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アニおと!!見聞録~アニメと音楽の個人ブログ~

アニメと音楽に関する個人ブログです。アニメやAV機器のレビューをします。

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エウレカセブン ハイレボリューション2 ANEMONE が前作をチャラにする良作だったと言い切れる理由

公開中のエウレカセブン ハイレボリューション ANEMONEを見てきたよ。

最初に言いたいのはめちゃくちゃよかったってこと。めちゃくちゃよかった上で言いたいこともいくつかあるけれども。

 

私はあまりネタバレが好きじゃないので、観に行くまで可能な限り情報を受け付けないようにしていた。知っていた前情報は、今作ではアネモネが主人公ってこと。

 

劇場版シリーズ・ハイレボリューションの致命的な欠点は楽しむためのハードルが高すぎることだ。始まりとなったTVシリーズ50話を見た上で劇場に来ないと最大限楽しむことはできないだろう。

いや、もっと言えば、エウレカセブンで描かれる世界は多重世界線的に存在し(ということも今回の映画や他作品で詳しく語られる)、例えば詩編世界とも呼ばれるTVシリーズの世界と、劇場版「ポケットに虹がいっぱい」では登場キャラクターの設定が違ったりする。

同様にゲーム版や続編のエウレカセブンAO、漫画版小説版と、私はすべてを網羅しているわけではないがいくつもの派生作品が存在し、それらを知っていれば知っているほど面白くなるものだろう。

いわば既存ファン向けの作品であることには間違いない。友人にエウレカセブンを勧めようと思ったら間違ってもハイレボ1や「ポケ虹」は勧めない。

 

エヴァ新劇場版が結果的に新規ファンの取り込みに成功しているが、TV版のストーリーを土台に作り直すという手法はエウレカセブンでも変わらないはずなのにそれに加えてTVシリーズの映像を使用するという、コストダウンでもありつつそれ以上に厳しい制限がのしかかってしまった。

ハイレボ1ではその使いまわしについて、ファンの間では様々な意見が交わされた。「なぜ、すべて新規作画ではないのか?」「なぜ16:9に直すことさえしていないのか?」「それにしてもTV版作画よすぎ神アニメかよ」「エウレカセブンは神アニメ」「AOは云々」

 

とりわけ、私はアスペクト比については本当になぜ直さないのかわからなかった。ガンダムSEED攻殻機動隊など、4:3のアスペクト比で作られたアニメがのちに16:9にリマスターされて発売された例は数多い。アニメ界隈でこのような手法は一般的といってもいいはずだ。

動画の上下が削られてしまうのは確かに勿体ない。特にこんなに作画がいいアニメだと。ただし、あえて4:3にするというよりは、コストのために4:3のままにしているような気がして、究極的に言ってしまえばあんまり熱意がないのかなあ新作に。と思ってしまった。

 

ANEMONEでは、アスペクト比が”意味のある要素”として登場する。伝送システムを使ってアネモネがダイブした世界では、その世界の切り替わりを表すかの如くアスペクト比が変化する。ダイブ後は新規作画ですら4:3で描かれている。これによって前作に感じた違和感、というか新規作画がなくTV版の映像のつなぎ合わせだけでストーリーを再構築しようとした際の微妙な齟齬のようなものが、まったくなくなったわけではないけれども薄れている。

ハイレボ1で語られたレントンのストーリーが4:3の映像だったことを考えると、この”意味”に当てはまったストーリーだったということだ。これについては後述する。

 

あくまで私の意見だけど、とはいってもエウレカセブンの作画を劇場版サイズで見ることができるって結構よくない?とも思うんだよね。

実際見てみればわかるけれど、途中に挟まれたTV版の映像はクオリティとして著しく劣っているものではなく、というかむしろこれが13年前とかの映像なのかよと目を見張るほどの出来だった。

作画の良さを再確認、というかむしろミサイル作画に関してはTV版のほうがぐりぐりサーカスしていて見ごたえがあった。

新規作画のミサイルは重力が加わっている感じの、スピードもありつつ重厚な「兵器~!」って感じでこれはこれで好きなのだけれど。

 

と、まずはアスペクト比に焦点を合わせてみたが、あるいは今回の作品では3Dモデルを用いた作画も行っている。

アネモネエウレカが対話する精神世界のような場所、またはアネモネの過去について語られる場面。

今作では前作に比べて、というか前作であまり批判が多かったからなのか、ほとんどが新規作画といっても過言ではない。前述したアネモネのダイブ云々の場面以外は新メカ新キャラ多数の新規作画だ。

