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アニおと!!見聞録~アニメと音楽の個人ブログ~

アニメと音楽に関する個人ブログです。アニメやAV機器のレビューをします。

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アニメから音楽を探索してみよう!【アニメでハマる音楽】

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私は今とあるバンドにドハマリしている。その名も「集団行動」

 

 このバンドはかつて「相対性理論」に在籍していた真部脩一氏が昨年2017年に新たに立ち上げたバンドだ。メンバーはドラムに同じく相対性理論の元メンバーの西浦謙助氏と、講談社のアイドルオーディション、「ミスiD」においてファイナリストとなった斎藤里菜さん。

 

っていうかそもそも新野は相対性理論がめっちゃ好きなんです。まあそもそもはボーカルのやくしまるえつこさんの歌っていたアニメ主題歌が好きで。

 

四畳半神話大系」っていうアニメ、あるじゃん?森見登美彦原作、キャラデザ中村佑介、監督湯浅政明の。そのEDから興味持ったんだけれど、見事にバンドの方までハマってしまった。

 

相対性理論ではバンドということで作詞作曲はメンバー全員で制作していたとのこと。だけれど、真部さんと西浦さんは結構初期の段階で脱退してしまっていて、その後は相対性理論というプロジェクト全体で作曲活動を行っているんだって。

ただ…正直真部さんがいた頃の曲がめちゃくちゃ良くって、勿論今の相対性理論も好きだけれどこの路線を形作った真部さんの作曲センスすげえ!みたいな感じで。

 

というわけで新しいバンドを結成したとなったら当然興味持っちゃって、案の定ドハマリした。

 

今日の本題は相対性理論や集団行動ではなく、そこからいろんな楽曲を知れたよっていう話。

 

そもそも私はロックを多く聞くんだけど、集団行動はロックバンドの中でも、ちょっと力の抜けた感じが特徴だ。これは真部さんの曲全般に言えることだけれど、何となくポップス感も感じる曲が多い。

こういうポップス系の界隈にはあまり精通していなかったのだけど、時々触れると良いなあって曲も多かった。そもそもアニメのOPEDなんてこういう系多いし。

 

で、私がいつものようにSpotifyで音楽を聞いていた所、Spotifyの機能で「集団行動に似た曲」がたくさん表示されていた。

 

前述のようにポップス界隈には疎かったのでいろいろと聞いてみたんですが、その中の一つにあったのがRYUTistというアーティスト。

 

一番再生数の多かった「無重力ファンタジア」を聞いてみるとめっちゃおしゃれなシティポップ!うわー良い!


こういう、渋谷系みたいな感じって一番はやったのが90年代で、僕らの世代にはもうあまりメジャーではなかったのであまり通ってこなかった。だからこそ今ハマっちゃうのかも知れない。オーケストラの色んな音楽に馴染んだあとでこういうジャズ的なブレイクスルーの音楽がしっくり来ることってやっぱあるもので、ロック系ばっか聞いてると全然印象違って好きになってしまう。

 

で、このRYUTistっていうのはどうやらグループはグループでもアイドルグループだとか。私はアイドルだから聴く/聴かないを判断するわけではないけれど、どうもそれ以外の曲にはしっくり来なかった。

 

というわけで、「無重力ファンタジア」の作曲者について調べてみた。どうやら清浦夏実さんという人が作ったらしい。

この清宮さんというのはwikipediaによるともともと女優だったらしいんだけれど、00年代後半から歌手活動も始めているということで、アニメの主題歌もいくつか歌っていた。スケッチブックのOPとかケロロ軍曹のEDとか。

 



で、この清宮さんは現在「TWEEDEES」というバンドに参加しているとのこと。

 

このTWEEDEESというのがなかなか、先程挙げた「無重力ファンタジア」のようなシティポップ感あふれる曲を主軸において活動しているようで、どの曲も結構好きだった。というかロックのガツガツな感じにそろそろぐったりし始める年頃なのかも知れない…

 

www.youtube.com

てかPV今初めて見たけど可愛らしいお方ですね。

なんかこういうふわっとした、重くないけどおしゃれな感じ良いね。

 

で、このTWEEDEESっていうバンドを調べるとどうやら一緒に活動しているのが沖井礼二という方。アルバムの収録曲を見ても、清宮さんと沖井さんはふたりとも作曲されているそうで、特に編曲に関してはほぼ沖井さんが担当しているっぽいのだ。

 

というわけでこの沖井礼二さんについて調べてみると、いろんな歌手さんに楽曲提供をしていた。意外なことに(と言ったら失礼?)、竹達彩奈さんや花澤香菜さんにも楽曲提供をしているとのこと。声優さんのソロの音楽活動にはあまり精通していないのだが、超有名な二人なので嫌が応にも目についてしまう。嫌じゃないけど。

 

花澤香菜さんといえば、最近印象に残ったもので言えば「夜は短し歩けよ乙女」でヒロインを演じていたな。

夜は短し歩けよ乙女」ってアニメあるじゃん?森見登美彦原作、キャラデザ中村佑介、監督湯浅政明の。

そうそう、あの、「四畳半神話大系」のトリオです。

 

 

…ということで、相対性理論から始まった音楽探索は意外なところで共通点をもっていた

 

そう、つまり何が言いたいかと言うと、アニメと音楽は切っても切り離せない関係なんです!

