というかもう明らかにウテナを意識しているよね。

戦闘前のバンク

それと、戦闘前のバンクシーン。

ウテナでは毎回戦闘前に、挿入歌「絶対運命黙示録」をBGMにながながとバンクシーンが流れていた。

レヴュースタァライトでも同様に、戦闘前にはバンクシーンが挿入される。

 

そんな感じで「少女革命ウテナ」を猛烈にリスペクトしている作品であることが伺える。

 

…ところで、少女革命ウテナのミュージカルをご存知だろうか?現在ではすでにAmazonなどでレンタルも始まっているのだが、私は「まんまウテナのミュージカルじゃん」と思ってしまった。レヴュースタァライト、あるいはミュージカルに理解を深めたい人はこちらを見てみるのも良いと思う。

 これを観た後でレヴュースタァライトを観たから私はすんなり受け入れられたのかもしれない。このミュージカル面白かったよ。

 

ユリ熊嵐で幾原幾原邦彦監督の右腕であった古川知宏監督による「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」は、舞台少女のリアルを描き、ファンタジーを描いた作品だ。

魅力的な演出はもちろんのこと、ストーリーがこれからどのように進んでいくのか、とても興味深い。これはただの美少女アニメじゃないぞ。タイプで言ったら「魔法少女まどか☆マギカ」のような化け方をするアニメと読んだ。

 

まだ観ていない人は是非見てほしい。現在2話まで放送中だが、すでに面白いから。今期のオリジナルアニメ枠では、新野の個人的最注目作品だ。

「攻殻機動隊」dアニメ配信開始!今更だけどめちゃくちゃ面白いね!

本当今更です。今更なんですけど、攻殻機動隊めっちゃ面白いね!!

 

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なぜ今まで見てこなかったのかと本当に後悔してる。

 

2010年前半あたりに、2ちゃんねるニュー速VIP板において「アニメのおすすめ教えろ」みたいなスレが立つともれなくススメられていたのが攻殻機動隊でした。いわばVIP公認アニメみたいな呼ばれ方をしてたっけ。その時から名前は知っていたし、いくつもの押井守伝説を聞いてきていたので興味だけはずっとあった。

それでも2クールアニメが2期の計50話以上のアニメ作品を見るのって根性がいるよね。作品自体もとても難解そうだったので、当時中房の自分にはとてもじゃないけれど手を出せる代物ではなかったのです。

 

それと、もう一つVIP公認アニメとか言ってちやほやされていたTrue Tearsを観て、

「うーーーーーーーん?????これ面白いの??」

となってしまってからVIP板のアニメ評を信用しなくなってしまった。今思えば完全にTrue tearsの方はネタだった…orz

 

そんなわけでしばらく攻殻機動隊には縁がなかったのだけれど、ついこのあいだシリーズ第一期「S.A.C」がdアニメで配信開始されたのをきっかけに、いっちょ観てみるかと

 

結論はもう第一声で言った通り、めちゃくちゃ面白い、と同時に大学生になってから見てよかったとおもった。多分高校生とかで観ても難解すぎて理解できないと思う。

理系大学生としての脳味噌を鍛え上げた上で見ると、劇中で技術的な会話をしているところで頭の中を犯されているような気持ちよさで謎の快楽が得られます。電子ドラッグだな。分かる人にはわかるはず。

 

それと、やっぱり長いシリーズのアニメっていいね。ついこのあいだダリフラで「尺足りてなかったのでは」と思ってしまった身からすると、特に思う。というか、結局の所私がドハマリするアニメって長いシリーズのアニメが多いんだよね。エウレカセブン然り、ARIA然り。

 

 

…というか、このアニメが2002年制作(第一期)っていうのが一番やばい。今wikipediaで調べて初めて知ったけれど、そんなクオリティじゃない。今クールやっているアニメで一つでも攻殻機動隊に並ぶほど面白い作品があるかって言われたら口をつぐんでしまいそうだ。