そんな中、コストを浮かせようとした結果が3Dモデルなのだろうか?結果的に3Dモデルを外注するのとアニメーターが描くのとどちらの方がコストがかからないのかはわからないが、コストダウンを演出に昇華させることができれば前作のような批判は生まれないだろう。

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3Dモデルのアネモネ

パンフレットでは、3Dモデルを用いた作画のうち巨大化したガリバーがたくさん出てくるシーンについて語られている。

ガリバーが多数登場する場面なので、アニメーターの間では変なポーズのガリバーを作ったりして遊んでいた、みたいな。超時空要塞マクロスでミサイルをこっそりバドワイザーの瓶にしていたことは有名だが、こういうアニメーター的な遊びっていうのは1アニメファンとしてはちょっと楽しくなってしまうポイントだし、それだけ熱意を感じるポイントでもある。

 

小手先の話はこの程度にして、ストーリーについて考えてみよう。

ネタバレされたくない人はカットバックドロップUターンだ。

なにいってんだこいつ。

 

 

さて、わかりづらい部分も多いが、今回はエウレカセブンと呼ばれる巨大な構造物??と人類が戦っているシーンから始まる。アネモネやミーシャが居るのは現代的な日本だ。エウレカセブンで明確に地名が現れるのもTV版を見た後だと新鮮だし、何か意図を感じ取ってしまう。

詩編世界では地球は地表をスカブコーラルで覆われていて、その下に現在私たちが住んでいるような世界が広がっている。

これはハイレボ1の世界についても同じで、なぜかハイレボ2で突然地上世界が描かれている。

アネモネはその後エウレカセブン内に伝送装置を使ってダイブする。エウレカセブン内に広がっていたのは詩編世界のような、スカブコーラルの地上。というかTV版の映像だからそりゃそうだ。

のちに語られることをまとめると、アネモネが何度もダイブするそれらの世界はエウレカが「レントンが死なない世界」を何度もつくりかえながら探しているうちに生まれたものだ。デューイ曰くごみ処理だとか。

ちなみにこのデューイはおそらくハイレボ1で登場したデューイが何らかの形で世界線を移動し現れたものだろう。

原因についてはシルバーボックスが関係していると思われるが、ハイレボ1ではあくまでスカブコーラルを排除するための決戦弾頭音響兵器、という扱いだけで世界線についてはあまり語られていなかったと思う…。アドロックがシルバーボックスを止めた本当の理由は何だったのだろう。まあ確かにそのままシルバーボックスを使っていたらTV版のデューイと同じように共存できない破壊する、になってたわけだけれど。

 

エウレカが何度もつくりかえた世界の正解がハイレボ1のレントンなのだと思うが、そうだとしたら、これまで見ていた世界がいくつもあるエウレカが作り出した世界のうちの1つであり、ハイレボ2で描かれる世界こそ本物…いや、本物っていうのもおかしいけれど、エウレカが作り出した世界を包括している世界ということになるのだろうか。

ラストシーンでエウレカセブンが崩壊し、終盤でデューイの両足が実体化したこと、そして月光号やゲッコーステイトの面々、そしてデューイから涅槃の案内人と呼ばれた卵の中のニルヴァーシュがこちらの世界に飛ばされてきたことを鑑みると、2つの世界の融合みたいなことが起こったのだろうか?

 

あるいは最後の1シーンだけ登場したレントンは未だスカブコーラルの大地に立っている様子だったが、どちらの世界も存在しているということなのだろうか?ラストシーンは表現が抽象的だったので明確なことがわからない。こればっかりは次作でどうまとめてくれるのか楽しみなところだ。

 

さて、今回の映画はアネモネが主人公だ。ハイレボ1でのレントンは、エウレカセブンのストーリーのうちアドロック、あるいはビームス夫妻とのエピソードが重点的に描かれていた。これらのストーリーは4:3、つまり今作でいうところのエウレカセブン内の世界の物語だったと考えることができる。そして新規作画ではなかったのが、あくまであの世界の出来事は詩編世界の物語である、ということを強調している。とはいっても一番の理由はコスト削減使いまわしなんでしょうが。

これが前作をチャラ、というかハイレボ1のアレを演出として落とし込むことができるよねハイレボ2見た後だと、っていう話ね。

 

エウレカセブンシリーズの全体的なテーマとして大人と子供というのがある。もちろんこの大人と子供には親と子という意味も含まれている。これはポケ虹やAOでも共通していることだ。