 

このブログは「アニおと!!見聞録~アニメと音楽の個人ブログ~」です。

アニメと音楽が密接につながると、このように色んな発見がありもっとアニメと音楽が好きになることでしょう!!

 

というわけで、【アニメからハマる音楽】と第して、これからアニメと音楽を紐づけて様々なアーティストを紹介していこうと思います。音楽からアニメにハマったり、あるいはアニメから音楽が好きになったりすることは誰しもあるはずです。それらをご紹介して、みなさんが新たな音楽体験ができれば、と思います!!

アニメに使われている音楽はアニソンという大きな括りの中で様々なジャンルが存在します。これから一つづつご紹介していきますので、みなさんもいろんなアーティストを聞いてみませんか?

 

【2018年夏アニメ】個人的夏アニメ注目作品紹介

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いよいよ今期のアニメも終盤に差し掛かってきたよね!ここにきてダリフラは二度目のプレイバック特集と言うことで若干の肩透かし感はあるものの、どんな終わり方になるのか楽しみな今日このごろ。

 

夏アニメの情報もだいぶ出てきたので、今回は個人的に気になるアニメをご紹介しようかなと。春アニメは正直言って冬が豊作だった分なのか、それほど楽しみに見ていたアニメは少なかったのだけれども夏はちょっと目が回るくらいいろんなアニメがあるので見ごたえがありそうだ~!

 

 

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うずらインフォ様(http://uzurainfo.han-be.com/18sm.html)からいつもの画像。

 

プラネットウィズ

 

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STORY | TVアニメ「プラネット・ウィズ」公式サイト

 

今期のロボ枠かな?「プラネットウィズ」は水上悟志先生が原作のオリジナルアニメ。制作はこのアニメ群雄割拠の時代に力をつけたJ.C.STAFF!なかなかどうして、楽しみな組み合わせだな。それにしてもJ.Cでロボットって、私あんまり聞いたことない組み合わせだなあ。なんとなくラノベアニメとかゲーム原作とか得意なイメージだ。

 

水上悟志先生で代表作って言ったら「惑星のさみだれ」じゃないかな。というかこれしか知らないんだけれど、日常系SFモノとしてちゃんと面白い漫画なんで読んでない人はおすすめ。原作がしっかりしているとちゃんと作ってくれるのがJ.C.STAFFなんで、その点は結構安心できるかな。

 

公式サイト見ても未だ全然情報が出てきてないのでどんな作品になるかわからないけれど、この絵柄ってことはおそらくスーパーロボット系だよね。キャラデザはニチアサとか夕方のアニメっぽいけれど、放送は深夜だ。どういう作品になるのかわからないけれど期待しておこう。

 

それと一つびびったのが、J.C.STAFF、夏アニメだけで4本もやるんだね??アクションが求められるのがロボットアニメだし、どの程度まで力入れてくれるのかなあ。まあ、楽しみにしておこう。

 

 

ぐらんぶる

TVアニメ「ぐらんぶる」公式サイト


バカとテストと召喚獣」で一躍有名になった井上堅二先生が原作の漫画、「ぐらんぶる」がアニメ化。あーなるほどー!?

 

まあ、井上堅二先生というだけあってギャグ漫画です。大学に入学した主人公の伊織が、ダイビングのサークルに入っていろいろおバカをやるという内容で、漫画の方は結構好きだった。

 

PV見てもらえればわかるかも知れないんだけど、私は現実だったら「あ~、こういう大学生、近づきたくね~」って思っちゃうようなノリ。だけど、漫画だしいいじゃん?

 

ダイビングのアニメで言ったらちょうど今期(春アニメ)に「あまんちゅ!あどばんす」がやってるけれど、放送を被さなかったのは英断だと思う。同時にやってたら同じダイビングの話でも全く別ベクトルの面白さなので食い合ってしまっていたかも知れない

 

 

まあ、不安はあるんだけどね。っていうのがまず入学早々先輩部員に酒を飲まされる、みたいな「未成年飲酒の強要」みたいなシーンがあるので、このコンプライアンスが難しいSNS社会に対してどういう対策を講じてくるのか…あるいはノーガード戦法か?という懸念。

 

それと、「バカとテストと召喚獣」のときにも感じたことなんだけれど、ギャグ一辺倒にならないでほしいっていう所。

 