確かに言われてみれば各話ごとに微妙にキャラの顔に差異があったりするのは'00年代以前のアニメによく観られるものだった。作監の違いってやつ?最近の作品ではあまり観られなくなっている(最近ではフルメタIVで作画崩壊が話題になっていたがあれくらい顔が違うことはよくあった。)

とはいっても作画に関してはどう考えても良すぎる。

もう一つ、dアニメで配信されているのはアスペクト比が16:9なのだが、これについては元々4:3の映像を上下カットによって16:9にしているのだという。

 

例えば去年公開されたエウレカセブン劇場版・ハイレボリューションが、新規制作映像以外はTV版の使い回しで、アスペクト比まで4:3のままであったことを考えると(ハイレボがひどいというのもあるが)それだけ攻殻機動隊が需要がある作品だったのだろう。

 

と、同時に、この上下カットによるアスペクト比変更という点については、同時期に放送され後にHDリマスター版も配信されている「機動戦士ガンダムSEED」が比較対象になると思う。

SEEDの上下カットは、単にアスペクト比を変更しただけでなくTV版に加えて加筆修正が多数加えられていたということでファンの間では相当評価が高かったものだ。と言っても、実際観てみるとどうにも不自然であった。キャラクターの頭が見切れていたり、下手にズーム状態になっていたり…

 

それと比べて攻殻機動隊の場合はそのような不自然さが一切排除されていると言うか、Wikipediaを見るまで4:3の上下カットした16:9映像だと気づかなかったほどだ。それゆえ、HD画質で制作されたアニメだから2007年くらい制作だろうと勘違いしてしまった一因でもある。

 

 

ストーリー自体は公安特殊部隊の攻殻機動隊が、様々な事件に武力と情報戦をもって携わるというものだ。「義体」というサイボーグのような技術が一般に普及している世界観で、ときには肉体戦、ときには電脳戦で事件を解決すると言った感じ。一期では主に「笑い男事件」、二期では「個別の11人事件」が取り上げられている。それぞれ26話をたっぷり使って1つの事件を解決させるので観終わった後の達成感もある。

というか、ストーリーは中だるみがなくすべての回が最終的に結末につながる。これは私が良いアニメだなーと思う条件の一つだ。余分な話もなく、尺が足りないこともなく、すべてが最後に帰結するように制作されたアニメは素晴らしい。

 

アニおと的な視点で言えば音楽を菅野よう子が担当している時点で最高なんだけれど、マクロスプラス然りこういう近未来的な、サイバーな雰囲気のアニメだとめちゃくちゃ合うな。

 

攻殻機動隊シリーズは、1期「S.A.C」、2期「S.A.C 2nd GIG」に加えて、OVA「ARISE」、劇場版「GHOST IN THE SHELL」、「SSS」、新劇場版、と殆どの作品を網羅している。

 

ロボットアニメが苦手でも、メカがメインではなく、あえて警察モノを今どき見るのも…って人も、警察的な堅い感じがメインとも思わず、十数年前に制作されたサイバーパンク作品の金字塔という感じで観て、手放しで拍手できる作品だとおもう。

萌えとかよりもストーリーが好きっていう人ならぜひともおすすめですよ。

全アニメ好きはラジオ「ハライチ岩井勇気のアニニャン」を聴くべき!

 

ラジオ、聴いてますか??

 

若者のテレビ離れが度々話題に上がる昨今だけれど、今も昔と変わらず盛り上がり続けているのがラジオ界隈だ。

深夜の芸人やミュージシャンによる番組は、「radiko」のタイムフリー機能でいつでも聴くことが出来るようになり、スマホ世代の我々にとってより一層身近な存在となっている。

僕らアニメファンにとっては声優ラジオも重要なコンテンツだしね。

応援している声優の可愛い声で雑談している姿や、共演している声優同士のゆるいトークなど聞き所は満載だ。

 

ちなみにタイムフリー機能は無料版でも利用可能なので是非活用してほしい。

 

で、そんな昨今に今年の四月から新たなラジオ番組がスタートした。

それが「ハライチ岩井勇気のアニニャン」だ

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番組内でも触れられた、何故かとても簡素なタイトル画像

 