レントンにとってのアドロック、あるいはビームス夫妻はTV版でも重要な存在であった。

今作ではアネモネエウレカのコピーとして作られた存在ではなく、父親が存在する普通の女の子だ。父・石井賢との思い出を抱えて前進するアネモネ、泣いちゃうぜ。

 

ハイレボ3で焦点が当たるのは間違いなくエウレカだろう。前述した2人のようにエウレカには親がいない。しいて言えばコーラリアン

そんな中で、どのようにこのテーマと向き合うのかが気になるところだ。

もちろん、無理にたたき台にあげる必要はないかもしれない。でもアネモネにわざわざ父親を与えたんだったら、何かしらの意図はありそうなんだよなあ。

とはいえ、アネモネの言葉でエウレカは世界と向き合うことを決めた。ゲッコーステイトもこっちの世界に来た。土台は十分だ。

ハイレボ3、楽しみにしていよう。

 

 

あっそうだ。

劇場で気づいたんだけどやくしまるえつこの歌が挿入歌になっていたね。私は普通にやくしまるえつこ好きなのでびっくりしました。あと驚きました。同じか。

TV版ではsupercarの曲が挿入歌として使われていたけど、思えば挿入歌にドはまりするようになった、私がアニメと音楽の繋がりに焦点を当てるようになったきっかけはエウレカセブンだったなあと思う。エウレカセブンがなければこのブログは存在しません。404Error。

 

やくしまるえつこは以前supercarのいしわたり淳司さんとも共作したこともあったし、アニおと的繋がりを感じますなあ。

とても好きな曲になりました。

本当に良い物を探して完全ワイヤレスイヤホン12機種 聴き比べ比較してみた

【注意!】

この記事ではめちゃくちゃ辛口にレビューしています。めちゃくちゃ貶します。良いものは褒め倒します!そんな完全私目線のレビューなのでご容赦ください!

 

新野です。2018年も年末に差し掛かりましたがいかがお過ごしでしょうか。私はイヤホンを買いました。

イヤホンを買いましたんですよ!完全ワイヤレスイヤホンを!

ワイヤレスイヤホンには現在市場にケーブルでつながってるものと、左右のユニットが独立している完全ワイヤレスイヤホンの2つに分けられているんだけど、なんと言っても今熱いのは完全ワイヤレスイヤホンの方なんだよね。

 

今回は完全ワイヤレスイヤホンを、イヤホン専門店で13機種聴き比べて来た私がそれぞれの機種のレビューをしてみようと思いますよ。

音質は勿論、普段遣いするのだから使い勝手や耳へのフィット感なども重要だよね。そういう実際に使ってみてわかったことも細かく書いてみようと思うよ。皆さんの参考になれば幸いです。

 

それでは早速、価格順に観ていきましょう!

今回重視した項目は以下のの6項目になっています

  1. 専門店参考価格:
  2. イヤホンのサイズ:
  3. 接続速度:
  4. 連続再生時間:
  5. フィット感:
  6. 音質:
  7. 総評:

専門店参考価格は11/26時点での価格、サイズやフィット感は主観、連続再生時間はカタログスペックを記載します。

接続速度は、

iPhoneにペアリング→イヤホンの電源を切る→イヤホンの電源を入れる

という手順で再接続した際の速度です。

音質も主観です。ご容赦ください。

Anker zolo Liberty

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  1. 専門店参考価格:8,000円
  2. サイズ:中
  3. 接続:ケースから取り出すだけで、まあまあ早い。
  4. 連続再生時間:3.5時間
  5. フィット感:割とフィットしやすい形状にはなっている。内側がラバー製のような感じで、耳に密着する素材になっているものの、耳の形状によってはしっくりハマらない。というか私はハマらなかった。
  6. 音質:解像度は価格なり。3000円クラスのワイヤレスイヤホンと同程度といっても過言ではない。安価なダイナミック型のイヤホンのそれと言っていい。音の傾向は中低音が厚いものの、これと言った特徴はない。
  7. 総評:モバイルバッテリー界隈で有名なAnkerのイヤホンということで気になってはいたが、蓋を開けてみたら安価なワイヤレスイヤホンの使い勝手を向上させただけの物って感じがする。勿論それは大事なんだけど、8000円まで出せるならもう少し奮発していい機種買えそう。上位機種のLberty+が、バッテリー切れで視聴できなかったのが残念だ。