バカテスはラノベ原作なだけあって、原作で表現されているところをどの程度アニメに持ってくるのかみたいなところもあったけれど、実際結構不満はあった。

 

原作ファンとしてはバカテスはギャグもさることながら、戦闘シーンもかっこいい作品だったのだ。バカで弱い召喚獣しか出せないながらも工夫を凝らして敵を倒したり…とか。残念ながらアニメでは、ギャグシーンとかはめっちゃ面白かったけれど戦闘シーンの描写がちょっと足りないなーと思うこともあった。

 

グランブルも「ダイビングアニメ」だったらそのへんの表現上手にやってほしいね。

 

中間管理録トネガワ

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TVアニメ「中間管理録トネガワ」公式サイト

 

ギャグ漫画続きで「トネガワ」。まあ言わずと知れたカイジのスピンオフ。カイジ好きな人はすでに原作漫画も読んでる人多そうだし、アニメ化って言ってもふーんって感じじゃない?っていうか、わたしもそうだった。

 

ただ、主題歌が強い。OPがゲスの極み乙女。EDは竹原ピストル。なんだこれ。

スピンオフのギャグ漫画でもきっちりそういう所抑えてくるよね~。要は、本当ならカイジの続編アニメで持ってくるような歌手をちゃんと使う辺り「カイジのフォーマットでギャグをやる」という原作の意思を尊重しているかんじがして好感が持てるね。

 

まあ、この手のアニメはアニメ自体よりも、アニメのネタでSNSとかで盛り上がるのが楽しい系のやつなんだろうなーとは思う。ポプテピピックみてえな。

 

 

ハッピーシュガーライフ

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TVアニメ「ハッピーシュガーライフ」公式サイト

原作が気になっていたまま買ってなかったんだけれど、気がついたらアニメ化になってた。ハッピーシュガーライフはほんわかキャラデザから繰り出されるサイコレズ的なちょいホラー漫画。

 

っていうか最近この手のフォーマット多いな。キャラデザ可愛くて内容が人間関係エグいやつ。今期の魔法少女サイト然り、まぁ、漫画にもいくつか思い当たる所あるけれど…そのうち偉いオタクが〇〇系って名前つけてくんねえかな。

 

ただ、やっぱりキャラが可愛いっていうのは絶対正義だったりするし、わたしもそれで興味持ったからね。

 

 

で、原作未読だったからちょっとPV見てみたんだけれどやっぱり面白そうだ。制作は新進気鋭(気鋭かどうかは知らん)のEzo.laという会社。どうやらこの会社でははじめてのアニメになるらしい。監督は艦これの人かぁ。うーん、とだけ言っておく。

 

ともかく楽しみな作品のうちの一つ。

 

そのほかにも…。

ざっと見た感じわたしが気になったのはこれくらいかな??

ほかにも日常系でいったら「あそびあそばせ」はちょっときになる。これもコメディらしいけれど、なんか絵柄がかわいいよね。

 

まあ普通で言ったら進撃3期シン劇3期がやるっていうギャグもあるけれど、まあ、それは良いか。シンデレラガールズは普通に見ます。短くてかわいいので。

 

あとは…ムヒョとか刃牙とか、そのへんかなぁ覇権になりそうなのは。ムヒョとロージーはちょっとだけ世代が違ってるので読んだこと無いなあ。アニメ見てみようかな。ってくらい。

 

こんな感じかな。春に比べたら見るもの多くなりそうだ。来季も楽しみです。

皆さんの視聴アニメの参考になれば嬉しいです。それでは。

いまさらけいおん新作…?「けいおん!shuffle」がきららで連載だと…?

やっっっっっっば

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記事タイトルでいまさらとか言ったけど、普通に嬉しい。

けいおんって今と本当に懐かしい響きだけれど、つい最近でも「今更けいおん見たけど面白い」みたいな声Twitterで聞いたし、このままの不朽の名作扱いになって歴史に残るのかと思ってた。

 

けいおん、どのシーンが一番好きですか?僕はね僕はね、学祭のとこ!天使にふれたよのあとにこれからの話をしながら、でも高校生活が永遠には続かない事に気がついて皆で泣いちゃうとこ!超いいよね!

 

でもけいおんって、憂たちが主人公の高校編と大学生の唯たちが主人公の大学編がまだアニメ化されていないのよね。

原作の長さ的にOVAとかならワンチャンあるかなーって思ってたけどここに来て新連載だもんなあ。

 

余談になるけど、ハルヒも「長門有希ちゃん」が、フルメタも「IV」がそれぞれ京アニから離れて制作されたことを考えると、高校編と大学編も他の会社から発表されても不思議じゃない。

それとも普通に京アニがそのうちOVA化するつもりでストックしてるのか。

 

まあけいおんに限って言えば京アニがやらなかった場合に他の会社が手を上げるかどうかってこと考えると、やっぱアニメ化するんなら京アニしか無いと思うけど。ハードル上がりすぎてて。

