2017年のフレデリックがすごかったという話
10月18日より発売中のフレデリックのアルバムもすごいっていう話
フレデリックって?
フレデリックというバンドにいま熱中している私です。一昨年2016年に我が大学の学園祭に来てからと言うもの見事に魅せられてしまいました。
かんたんな解説をすると、双子の兄弟であるボーカルの三原健司とベースの三原康司に、他人であるギターの赤頭隆二と2017年に新たに加入したドラムの高橋武の4人からなるロックバンドです。
このバンドの特徴はダンス調のロックを様々な形で魅せてくれることにあります。未だに代表曲としてあげられるのは間もなく3000万回再生に至る”オドループ”です。
独特なボーカルに打ち込みとギターの音がマッチングしていて、普通のロックとは一風変わったかんじですね。
で、オドループなんですけど当然私も何度も聞いていますし、ファンの間でも「オドループがフレデリックの完成形」と言われるほどの人気曲でもあります。
他のバンドでも、自身最大のヒット曲があって以降むしろ(セールス的に)それを超えられないことに苦悩するバンドもあります。
私はドハマリ中ですがそれでも、フレデリックのバンドサウンドが特に”ダンスロック”という特異なジャンルだけに、初聴のインパクトは強かれどハマっていくたびに同じような曲ばっかだなあ、ってならないか心配でした。
と、思ったら全然新しい顔を見せ続けてくれたという話。
ドラム:高橋武の加入
このダンスロックという特異なジャンルを得意とする(笑う所)フレデリックはすべてベースの三原(弟)が作曲しています。作曲は作曲ですが結局メンバーが編曲しています。
バンドサウンド的にもリズムってもっとも重要な点の一つです。武くんが加入する前の1年半の間基本的にはドラマー不在なわけで、ベースの康司くんがほとんどやっていた時期でもあるわけです。その期間もめちゃくちゃいい曲ばかりですが、武くんが加入してからの曲はそれまでの曲と比べると大きな変化があります。それはリズムだったりもしますし、そこから曲調も違ってきこえます。
彼らのラジオを聞いていると分かるんですが、海外の伝説的アーティストがルーツになっているとよく話しています。さすがミュージシャン。
それは単純にいい曲だなあと紹介されることもあるわけですがその中で音楽性の話になると特に、武くんがリズムのとり方について後から入った事によってフレデリックというバンドに寄りつつ、かつ新しいサウンドを作ることを考えてるんだなあと素人目ですが思います。
2017年の動向
個人的にはTVアニメのタイアップを取ったことがビッグニュースでした。
私はアニメも好きなのでフレデリックの曲がアニメーションとどういう組み合わせを見せるのか、ドラマー加入後の初めての曲発表だったのでその点でも楽しみでした。
アニメ自体はまぁ…別に…という感じでしたが曲は素晴らしいですね。
で、個人的にはこれまでの曲がポップスっぽい感じと怪しい感じで二極化されているように感じていたのですが、新曲はその両方を掛けてスピード感を足したような、そんなイメージです。
語彙力無いのでうまくいえませんが、このスピード感っていうのが武くんのスパイスだと思います。
それに加えて10月にミニアルバム"TOGENKYO"をリリースします。
フレデリックを知っている人ならこのトレーラーでなんかいつもと違うぞ?となります。
これからのライブ定番曲となりそうな「パラレルロール」、映画のタイアップが付いた「たりないeye」、そして2018年のアリーナライブまで引っ張っていく表題曲「TOGENKYO」
捨て曲がなかったです。ライブで他のアルバムの曲は別にやらなくても良いのあるけどこのアルバムは全部やってほしい。
結局私が言いたいのは、2017年、フレデリック進化しすぎ!って言うことです。
無責任なことを言えば間違いなくこのままオドループに次ぐヒット曲が生まれ、ライブキッズに限らず全年齢に訴えかけるようなバンドになると思います。
2018年のフレデリック
年末のフェスでは定番曲オドループを1曲めにして、新曲旧曲合わせてセットリストに組み込むという攻めの姿勢が見られました。私はまるで、
的な。
オドループを踏み台にするようなセトリだと思いました。
そして4月には初のアリーナワンマンが開催されます。
フレデリックにとってはそこから夏フェスも控えています。その中でどのような新曲を発表していくのか。
とても楽しみです。期待しています。