SOUL ST-xs

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  1. 専門店参考価格:8,700円
  2. イヤホンのサイズ:小
  3. 接続速度:取り出すだけで接続。速さは並。
  4. 連続再生時間:2.5時間
  5. フィット感:筐体が非常に小さいためフィットしやすい。ここは好感触。
  6. 音質:解像度ではあまり良い印象を受けなかった。あまり良くない感じ。低音にブーストがかかっている感じで、前述のLibertyが中低音が強いのに対してこちらはもう少し低いところが強くなっている。
  7. 総評:筐体の小ささが魅力の機種。そのせいで連続再生時間は多少短いが、ケースを持ち歩いて使うべきかな。ただし、解像度は別段良いとは感じなかったので音の傾向が気に入った人向けって感じ。バランスがいい音を求めるのならLibertyの方が良い。

M-sounds ms-tw2

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  1. 専門店参考価格:9000円
  2. イヤホンのサイズ:小
  3. 接続速度:接続は早い
  4. 連続再生時間:3時間
  5. フィット感:筐体の小ささも相まってフィット感は良好。
  6. 音質:解像度は悪い。買おうとは思わないかなーってレベルといえばわかりやすいかな。音の傾向としてはバスドラにブーストがかかっていて、流行りって感じ。ただしそれと比べて高音はザラザラで存在感が殆ど無いので華やかさがない。
  7. 総評:音が悪ければ買う気にはならないよねっていうことを思い知らせてくれた。あと筐体のデザインも安物のtwsイヤホンっぽくて好きじゃない。もう少し頑張ってほしい

KONG-X hmc-k980

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  1. 専門店参考価格:10,000円 ただし、セール価格でした
  2. イヤホンのサイズ:でかい。デザインした人表出てこい
  3. 接続速度:ケースから出しただけじゃ電源入らないタイプ
  4. 連続再生時間:5時間
  5. フィット感:デカさが相まって、すっぽりフィットとは言えない。しかし悪くはない。
  6. 音質:肝心なのは音質だ。何を隠そうこの機種は9月に発売したばかり、完全ワイヤレスイヤホンとしては初となるハイブリッド型のイヤホンだ。ハイブリッド型とは、一般的なイヤホンに使われるダイナミック型のドライバと、補聴器や繊細なイヤホンに使われるBA型のドライバを両方採用している機種のことだ。解像度はまあまあ良い。さすがハイブリッド型だ。派手な高音域と強すぎない低音で、ハイブリッド型らしい音と言える。良い質感のドンシャリといえば良いかな。とはいえあくまでワイヤレスにしては良いっていう感じで、高音域も安いBA型ってこんなんだよね~って感じの音だ。
  7. 総評:ハイブリッド型というだけあって、BA型のリアルな高音はさすが。しかも低音も強すぎないのが見た目に反してバランス良い。しかしごついデザインがネックになるか。こういうデザインが好きな人もいるので一概にNOとはいえないけれども、ケース含め男向けってデザインだ。中身は優秀な良いイヤホン。

cowon cf2

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  1. 専門店参考価格:10,000円
  2. イヤホンのサイズ:小
  3. 接続速度:ケースから取り出すだけで電源はいる。接続早い
  4. 連続再生時間:3時間
  5. フィット感:小さい上に、内側がラバー製になっていてフィットしやすい。
  6. 音質:解像度はなかなか良い。低音はタムタムと跳ねる感じで、ちょっと強いかな。高音はあまり強くないので、ドンシャリと言うよりはドン。という感じ。厚みがあって響も良い音で、10,000円の大台をちゃんと突破できてる感じがする。
  7. 総評:個人的にはデザイン、フィット感、大きさ含めてだいぶ好きです。充電しているときはボタン部のライトがうっすら点灯してかわいい。女の子も使えるデザインなのが良いよね。音質も申し分なく、他人におすすめできるレベルではある。

sudio niva

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  1. 専門店参考価格:12,400円
  2. イヤホンのサイズ:小
  3. 接続速度:ケースから取り出すだけじゃ電源はいらないタイプ。しかもちょっと遅めに感じた
  4. 連続再生時間:3.5時間
  5. フィット感:フィット感は普通。筐体の小ささがいいね
  6. 音質:解像度はなかなか良い。低音は強すぎないけどタムタムと跳ねるような感じが生きていて、なかなか良いバランス。高音も引っ込んでないのが素晴らしい。
  7. 総評:パステルカラーが可愛い優等生イヤホン。筐体も小さく、音質も良いので文句なしかと思いきや、イヤーピースの口径がでかく、付属以外のイヤーピースを受け付けない仕様になっている。とはいえ、別段イヤーピースにこだわらない人ならあまり気にならないだろう。カラーバリエーションにホワイトとピンクもあるので、是非ご覧じてください。