 

けいおんはなんとなくネット上の評価だとアニメがなければ凡作、みたいな扱いを受けることが多い。勿論、ふつーにきらら系の日常ものとして面白いし、楽器やってたり音楽の知識がちょっとあればそっちのあるあるも楽しめるしっていうのもあるけれど、日常系漫画を元にめっちゃ泣かせてくる内容に出来て、しかもメディアミックスも大成功とまで持ってけたのは当時の京アニの勢いあってこそだと思う。

 

それとここ数年、謎のリバイバルブームを迎えている漫画/アニメ業界。今年に入ってからもCCさくらフルメタの続編が放送されてるし、けいおんが懐アニに片足浸かりそうなタイミングでメディアミックス全体としての新しい一手を新作マンガという形で出してくれたのには、けいおんという媒体がまだもっと先の展開があるぞと思わせてくれるようで嬉しい。

 

それとなんとなくこの新作発表、今だからっていうのもあるのかなーって思う。

けいおんのアニメがドチャクソ流行っていた2009年~2011年から、もう7.8年立っていることを考えると、当時高校生とかでファンだった人が社会人、現に私も大学三回生なのだから、ちょうど自由に使えるお金が増えた頃だ。っていう意味で、商業的なタイミングも良いよね。

 

とにかく、けいおんが新作なのは個人的に超嬉しい。こんな小難しいこと考えてる暇あったら正座待機の姿勢を崩さないように気を張っておかなければ。

 

NT-505がファームウェアアップデートv1.10で攻守ともに最強になった

攻守ってなんだよ。

 

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愛用しているNT-505にファームウェアアップデートが来た。それについては

TEAC NT-505のMQA対応で高まるハイレゾストリーミングの可能性

で既に触れたことなんだけれど…

 

いや今回のファームウェアアップデート、MQA対応なんてどうでもいいくらいもっと書かないといけないことあるぞ!?

 

 

というのも、もう4ヶ月前の記事になるんだけどこれを見てほしい。

私はこれ以前に「sonica DAC」を所持していた。ES9038proを十万円という価格で搭載していることを売りにしていて、事実高音質。低価格帯のDAC市場を圧倒的なスペックで蹂躙し、あっという間に販売終了したあのモンスターマシンだ。

 

それに代わって購入したNT-505だったが、これまたハイエンドチップAK4497を2基搭載しているDACなだけあって、音質では引けを取らないレベルであった。

 

音質では。

 

sonica DACは音質だけでなく、操作性についても十分なものを備えていた。まあ、公開のサブタイトルの「攻守」っていうのは「音質/操作性」ってことですな。

 

国内産ネットワークプレイヤーのアプリがアレほどおそまつなのに比べて、さすが米国の企業というべきか、それらとは1段階上のアプリの完成度。

 

それに加えて、細かいところでも配慮されつくされた設計であった。具体的には、「ソースの自動選択」の存在だ。

 

これに関しては国内製品についても、対応しているものもあるししていないものもある。要は、例えば光入力を使用していた状態から、Spotify ConnectやAirplayを試みた場合に、自動的に光入力からネットワーク入力に切り替える機能だ。

 

もちろんわざわざソースを変更せずとも、アプリからNAS内の音源を再生させた場合でも同様に自動でソースを切り替える。このような機能がsonica DACには当然のごとく備わっていた。

 

が、しかし。

 

NT-505はこのような機能がなく、スマホからネットワーク再生を開始して、その後ネットワーク入力に手動で切り替える必要があった。

手順がたった一つ増えるだけのの違いだが、実際これが結構煩わしいのだ。しかも、アプリでソースを切り替えることができるわけではないのでリモコンを探さないといけない。

 

ところが、v1.10のファームウェアアップデートを行なったところ、以上の機能がしれーっと追加されてやがるのだ!OPT1からAirplay,SpotifyConnect,ネットワーク再生をしてみると、自動でソースがNETに切り替わることを確認した。

 

えー、なんでこんな良アプデを内緒でやっちゃうの??ww

 

 

 

 

実はレビュー記事を書いたあとに、TEACにメールを送っていたんだよね。ソース自動切り替え機能をアップデートで追加してくださいって。

まあ、こういう機能の追加がファームウェアアップデートで可能なのかどうかはわからなかったのであんまり期待していなかったし、TEACのサポートからの返信も「担当部署に伝えておきます」みたいな感じだったのであんまり期待していなかった。

 

それが、今回きちっと要望を叶えてくれている。

やるじゃんTEAC

 

1つの意見であっても直せるところは直すっていうのは、ユーザーとしてはとてもありがたい。こういう修正が可能っていうのはネットワークプレイヤーならではの特徴だよね。

 

もう一つなのが、BluetoothでNT-505を選択したときはソース自動切り替えが働かない。どうやらネットワーク入力限定の機能らしい。

まあ、NT-505のBluetooth機能自体がソースがBluetoothになっていないときは接続すらできないのでこれに限っては仕様ということか。

 