この番組はお笑いコンビ・ハライチの岩井勇気がパーソナリティで、毎週ゲスト声優を呼びいろんなトークをする、というものだ。

 

お笑い詳しくない人だと、「ハライチの岩井って誰??澤部じゃない方??」となるかも知れないが、実はお笑い界隈では最も勢いがある人物の一人と言っても過言ではない。

TV番組「ゴッドタン」で腐り芸人として取り上げられて以降、同番組の猛プッシュで何度も出演し、人気企画「芸人マジ歌選手権」ではオリジナル曲を歌い、更に先日はあの横浜アリーナで開催された「ゴッドタン マジ歌ライブin横浜アリーナ~今夜一発いくかい?」において、集まった1万2000人の前でトリとして熱唱したことは記憶に新しい。

 

また、TBSラジオ系列ではコンビで「ハライチのターン!!」を毎週木曜日に放送していて、番組内では岩井のフリートークがとても評判が良い。

あんまりよろしくないけれど、「ハライチのターン!!」と前身となった「デブッタンテ」の岩井のトークをまとめた動画が上がっているのでぜひ聴いてみてほしい。

 

そんな岩井はニコニコ生放送で2014年から「ハライチ岩井勇気のアニ番」を放送していたりと、根っからのアニメファンだ。番組内では放送中のアニメの感想や順位をつけたりしていて、放送されるアニメはほとんど3話まで見ているというガチのアニオタしか出来ない見方をしているとか。

 

2018年4月からスタートした「アニニャン」は、ゲスト声優と2週に渡ってトークをする30分番組だ。

TBSラジオアニラジというのは非常に珍しいらしい。というか文化放送以外でアニラジって少ないしね。

コーナーとして、リスナーがゲストに喋って欲しいセリフを実際に喋ってもらう「妄想キャラゼリフ」や、ゲストにこれまでどこにも話したことのない話を質問する「初ニャン」(ニャン要る?と岩井談)など、ここでしか聴けない貴重な話が盛り沢山。

 

 

これまでのゲスト声優は初ゲスト松岡禎丞から始まり、福山潤花江夏樹森久保祥太郎下野紘寺島拓篤と、いずれも人気声優ばかり!!

岩井と構成作家のゆうやん以外のスタッフは全然アニメに詳しくないので、ゲスト声優の豪華さに盛り上がる岩井と対象的によくわかって無いのに強力なアポイント力を発揮するスタッフ陣との関係性も面白い。

 

で、こんな豪華声優陣に「ドジっ子新米忍者」や「あざとい男子魔法使い」としてリスナーの妄想セリフを読ませる事ができるのもすごい。

 

ゲスト男性声優ばっかじゃん、と思ったかも知れないが、7/10放送分ではアニメ「メガロボクス」の監督、森山洋監督がゲストとして出演したり、7/17放送分には夏アニメ「少女☆歌劇レヴュースタァライト」から新人声優の小山百代&人気声優の三森すずこタッグがゲスト出演したりと、ゲストの幅は広がるばかりだ。

というか、まだ放送開始から3ヶ月しか経ってないわけだしね。

 

 

また、この番組が好調だからか、今年のTBSアニメフェスタでは岩井が司会を務めることに!!


すごい。

そんな「ハライチ岩井勇気のアニニャン」は、関東圏であればラジコ無料版のタイムフリー機能で、それ以外の地域ならラジコ有料版のエリアフリー機能とタイムフリー機能を組み合わせて聴くことが出来る。

 

現在、アニニャンは30分番組だけれど、岩井もゲストも全然話足りないといった雰囲気を毎週感じる。

とてもおもしろい番組なので、是非ラジコで聴いて応援してほしい。そうすれば1時間枠番組に昇格ってこともあるかも知れないからね。

 

 

ダーリン・イン・ザ・フランキス第22話 私なりの感想&考察

すみません、21話の感想記事ですが忙しくてアップできませんでした!!

azayaka-tuchiiro.hatenablog.com

 