Yebo Air

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  1. 専門店参考価格:14,000円
  2. イヤホンのサイズ:中
  3. 接続速度:ケースから取り出すだけじゃ電源はいらないタイプ
  4. 連続再生時間:3.5時間
  5. フィット感:まあまあ。マット素材で悪くない。
  6. 音質:解像度は並程度。値段を考えたらもう少しいい音ほしいな?低音ボコボコ出てきて、ギターの音が薄く感じられる。バランスもう少し考えてくれー。高音は、まあ出てるなーって感じ。
  7. 総評:びっくりするほどシンプルなデザインだが、音質で今一つの印象になってしまった。低音好きな人には良いかもしれないが、あまりにそれ以外の部分が私の好みと外れてしまった。まあ、これだけの価格を出せばもっといい機種に巡り会えるだろう。

cocorode twki07

 

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  1. 専門店参考価格:14,800円
  2. イヤホンのサイズ:中程度小さくはない
  3. 接続速度:ケースから取り出すだけじゃ電源はいらない。しかも遅め?
  4. 連続再生時間:3.5時間
  5. フィット感:普通だが、ガイドが付いてるので着けやすい
  6. 音質:解像度はなかなか良く、音のバランスも良い。ギターもリアルな音が聞き取りやすく出ていて好感触。ちょっとボーカルが抑えられてる感じもしたが、まあ良いだろう。
  7. 総評:変わった形状のイヤホンだが、ここに来て結構好感触だった。接続条件があまり良くないと思いつつも、耳に入れやすく、音が良いのでそのへんをあまり考えたくない。そんなイヤホン。デザインが気に入ったら良いのでは。

Urbanista Tokyo True Wireless

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  1. 専門店参考価格:16,000円
  2. イヤホンのサイズ:結構大きい。
  3. 接続速度:ケースから出しただけじゃ接続されないタイプ。しかも接続遅く感じた。
  4. 連続再生時間:3時間
  5. フィット感:サイズは大きいように感じたもののフィット感は良好。
  6. 音質:一聴してあまり解像度は高くないように感じる。あまり良くないドンシャリの典型例というか。ボーカルは前に出てこずバスドラがボコボコ鳴ってる感じ。
  7. 総評:eイヤホンでは16000円だけどAmazonでは20000円だった。:価格設定ミスってるなーって感じ。Tokyoとか名前が付いてるけどスウェーデンの企業だとか。コスパ悪い輸入品って以上の感想は持てなかった。

SONY WF-1000X

 

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  1. 専門店参考価格:20,000円
  2. イヤホンのサイズ:大きい
  3. 接続速度:ケースから取り出すだけでペアリング。しかも素早い
  4. 連続再生時間:3時間
  5. フィット感:すっぽり耳に収まって非の打ち所がないな!
  6. 音質:正直言って、音質を考えればどう考えても現状の完全ワイヤレスイヤホンの中では最高峰と言っても過言ではない。SONYらしく現代的な音作りに鳴っていて、バランスが完璧だ。強すぎず弱すぎない低音と耳障りではない高音。おまけにノイズキャンセリングも搭載している。
  7. 総評:言ってしまえば大本命だ。国内外問わずこの価格でこれだけの性能を備えたイヤホンは存在しない。筐体は大きいがフィット感は良好。音質も申し分ない。しかも、特筆すべきは中古相場の値下がりだ。Amazonでは12000円程度で購入することも可能。これまでもこれからもトゥルーワイヤレスの王者と言えよう。

jabra Eliet

 