因みにsonica DACではBluetoothでもソース自動切り替えが使えた。これによってスマートスピーカーで「Alexa,Bluetoothで繋げて」みたいな命令をすれば自動でsonicaDACにつながるようにしていたので、メインスピーカーでスマートスピーカー体験をすることが出来た。

 

今となってはNT-505には声の操作だけでBluetoothをつなげることができなくなってしまったので、Echo Dotもホコリを被っている状態だ。

 

とはいえ、これ以上は望まないよ。TEACさん、お疲れ様です。また一つNT-505が最高のNWPに近づきました。

器用貧乏な「Airplay 2」ではAppleは何も成し遂げられない。

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iosがバージョンを11.4にアップデートし、新たにAirPlay2という規格が登場したぞ。

Airplayっていうのがどういうものなのかは知っている人も多いよね。Apple製品を用いて、同じネットワーク内にある機器でメディアを再生する機能のことだ。

 

Macを用いて有線でも使用可能だが、もっぱら主に使われるのはwifiを用いた無線によるミラーリングだと思う。AppleTVやAmazon FireTVなんかの端末を使えばテレビやパソコンのディスプレイにiphoneの画面を写すことができるし、Airplay対応のオーディオ機器を使ってiphoneで再生した音楽をそちらで流したりすることもできる。

 

そんな便利なAirPlayだが、今回新規格が登場したことでどんなもんになってくれたのか。端的に言って…うーん。ってかんじだ。

 

私がAirPlayにもとめていたことと言えばさらなる高音質化か、あるいはミラーリングした際の操作と描写における遅延解消みたいなものだ。というかそれぐらいしかなかった。現状のAirplayは規格としてほとんど完成されていて(その点もさすがAppleというか)これ以上を求めようというのも贅沢な話だった。とはいえ向上心がなければ技術が停滞してしまう。そもそもそんな状況で、Airplayという規格が進歩すること自体すばらしいことだとは思う。

AirPlay2になって新たに追加された機能のなかでめぼしいものは「マルチルーム再生」だろう。あるいは上述したミラーリングした際の操作と描写における遅延も多少改善されているらしいがこちらはひとまず置いておこう。

 

マルチルーム再生。例えばiphoneを操作、もしくはsiriを使って、任意の部屋で音楽をかけるようにする技術だ。

 

AirPlay2が何のために登場したかと言えば、そこにはスマートスピーカーという言葉がついて回るだろう。

 

Appleは2月9日にスマートスピーカー「Home Pod」を発売した。これは未だ米国のみでの販売にとどまっているが、Airplay2の実装はHome podの普及を見越してのことだと思われる。

 

要は家庭内のネットワークにいくつものHome podを接続させておけば、それぞれに対してAirPlay2のマルチルーム再生を活かすことができる。

 

 

まあ、これが実際のこと必要なのかどうかって前提もある。

というのも私のようなオーディオオタクっていうのは、極上のオーディオ機器がワンセット揃っていればそれでいいって人だ。1機のアンプとプレイヤーに、1ペアのスピーカーがあればそれで良い。それをいくつもの部屋に揃えようなんて言うのはよほど贅沢なお金の使い方をする人だろうし、実際そんな人はいない。いくらHome podが高音質を言われたところで、上に書いたみたいなガチのオーディオ機器に勝てる音質では到底無いのでオーディオマニアはマルチルーム再生には見向きもしないだろう。

 

で、あればだよ?マルチルーム再生が必要なのは誰なの?っていう話になるけど…これが突き詰めて考えてみるとよくわからないんだよね。

 

例えば一人で住んでる人なら、ワンルームとかそんなサイズの部屋でAirplay2のマルチルーム再生を活かすことなんてできない。という前提の元考えればターゲットは世帯を持っている人になるはずだ。

 

とはいっても自宅でそんな部屋をコロコロ歩き回るかね?唯一、掃除機をかけたり洗濯物干したりなんかしようと思ったらいろんな部屋を行き来するかも知れないけれどさ…

 

そもそもHome podは349ドルという強気の価格設定だ。GoogleAmazonスマートスピーカーが安価なものでは50ドル前後で購入できることを考えると、いくら技術が詰め込まれていても相応の機能が使えなければ意味がない。要は、マルチルーム再生を使うために複数台買うというならもっと低価格なものでなければ購入しない、という層は少なくないはず。まあ経済的に安定しているお米の国の方々なら話は別なのかも知れないけれど。

 

というかそもそも、スマートスピーカーで得られる「IoT」とマルチルーム再生というのがアンマッチなのだ。スマートスピーカーによる「IoT」機器の普及によって座りながら声だけでIoT家電を操作したり、ロボット掃除機を動かしたりどんどん動かなくていい環境を作り出しているというのに、マルチルーム再生を使う機会があるのだろうか??