今回は、スターエンティティの自爆を防ぐことは出来たものの、叫竜とVIRMの闘争は宇宙で未だ続いている中、地球に取り残されてしまった子どもたちの話です。

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子どもたちをまとめているのは13部隊。結局明らかになっていないのは、13部隊が一体何の「テスト」をしていたのかという話。

こういうふうに他の子供達よりも自立しているのはその「テスト」のお陰なんだろうけど。

 

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なんとなくココロのことを気にするミツル。

 

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ナインズはメンテナンスが行われないと体の状態を維持することが出来ないという。メンテナンスという言葉はかつてゼロツーのことで聞き覚えがあるね。

 

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意識の抜けたゼロツーを看病するヒロ。

今更だけれど、ゼロツーって「エウレカセブン」のアネモネにちょっと似ているよね。高度な生命体の人工的なクローンだったりするところとか、髪の色とか、甘いものを汚く食べる所とか。

 

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妊娠というワードに腰が抜けるミツル。ん?ということは意味を知っているのかな?パパ達に記憶処理をされたはずだけれど、ミツルとココロは意味がわかっていそうな反応だ。

 

それと、

新ナナ「過去の例では堕胎することになっています」

と言っているけれど、ということは過去にもここまで行き着いたカップルがいたってことなのかな??もしかして、ハチとナナだったりして?

 

ミツル「どうすればいいですか。ヒロ、僕はどうしたら」

ヒロ「わからないよそんなの。どうしたらいいのか、何が正しいのかなんてどうやったらわかるんだよ」

今回の話ではヒロがだいぶ余裕がない。これまではなんだかんだ問題があっても周りには見せなかったのに。それだけゼロツーの存在が大きくなっているってことね。

 

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フランクス博士が遺した、いくつものデータが残っている部屋

 

そして、

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ナナ「能力不足と判定されてガーデンから消えた子どもたちが、なぜ?」

ナオミが1話からやっと再登場!でもなぜかコールドスリープのような状態で眠っている。

お前たちが子どもたちにとっての大人になれ

というのがフランクス博士からのメッセージだが、それとこの子どもたちとの間にどういう関連があるのだろう。何のためにコールドスリープしてあるんだろう。

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フランクス博士は今のように、いずれ大人たちが叫竜、あるいはVIRMに滅ぼされることをわかっていたのかも知れない。そうした後に、子どもたちで新たに人類を再興しようとしたのかもね。自らが死んだ場合の意思は、同じく子供だったハチとナナに引き継いでもらうようにして。

 

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空が雷鳴で光った途端、体に切れ込みがはいるゼロツー。

ゼロツーは宇宙で戦っているという。ただ、ヒロが感じ取った映像を見てもスターエンティティ(ストレリチア)は棒立ちのような状態になっている。やはりヒロがいないとうまく操縦できないんだろうね。

 

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ゴローの鉄拳制裁。

暴力という手段をとってしまったけれど、ゴローの優しさが表れているシーンだ。この前のシーンでもイチゴが倒れてしまった時にゴローがその間に畑のことをどうするか考えていたりとか、22話では特にゴローの行動が印象的だった。

その末のパンチングは、これまであまりにも理性的すぎたゴローのエゴが垣間見えるようで、ある意味では成長とも受け取れる。

 

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イチゴ「送っていくよ。ゼロツーのもとまで」

それぞれヒロに言葉をかけるけれど、それらはどれも未来を見据えた発言だった。ヒロはゴローとの口論で「死にに行くようなもん」と言われても反論できなかったが、彼らは帰ってくるつもりで宇宙に行くということだ。

ゴロー「これは、俺達が生きるために選んだ道だ。お前にも何も言わせない。」

 

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ヒロに近づくミツル。ヒロは頷いたような表情をしたってことは何か話したんだろうか?

ココロのカットが挟まれていたことを考えると、きっと「ヒロたちが帰ってくるまで僕がココロさんを守ります」みたいな事なんだろうか?