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  1. 専門店参考価格:22500円
  2. イヤホンのサイズ:でかい
  3. 接続速度:うーん、早くもなく遅くもない
  4. 連続再生時間:5時間
  5. フィット感:デカすぎるしフィットもしない。あまりのデカさにケースにもすっぽり収まりづらい。
  6. 音質:あまりのフィット感の微妙さに音質を評価するのを諦めました。というか、付属以外のイヤーピースを受け付けず、試聴機のイヤーピースが私の耳に合わなかったのでろくに試聴できなかった。無念。
  7. 総評:eイヤホンの”スタッフが選ぶトゥルーワイヤレスイヤホン”で1位だったこのイヤホン、それまじ?大きさもさる事ながらケースにもすっぽりハマってくれなかったのはコメントしづらい。ちゃんと聞けば音質いいのかもしれないが、聞けなかったのだから仕方がない。

audio-technica ATH-CKR7TW

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  1. 専門店参考価格:29,000円
  2. イヤホンのサイズ:まあまあでかい
  3. 接続速度:ケースから取り出すだけじゃ接続してくれないタイプのアレ
  4. 連続再生時間:6時間
  5. フィット感:あんまりフィットしない。そこそこ。
  6. 音質:やっとこさ登場したオーテクのトゥルーワイヤレス…!と期待したが、なんというか、これがBTの限界なのかなあって感じ。遅延大きい。解像度はそこそこで低音はあまり前に出ず、高音の再現性は良い。例えばWF-1000Xとは音質の傾向が違うので使い分けはできそうだ。とてもきれいな音でオーテクって感じ。
  7. 総評:オーテクは以前トゥルーワイヤレスイヤホン計画が発売前にポシャっているので、急ぎで出した機種って感じも否めなくはない。とはいえ音はきれいで、オーテクっぽさはある。あとやたら連続再生時間が長いことも特筆事項か。

まとめ

というわけで、今試聴できるイヤホンをアレヤコレヤと聞いてきました。あくまでどれも私の主観ですし、私の耳にフィットするか否かという基準も設けてしまったので参考になるかどうかわかりません(とはいえ、私の耳にフィットしなかったものをネットで買うのはリスクあるのかも??)。

しかし、トゥルーワイヤレスの業界は未だ成長し続けています。日夜新しい技術と、新しい中華企業が参入してきて業界はますます混迷を極めるでしょう。

そんななかでしっかりとした製品を開発してくれる企業も数あるのは事実です。

そんな数々の機種を私視点でまとめてみたので、ぜひともあなたの参考になれば幸いです。

 

ちなみに私はcowon cf2を購入しました。小さなハウジングにケースから取り出すだけの接続。音質も十分。価格もそこまで高くない、いい買い物だったと思います。

あなたもぜひとも自分だけのお気に入りを見つけてみては??

【人体実験】イラスト初心者は半年間でどれだけ上達できるか

「可愛い女の子の絵がかけるようになりたい」

当社独自のデータベースから全アニオタの脳内分析をして最も望んでいることを調べたら、以上のような結果が得られました。

 

アニオタたる私はアニメが好きだ。息を呑むようなミサイルの作画や幻想的な風景の作画も勿論好きだ。しかし、やっぱりなにより可愛い女の子のイラストが好っき!!こんな可愛いキャラクターを自らの手で創り出してみたい!

 

そんな悪しき野望に満ちた一人の人間がここにいる。わたくし、新野と申しますよろしくおねがいします。

 

今年の四月にiPad proを購入した。実際に使ってみるとどうにも重量がかさむし、サイズも大きくて気軽に使えるというわけでもない。結局iPad Air2 と併用することにした。

そこでiPad Proの使い道をいろいろ考えていたところ、Apple pencilが使えることに気がついた。

 

Apple pencilの評判は聞いていた。なんでも「ミドルエンド以上のペンタブ程度の働きはしてくれる」とか、「iPadさえもって外出たら同人誌の作業が捗りまくりんぐww」とか、「クリスタiPad版神アプリすぐるwwヌルコポォww」とかTwitter上で噂になっていたので、これを期にイラストの勉強を始めるのも良いかなと思ったのだよね。

 

というわけでApple pencilを購入。これから半年間でどれだけイラストが上達するのかというのが今回のテーマです。

時系列順に、私が行っていったことをひとつずつまとめて行きます。この程度のヘボがこれくらいの頻度で練習してるとこんな感じになるんだ、と見世物にしてくれたら幸いです。

さて、注意ですが、この記事には上達の過程を見せつけるマゾ精神のために、私のクソ下手初心者絵が大量に出てきます。精神を不安定にしないように頑張ってください。

それと、私は暇な時になんとなく練習していた程度なので、ガチガチに練習してバキバキ上達してやるぜみたいな方にとっては馬鹿にしてんのかみたいな内容かもしれないけれど馬鹿にしてませんのでご了承ください。

使用した機材・ソフト

まずは私が使用している機材について紹介しようと思います。

iPad Pro 12.9インチ 第一世代

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まずはiPad Proです。私が購入したのは12.9インチの第一世代。