 

 

その上、このマルチルーム再生を行うにはもう一つハードルがある。それはSiriによる操作を使うには、Apple Musicに加入しているか、ライブラリに該当楽曲が存在する必要があるということだ。

 

先程述べたように、オーディオマニアはマルチルーム再生を使わない。そのうえで考えてほしいのが、まずライブラリの楽曲をsiriに見つけることができるか??オーディオマニアでない一般的なユーザーが、タグ付けの事なんて考えるのか?

ライブラリの楽曲管理がちゃんと行われていなければsiriに見つけてもらうことはできない。iTunesのライブラリでタグ付けがキチンと行われているかどうかという話だ。そもそも日本でしようとする場合、楽曲管理においては必ずしも漢字がネックになると思う。

 

名前順にソートしたときに「一青窈」がライブラリの上位にいたりしないだろうか?

 

「いちとよう」ではなく「ひととよう」。音声認識を行う上ではこれは結構厄介で、例えばApple music内の音楽を再生したい場合であれば、「Apple music側で」読み仮名を付けてやれば良いのだが自分のライブラリの楽曲となるとそれは別だ。iTunesを開いて読み仮名を設定してやる必要がある。そんなことを全ユーザーに負担させるのかね??

 

問題のApple musicもどの程度普及しているかと言えば、市場を牛耳っているとは言えない。今回の件しかりApple musicは他のサブスクリプションサービスとの差別化に「Apple製品との連携」を売りにしている。

 

とは言え、Verto Analyticsの発表において、米国のサブスクリプションサービスのシェア率ではSpotifyと競っているのが現状で、未だ覇権を奪っているという状況には至っていない。

The Verto index: What are the most popular streaming music services?

 

なぜならSpotifyは最高のサブスクリプションサービスだからだ。

というのは冗談にしろ、これには理由がある。SpotifyAppleのような閉じたコミュニティではなく、対応製品が多くのメーカーに及ぶ特徴がある。特にAmazon Echoシリーズの対応によって米国には広く普及している。

 

スマートスピーカー市場で言えば下記リンクを参考にすると

アマゾンだけで米国EC市場のシェア43%、止まらない成長の理由 | 海外のEC事情・戦略・マーケティング情報ウォッチ | ネットショップ担当者フォーラム

Amazon Echoシリーズだけで43%。これにGoogleAppleが追随するのだが、シェア率ではAmazonに分がある。

 

AirPlay2の登場によって、果たしてマルチルーム再生ができるようになってHome podが更に普及するのか??

 

優秀なAirplayという規格に、蛇足を加えてしまう結果にならないだろうか?

因みに、ミラーリングはできないもののマルチルーム再生というのはAmazon Echoシリーズではとっくに搭載されている機能だ。

 

長々と話してしまったが、Appleはもうiphoneipadだけ作っていてそれ以上手を広げなくても良いのでは…MicrosoftがOS開発のノウハウを生かして乗り出したWindouePhoneは結局鳴かず飛ばずだった過去を考えると、Microsoftを過去のものとしたAppleが無理に時流に乗ろうとしているように見えてならないぞというのが、1ユーザーとしての感想だ。

TEAC NT-505のMQA対応で高まるハイレゾストリーミングの可能性

『NR-7CD』および『NT-505』が、MQAコンテンツの再生に対応。 | ニュース詳細 | TEAC

 

ネットワークCDプリメインアンプ『NR-7CD』およびUSB DAC/ネットワークプレーヤー『NT-505』のネットワークファームウェアをアップデートすることにより、MQAコンテンツの再生に対応します。 

 いいニュースだ!5月31日のファームウェアアップデートでTEACのネットワークプレイヤーでは最新の製品である、NT-505とNR-7CDがMQAの再生に対応したぞ。

 

MQAって一体何?って人もいるかも知れないけれど、これは簡単に言えばファイルの圧縮方式のこと。これまでの音楽ファイルの圧縮方式は、mp3やaacと言った不可逆圧縮(ロッシー)方式か、FLACAACといった可逆圧縮方式(ロスレス)で分けられることが知られているよね。不可逆圧縮だとCDとかダウンロードして入手したファイルをmp3っていうサイズに収めることで容量を小さくすることができる半面、音質の低下が見られることが欠点だった。

対して可逆圧縮方式だと、ファイルの容量は本のサイズよりは小さくできるものの、不可逆圧縮方式ほどには削減できないことが欠点とされていた。ただ、可逆圧縮と言っているだけあって、圧縮されたファイルから元のデータに戻すことができるのが特徴で、これによって再生する際には元のデータと同じ音質になり、ハイレゾ再生の場合に用いられるのはこちらの規格だ。

 