どうすればいいかと嘆いていたミツルも、自分の中で1つ決心したらしいこの表情。

あと、イクノの笑顔も印象的だよね。前パートナーとしてミツルのことを知っている分、ミツルの成長を感じているのかも知れない。

 

あー、前回の感想記事書けなかったけど、イクノが白髪になったのショックだなあー。好きなキャラが活躍するのは嬉しいけれどね。

 

 

私が懸念しているのが、ヒロはゼロツーに会うために宇宙に行くけれど、ゼロツーは帰ってこれるのだろうか。

メンテナンスが必要なはずのゼロツーの体は、いまやナインズの彼らのようになっているかも知れない。もちろんメンテナンスなんて出来る設備もなさそうだし。

思念としてストレリチアの中に入っているゼロツーは、元の体に帰ってこれるのだろうか??それこそ、ネタバレしないように言うと例のあのアニメみたいな終わり方をしてしまうのでは??という懸念もある。

ぜひともハッピーエンドになってほしいなあ。

 

 

というわけで22話でした。他のアニメで言えば今期はもう終わりだけれど、ダリフラはもうちょっと続きそうだね。

というか、地球での戦闘が終わって宇宙に向かうってなったら、そこら編のロボットアニメだとここからさらに1クールくらいありそうだけど…この風呂敷畳めるのかな?

 

 

【2018年夏アニメ】個人的夏アニメ注目作品紹介

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いよいよ今期のアニメも終盤に差し掛かってきたよね!ここにきてダリフラは二度目のプレイバック特集と言うことで若干の肩透かし感はあるものの、どんな終わり方になるのか楽しみな今日このごろ。

 

夏アニメの情報もだいぶ出てきたので、今回は個人的に気になるアニメをご紹介しようかなと。春アニメは正直言って冬が豊作だった分なのか、それほど楽しみに見ていたアニメは少なかったのだけれども夏はちょっと目が回るくらいいろんなアニメがあるので見ごたえがありそうだ~!

 

 

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うずらインフォ様(http://uzurainfo.han-be.com/18sm.html)からいつもの画像。

 

プラネットウィズ

 

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STORY | TVアニメ「プラネット・ウィズ」公式サイト

 

今期のロボ枠かな?「プラネットウィズ」は水上悟志先生が原作のオリジナルアニメ。制作はこのアニメ群雄割拠の時代に力をつけたJ.C.STAFF!なかなかどうして、楽しみな組み合わせだな。それにしてもJ.Cでロボットって、私あんまり聞いたことない組み合わせだなあ。なんとなくラノベアニメとかゲーム原作とか得意なイメージだ。

 

水上悟志先生で代表作って言ったら「惑星のさみだれ」じゃないかな。というかこれしか知らないんだけれど、日常系SFモノとしてちゃんと面白い漫画なんで読んでない人はおすすめ。原作がしっかりしているとちゃんと作ってくれるのがJ.C.STAFFなんで、その点は結構安心できるかな。

 

公式サイト見ても未だ全然情報が出てきてないのでどんな作品になるかわからないけれど、この絵柄ってことはおそらくスーパーロボット系だよね。キャラデザはニチアサとか夕方のアニメっぽいけれど、放送は深夜だ。どういう作品になるのかわからないけれど期待しておこう。

 

それと一つびびったのが、J.C.STAFF、夏アニメだけで4本もやるんだね??アクションが求められるのがロボットアニメだし、どの程度まで力入れてくれるのかなあ。まあ、楽しみにしておこう。

 

 

ぐらんぶる

TVアニメ「ぐらんぶる」公式サイト


バカとテストと召喚獣」で一躍有名になった井上堅二先生が原作の漫画、「ぐらんぶる」がアニメ化。あーなるほどー!?

 

まあ、井上堅二先生というだけあってギャグ漫画です。大学に入学した主人公の伊織が、ダイビングのサークルに入っていろいろおバカをやるという内容で、漫画の方は結構好きだった。

 

PV見てもらえればわかるかも知れないんだけど、私は現実だったら「あ~、こういう大学生、近づきたくね~」って思っちゃうようなノリ。だけど、漫画だしいいじゃん?