現在は第3世代が発売開始となり、ベゼルがより狭くなったデザイン、Apple pencilの無接点充電が可能になっているなどと話題を博していますね。

第1世代は後継機と比べるとフレッシュレートが半分しか無く描画の滑らかさに欠けていたり、画面のスペックで劣っていたりはするものの、本体の動作はCPUの性能も良いため問題なく、Apple Pencilも使用できることから選択しました。

私は中古で購入したのだけれど、第3世代がめちゃくちゃ人気なのでこれは中古相場が値下がり起きそう。割と今買いどきかな。

 

ちなみに4月に発売されたiPad 2018年版でもApple Pencilは使用できて、しかも2万円台くらいで購入できることからコストパフォーマンスは高いんだけれども画面のサイズが小さいのと、既にAir2を所持していたため選択肢から除外。

Apple pencil 第一世代

iPad proと同様に現在では既に第2世代が発売されて、第1世代の不満点であった丸くて転がっちゃうこと、手触りがツルツルで滑りやすいこと、充電で本体に挿すのが面倒くさいこと、ショートカットキーが存在しないことなどが改良されたモデルになっているね。

とはいえ逆に言えば、それらの点に目をつぶることができれば第1世代でも全然使えるってこと。どちらにしろ半年前にはまだ第2世代出てなかったから選択しなかったんだけれど、それにしてもApple Pencilは本当にすごい。筆圧感知、筆の向き、トラッキング性能、何においても不満点が見つからないですね。

第2世代での改良点も利便性の点が多かったので、これはつまり第1世代でも十分完成しているということを表しているのではないでしょうか。

Clip Studio for iPad

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使用ソフトはClip Studio for iPadです。Twitter上の神絵師様達がしきりにクリスタクリスタ言ってるので盲信して選択しました。

シェアウェアで使用するのには月額を支払う必要がありますが、なんと半年間の間はEX版(上位版)の機能が無料で使えるという!!

この記事がなぜ半年という期限なのかと言うと、実はこのクリスタの無料期間の間にどれだけ上達できるかというのを知りたかったからなんですよね。

 

本来では上位版のEXは月額980円、機能制限版のProでは480円と、少し敷居が高いですが、年額プランではいずれも割引があり、pro版ならなんと月額換算240円/月で使用できるとのこと!私、無料期間終わったら年額プラン入ります。安くないこれ!?

 

正直ソフトの解説とか比較とかできないのでソフトの話はこの辺にしておきます。

イラスト勉強に使用したもの

では本題です。

半年間という期間でイラスト制作の勉強に活用したサイトや動画をまとめてみようと思います。基本的にどれも無料で公開して頂いてるものばかりなので存分に活用させてもらいましょう。

STEP1:Pixiv公式イラスト練習サイト「sensei」

まずはイラスト投稿SNSとして有名なPixivが開設しているサイト「sensei」を利用しました。

このサイトはイラストの勉強を動画を使って行うサイトで、Pixivのプレミアム会員であれば閲覧することが可能です。プレミアム会員ではなくても、無料会員なら2週間までお試しで利用することができます。

 

具体的にどんな内容か。

senseiには練習するコースが4つ用意されています。「人体」「背景」「キャラクター」「メイキング」です。

 

例えば人体コースなら

体の基礎コース | sensei by pixiv

こんなかんじで、人体を棒人形→ブロック人形→円筒形の人形→人型の人形といったように、徐々に人体がかけるようになるためのプロセスが組み立てられており、この通りに練習するだけでも相当上達するんじゃないでしょうか?

「キャラクター」コースもありますが、私は絵に関しては本当にずぶの素人でありましたので、「人体」コースから受講しました。

「人間の体の構造」、「肉付き」、「角度による見え方の変化」や「頭身」、「男女の体型の違い」…たとえば体だけでも思いつくだけでこんなに挙げられます。密度がすごい!

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めちゃくちゃ細かい解説

勿論体だけではなく顔についても開設してくれます。「キャラクター」コースでも顔の書き方の説明はあるのですが、まず「人体」コースで顔の構造や骨格などを理解するのが良いのではないでしょうか?

 

「キャラクター」コースでは「人体」コースで学んだ顔のパーツのバランスなどを元に、それをデフォルメしてキャラクターライクに書けるように解説してくれます。

それ以外にも、初心者の私では言われてみないと気づかないテクニックみたいなものも多く、これがめちゃくちゃ勉強になるんだよな!