ここでMQAの登場。MQAはそれぞれの利点をカバーした新しい規格(と言っても2,3年前に登場した)で、ロッシーな音楽ファイル並みの容量でありながら、ロスレス並みの音質を兼ね備えたいいとこ取りの特徴を持つ。特に、ハイレゾ音源を扱う際に特段に需要が高まる規格だ。

 

技術的な話は下記リンクの詳細に載っているけど、

「ハイレゾ音質でもサイズは劇的に小さく」“MQA”とは何か? KRIPTON HQMが10月配信開始 - AV Watch

要はこれまでのハイレゾファイルは、「人間の聴覚では認識できないはずの24kHz~の高い周波数の信号も再生したら、なんかよくわからんけど音質良くなったで」というものだった。この24kHz~の信号を効率よく24kHz以下の信号に折りたたむことで容量を削減したというわけ。

24kHz~の信号なんてものは人間の耳ではそもそも聞こえない上に僅かなノイズっぽい感じでしか無いので,24khz以下の信号に紛れてても全然気づかないってことなのかな。

 

これをMQA対応のプレーヤーで再生しようとすると折り畳まれた信号がもとに戻り、24kHz~の信号が再生される。

で、ついでにいうとMQAに対応していない製品でも再生することはできて、その場合は高周波数帯が復元されずにそのまま~24kHzのPCM信号として再生されるんだ。

 

このMQAの技術がどういうことに使われるかって話なんだけれど、例えば↑にあるようなNT-505やNR-7CDのようなネットワークプレイヤーを使用すると手元のNASなどのストレージからファイルを読み込んで再生することになる。

 

こんな製品を買うようなオーディオマニアであれば、mp3なんかの不可逆圧縮ファイルを再生しているなんてことはあまりないはず。ハードディスクも最近は随分と価格が下がってきたので、容量で困ることなんかもそうないはずだから、ipodや携帯に入れる場合を除いたファイル再生では可逆圧縮が主流になってきている。

 

ファイル再生の事を考える上ではMQAの重要性っていうのは容量程度しかないんだけれど、これがストリーミング再生に関してだと話が変わってくる。

 

現在、巷ではいくつものサブスクリプションサービスで溢れ、それらの殆どはストリーミングで再生を行っている。再生ボタンを押すとその音楽ファイルをネットから持ってきて、その場で再生するっていうことだ。

ストリーミング再生には端末の容量を食わない代わりに、再生するたびにダウンロードするので通信量が増えてしまうことがネックなんだ。とはいっても現状のサブスクリプションサービスではほとんどがmp3などのロッシーファイルを扱っているために通信容量を食うということもなかった。もちろんスマートフォンによる再生だけの話ではなく、PCで再生したりSpotify Connectを使用する場合でも、通信帯域を多くとったり再生ボタンを押してからの待機時間がめっちゃ長い、なんてこともないしね。

 

 

これが音質を考えた時、ハイレゾ音源の場合はどうだろうね。

ハイレゾ音源を扱う場合はロスレスファイルでなくてならない。しかし、ハイレゾは普通のロスレスと比べると数倍にも容量が跳ね上がり、これが快適な音楽再生をしようとしたときに気になってしまうポイントだった。

 

MQAはそのような場合に使用されるべき規格だと思うんだ。ハイレゾファイルを再生しようとしても小さな容量で済むので、ストリーミングにおいては元来の規格よりも大幅に優位性が示される。

 

現在,ロスレスに対応したストリーミングサービスはいくつもあり、特に先日,国内にいち早く参入したDEEZER HIFIの存在が大きい。ハイレゾに対応したストリーミングサービスはPrimeSeatなんかも既に存在している。しかしこれらのサービスはMQAを扱っているわけではなく、通常通りのDSD音源とPCM音源だ。そんな場面でのTEAC製品のMQA対応がどういうことなのか。

 

MQAによるストリーミング配信といて名が知られているのが「Tidal」だ。未だ国内参入が待たれているものの、オーディオマニアからは知られているサービスで、国内製品も対応しているものがいくつもある。もちろんNT-505もTidalに対応しており、タブレットからの操作でTidalの音源が再生できる(今はまだ正式対応前だが)。

 

TidalはMastersというクラスにアップグレードするとMQAによるハイレゾ音源の再生ができるようになるのだ。土台がしっかりしているからこそ可能なハイレゾ配信。

NT-505がMQAに対応したことで、Mastersのハイレゾ音源の再生へのアプローチ担っていると思う。Tidal Mastersの音源が今後NT-505で再生できるかどうかはわからないが、拡大していくストリーミング市場の中でMQAの存在と、MQA対応機器の広がりはハイレゾストリーミングの到着を待ち望んでいるようにも見えなくもない。

 

何はともあれありがとうTEAC

 


アニメ化しそうな漫画紹介【その3】五時間目の戦争

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アニメ化しそうな漫画紹介というシリーズもう3回目。

 

今日紹介するのは「五時間目の戦争」。

 