 

ダイビングのアニメで言ったらちょうど今期(春アニメ)に「あまんちゅ!あどばんす」がやってるけれど、放送を被さなかったのは英断だと思う。同時にやってたら同じダイビングの話でも全く別ベクトルの面白さなので食い合ってしまっていたかも知れない

 

 

まあ、不安はあるんだけどね。っていうのがまず入学早々先輩部員に酒を飲まされる、みたいな「未成年飲酒の強要」みたいなシーンがあるので、このコンプライアンスが難しいSNS社会に対してどういう対策を講じてくるのか…あるいはノーガード戦法か?という懸念。

 

それと、「バカとテストと召喚獣」のときにも感じたことなんだけれど、ギャグ一辺倒にならないでほしいっていう所。

 

バカテスはラノベ原作なだけあって、原作で表現されているところをどの程度アニメに持ってくるのかみたいなところもあったけれど、実際結構不満はあった。

 

原作ファンとしてはバカテスはギャグもさることながら、戦闘シーンもかっこいい作品だったのだ。バカで弱い召喚獣しか出せないながらも工夫を凝らして敵を倒したり…とか。残念ながらアニメでは、ギャグシーンとかはめっちゃ面白かったけれど戦闘シーンの描写がちょっと足りないなーと思うこともあった。

 

グランブルも「ダイビングアニメ」だったらそのへんの表現上手にやってほしいね。

 

中間管理録トネガワ

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TVアニメ「中間管理録トネガワ」公式サイト

 

ギャグ漫画続きで「トネガワ」。まあ言わずと知れたカイジのスピンオフ。カイジ好きな人はすでに原作漫画も読んでる人多そうだし、アニメ化って言ってもふーんって感じじゃない?っていうか、わたしもそうだった。

 

ただ、主題歌が強い。OPがゲスの極み乙女。EDは竹原ピストル。なんだこれ。

スピンオフのギャグ漫画でもきっちりそういう所抑えてくるよね~。要は、本当ならカイジの続編アニメで持ってくるような歌手をちゃんと使う辺り「カイジのフォーマットでギャグをやる」という原作の意思を尊重しているかんじがして好感が持てるね。

 

まあ、この手のアニメはアニメ自体よりも、アニメのネタでSNSとかで盛り上がるのが楽しい系のやつなんだろうなーとは思う。ポプテピピックみてえな。

 

 

ハッピーシュガーライフ

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TVアニメ「ハッピーシュガーライフ」公式サイト

原作が気になっていたまま買ってなかったんだけれど、気がついたらアニメ化になってた。ハッピーシュガーライフはほんわかキャラデザから繰り出されるサイコレズ的なちょいホラー漫画。

 

っていうか最近この手のフォーマット多いな。キャラデザ可愛くて内容が人間関係エグいやつ。今期の魔法少女サイト然り、まぁ、漫画にもいくつか思い当たる所あるけれど…そのうち偉いオタクが〇〇系って名前つけてくんねえかな。

 

ただ、やっぱりキャラが可愛いっていうのは絶対正義だったりするし、わたしもそれで興味持ったからね。

 

 

で、原作未読だったからちょっとPV見てみたんだけれどやっぱり面白そうだ。制作は新進気鋭(気鋭かどうかは知らん)のEzo.laという会社。どうやらこの会社でははじめてのアニメになるらしい。監督は艦これの人かぁ。うーん、とだけ言っておく。

 

ともかく楽しみな作品のうちの一つ。

 

そのほかにも…。

ざっと見た感じわたしが気になったのはこれくらいかな??

ほかにも日常系でいったら「あそびあそばせ」はちょっときになる。これもコメディらしいけれど、なんか絵柄がかわいいよね。

 

まあ普通で言ったら進撃3期シン劇3期がやるっていうギャグもあるけれど、まあ、それは良いか。シンデレラガールズは普通に見ます。短くてかわいいので。

 

あとは…ムヒョとか刃牙とか、そのへんかなぁ覇権になりそうなのは。ムヒョとロージーはちょっとだけ世代が違ってるので読んだこと無いなあ。アニメ見てみようかな。ってくらい。

 

こんな感じかな。春に比べたら見るもの多くなりそうだ。来季も楽しみです。

皆さんの視聴アニメの参考になれば嬉しいです。それでは。