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アニおと!!見聞録~アニメと音楽の個人ブログ~

アニメと音楽に関する個人ブログです。アニメやAV機器のレビューをします。

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読書に生活を蝕まれたければKindle端末買ったほうがいいよって話

12月の頭にあったAmazonサイバーマンデーを期にKindle Paper whiteを購入しました。セール期間中は4000円引きで、普段は大体1万5~7千円している端末がとってもお得に購入できたよ。

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私自身はそもそも時々本を読む程度の読書度だったのだけれど、Kindleを買ってからというもの読書度が加速度的にぶち上がってきて日々の生活時間を侵食してきているので、良い買い物ということだろうね。

しかし加速度的ってなかなかおかしい言葉だ。「加速度」という言葉自体は別に物事が大きくなっていく様子を表しているのではなく速度の上昇度を表している言葉なのに、「的」という極めて便利的かつ応用的かつ普遍的かつ一般的な文字がつくことでそのような意味で使われているんだね。閑話休題

 

Kindle Paper Whiteは11月にリニューアルしたばかりで、今回のアップデートの見どころは「防水」だ。IPX8等級というこの防水基準がどれだけすごいかというと、防浸という言葉が使えるくらいすごいとか。つまりは水に沈めても水圧に耐えて全然通常使用できますよっていう基準で、これはiphone XSと同等の防水性能だ。

 

ちなみに私の使用しているスマホiPhone 7で、これはiPhone史上初めて防水機能が搭載された(それゆえイヤホンジャックが廃止された)という歴史の転換点という感じの機種なのだが、いかんせん私は購入して6時間で画面を割り、非公式ショップで修理してもらった際に防水機能が失われてしまっているので極力お風呂とか水場では使用するべきではない物となってしまっている。

 

そんな現状なので普段私がお風呂に入るときにはジプロックにIPadを突っ込んでアニメをみている感じだったのだが、どうにもジプロックに入れるという一手間が面倒くさいというのと、シャワーやらなんやらで水滴が落ちるとそれがタッチパネルに誤反応してしまったりとか、そもそもジプロックがいつの間にか穴が空いていてiPadがこれまでに何度も浸水しているという経験のもと、あまり好ましい状況ではなかった。

 

そんな中で購入したKindle Paperwhite。抜群の防水性能のおかげでお風呂でも気にせず使えるし、普通に泡のついた手で触ってもノープロブレムだし、電子書籍の読みやすさに今更気づいて浦島太郎状態で毎日酷使してしまっている。

 

お風呂っていわば自由な時間というか、湯船に使っている間何するも自由じゃないですか。ボーとしたり、スマホ触ったり音楽聞いたり。

この時間に読書ができたら素晴らしいと思うんだけれどやっぱり紙媒体じゃとてもじゃないけどそんなリスク背負えないんすよね。そこでKindleよ。

 

まあ、お風呂で読書できるっていうのは想像以上に便利でもちろんそれは購入前から想定していたことだったのだけれど、これが気がついたら読書時間が私の日常生活をどんどん蝕んできている。

 

例えばお風呂から上がった時、これまでみたいにアニメを見ていたらドライヤーを掛ける時間ってどうやっても動画の音が聞こえないからその時点で一旦置かないといけないじゃん?でも電子書籍だったら視覚だけで楽しめるからそんなこと無いのよね。

そのまま服着たりするじゃん?布団に横たわるじゃん?読み耽るじゃん?夜が明けるじゃん?人類は日々の営みを繰り返してやがてAIにすべてを監視される世界が構築されて衰退のなかで失われた過去の技術に自らが滅ぼされて人工知能の世界が完成するけどそれも長くは持たずやがて資源の枯渇とともに文明が滅びるじゃん?

 

こんな感じで永久に読書だけを続ける機械人形こと私が完成するんだけど、これがKindleとか電子書籍リーダーの恐ろしいところだよね。あまりの手軽さに時間を忘れるよ。

 

ついでに、Kindleは書籍購入までの導線もめっちゃお見事。もうお見事としか言えない。

Kindleは基本的にAmazonで購入した電子書籍を読むためのものなんだけれど、その手順はまずAmazonのサイト上で”サンプル”っていうデータをダウンロードして端末に落とし込むことから始まる。

サンプルのダウンロード自体にはお金がかからなくて、気になる本は片っ端からDLしても良い。これっていわゆる「試し読み」で、仕組み自体には新しさがあるわけじゃない。

試し読みはこれまでは特に漫画とかであったけど、本当にためし読み程度しかできなくてせいぜい~20ページくらい。漫画で20ページとかあっちゅうまに読み終わっちゃうので試し読みだけしてまあこれは買わなくていいか、とかできるんだけど、小説の20ページともなると私は没頭してしまうタイプの人間なので続きはよ!!みたいな感じで簡単に本編を購入してしまう。

私は元来ブックオフ族の人間なので新品の書籍を購入するのはよほど好きな作品だけだった。もちろんお金を払って書籍を購入するのは素晴らしいことだとは思っているもののこんなに簡単に決済できちゃったらお買い物増えちゃうよ!!

 

あとこれは権利的な話になるんだけれど、本来iosAndroidのアプリ上からコンテンツを購入させようとすると、AppleGoogleといったAPPストアの元締めに売上のうち30%の上納金を差し出さないといけない。これをサンプルをDL→Kindle端末上で購入という手順にすることで上納金を回避しているってことなんだろうな。なかなか頭いい。

 

そんなこんなで、なんとなく購入したKindle端末に私の生活はどんどん蝕まれてきている。私としては能動的に読書する気分に持っていけるのは嬉しい(読みたい本はあっても読む気力が起きないタイプなので)。そんなこんなで読書に蝕まれた生活を甘んじて享受しているわけだけれど、あなたも試しに購入してみませんか。なあに、(財布が)痛いのは最初だけ。徐々にいい気分になってきますよ。

ところで、あなたは文学少女電子書籍はアリ派ですか?

いや電子書籍の何が悪いってわけでもないんだけど、やっぱり絵になるのは紙の本なのかな。

自分の世界に入り込んでかじりつくように読み耽るのが紙の本ではなく電子書籍だったら「ちょっと!目が悪くなっちゃいますよー!!」とか要らぬ心配しちゃいそうだしね。

文学少女以外の読書家の人は是非購入してみてはいかが?電子書籍、悪いもんじゃないですよ。