この漫画は角川の『ヤングエース』において、2014年6月号から2017年3月号まで連載された漫画で、単行本は全4巻まで出ている。

 

上の画像を見てもらえば、あるいは漫画のタイトルからも読み取れるかも知れないが、主人公は少年少女たちで、彼らが異形のものと戦争するというのがストーリーの大筋だ。

 

もうとっくに連載終了してしまった漫画だが、とても好きな漫画であるので紹介したい。

 

あらすじは、以下の動画を見てもらえれば分かるかと

www.youtube.com

このPV、音楽はsupercellのryoが作ったんだって。気合入ってんなあ。

 

あらすじ

日本が正体不明の敵と開戦して5年。離島の青島。中学3年生になった双海朔(ふたみ さく)たちは、新学期早々担任から「金曜日の5時間目に戦争する」と告げられる。指名を受けた生徒は最前線へ駆り出されることになり、最初に指名されたのは東京から疎開した篠川零名(しのかわ れいな)だった。朔は彼女の代わりに出征を申し出るが、何故か彼とその幼馴染の安居島都(あいしま いく)の2人は出兵不適格者だと告げられる。

 

簡単にキャラクター紹介をしていこうと思う。この漫画では少々SFチックな戦争をテーマにしているが実際には戦闘シーンはあまりなく、全体の世界観とキャラクター同士の人間関係が主な見どころになっている。

 

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まあ、この漫画はキャラの作画がめちゃくちゃ可愛いのでその点も好きなポイント。

 

舞台になるのは瀬戸内海に浮かぶ離島、青島。主人公のは、ある日突然「金曜日の5時間目に戦争する。毎週数人が指名されて本土まで出兵する」と告げられるものの、彼はその出兵資格を与えられ無かった。瀬戸内海の島では八朔なんかがよく名産になっていたりするが名前の由来はそのへんかな?

クラスメイトが次々と本土まで出兵して、そして無事だったりあるいは怪我を負って帰ってくる姿を見て、なぜ自分は出兵できないのか。なぜ誰も守れないのかと苦悩する姿が見られる。

 

彼は東京から疎開してきた篠川零名の事を気にかけるものの、戦争が始まって1番最初に指名されたのが彼女だった。

 

篠川零名は島には似合わない黒髪ロングを備えた少女で、自ら積極的には島民に馴染もうとしていなかったが、出兵する際にこれまで避けてきたはずのクラスメイトから優しくされたり、あるいは朔と深く関わっていくことで徐々に周りに心を開いて行く。

ありきたりな言葉で言えばクーデレというか、そんなところが可愛い。

 

そして最後に重要になるのがこの漫画の幼馴染枠である都ちゃん。主人公の朔とは子供の頃からの友人で、そして朔と同じく戦争に出兵してはいけない、と通達をもらった者である。

 

ここに住む人々は日本が正体不明の敵と開戦して以降は、本土からの数少ない食料補給と、島内で採れた野菜で生活している。彼女は3人の妹弟を育てつつ、「出兵できない自分にできること」をご飯を食べさせることだと考え、クラスメイトに美味しいご飯を作って食べさせている。

朔はその点で頭を悩ませてウジウジしているので、彼と比べたら郁ちゃんの健気さたるや。

 

で、この漫画は一言で言えば「セカイ系」だ。セカイ系がどんなものかっていうのは調べてもよくわからないかも知れないが、要は少年少女の心の動きを細かに描写したSF作品といったかんじか。

セカイ系の全盛期は00年代初頭で、正直2015年に連載開始されたこの漫画はある意味挑戦だったと思う。10年代に突入してからセカイ系は受け入れられるのかどうか。

 

どれだけ新しい設定であってもさんざん食い尽くされた「セカイ系」畑を新たに開墾するっていうのはとてもハードルが高いし、どう頑張ってもこれまでの作品と比べられてしまうからだ。現にこの作品はイラストの風味も相まって「最終兵器彼女」ととても雰囲気が似てしまう。

 

人によってはその点で「ん?」と思ってしまうかも知れないし、あるいは終盤は割と駆け足だったこともありで賛否両論と言ったところだろうが、個人的には少しずつセカイの秘密がわかっていく感じは面白いし、最終回の着地点もセカイ系らしさがあったので良かった。

 

重ね重ね言うがとにかくキャラクターが可愛いためイラストのアドバンテージは大きい。

 

単行本は4巻で完結しているのでとても手に取りやすい。

異形の敵の正体とは??なぜ、朔と郁は戦争に出兵することが許されなかったのか??

クラスメイトは生き残ることができるのか??

 

おすすめです。ぜひ読んではいかがでしょう。

 

優 (@tw__yu) | Twitter

作者の優さんは2017年に亡くなられたということ。好きな絵だったのでとても残念だ。

twitterには可愛らしいイラストが沢山投稿されているので、是非見てみてほしい。