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顔のアングルなど、「描けるようになる」解説が盛りだくさん

さて、この講座を一通り受講したのち私が書いてみた絵がこちら。

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う~~~~ん??

勿論、下手くそです。

ただ、senseiというサイトのおかげで人体の構造が理解出来ました。これより以前の私だったらまずキャラクターにポーズを付けることもできないでしょう。

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鉛筆画で見づらいですが、関節を球として、腕や足を円筒として考えて体を考えるなどは只今絶賛実践しているところです。こういうの、中学の美術の授業でも習ったけれどその頃は何言ってんのか全く理解できなかったからね。

そういう点ではsenseiで学んだことがめちゃくちゃ土台になっていると思いますし、絶対senseiなしではイラストの勉強を続けることはできなかったなと思うほど神サービスでした。

ある程度描かける人でも、参考になる部分は多いと思うので試してほしいです。

是非使ってみてくださいな。

STEP2 模写してみる

senseiで一通り勉強した後はひたすら模写をしました。

あいにくなことに私はアイマスが大好きです。一枚絵の宝庫と言っても過言ではないでしょう。

実際のところ、クソ雑魚の癖に全くのオリジナルで書きたいという気持ちもあったのですがいくら書いてもうまく行かず、模写を試してみることにしました。

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はいかわいい。アイドルマスターシャイニーカラーズで私が重点的にプロデュースしている西城樹里ちゃんです。ボーイッシュで不良ぶっているけれど中身はスポーツ少女で部活のバスケを諸事情で辞めてしまい、仲間思いで優しいそんな女の子です。それなんて三井寿

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模写をすると構図、色使い、スタイルのバランス、小物や細かい場所の書き方などが一気にインプットされて、描くたびに毎回違った発見があるのが嬉しいですね。それを身に付けられるかはその人次第ですが…

 

例えばこの絵、よく見るとエラい場所から右足が飛び出てるように見えますが、イラストとしては不自然じゃありません。しかし自分で書こうとするとなかなかこんなポーズでは描けません。模写ではこういうテクニックが身につくのが良いですね。

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これ重要なことなんですけど、おっぱいってめっちゃ難しいんですよね。おっぱい超大事なのにおっぱい超難しい。おっぱいをいっぱい描くにしても体とのバランスの兼ね合いもあるのでおっぱいだけをいっぱい書くわけにもいかず…あっはい、おっぱいって言いすぎですかね。自重します。

 

とにかく模写では得られるものがめちゃくちゃ多かったですので、これをしない手は無いですよ!!下書きだけではなく、ペン入れして着色までするのがベターかと!シワとか逆光とか実際書いてみないと理解できないことって多いですからね。

STEP3 参考書を買う。toshi著「線と陰」

参考書を購入しました。

 

 toshiさんはpixivでも活躍されているアニメーターの方です。

www.pixiv.net

 pixivのページには様々なシチュエーションに合わせたイラストが投稿されていて、(だいぶ本人のフェチズムが反映されていそうですが)線画で投稿されているために勉強する際にとてもわかり易いです。しかもめちゃ好きな絵です。

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人間の行動の一部を切り取ったような感じで書かれていて、いろいろ見るべきところが多いですね。どの女の子も基本的に薄着なのでそういう意味でも見るべきところが多いですね。

 

そんなtoshiさんの著書「線と陰 アニメーターから学ぶキャラクター作画術」を購入しました。線画を描くにしても、どのように線を引くか(太さ、滑らかさなど)で絵の印象が違ってくることや、光源の向きに対して陰がどのようにできるか、この素材にはどうのような影がつくかということが重点的に解説されている本です。

 

特に、私はこれを買った頃に影の付け方でめちゃくちゃ悩んで、というか行き詰まっていました。線画と陰というポイントに絞っているからこそ頭に入ってくるものも多かったのでおすすめできる本ですね。

ちなみにここまで、着色については一切勉強していません。

というわけで、いよいよ着色の勉強をしていこうと思います。

STEP4 Youtubeでイラスト勉強

今の時代ってすごいよね!Youtubeにメイキングとか解説動画とかいろいろ上がってるもの!

これまでも色々Youtubeでイラストの解説動画はみていたのだけれど、特に着色に関しては動画で解説してくれるのがめちゃくちゃわかりやすい。

肌の塗り方って本当に難しい。さっき出した下手くそ絵を観てもらっても、肌はベタ塗りで済ましてる(逃げ)

この動画は肌を、ベーズを塗って→陰を塗って→ハイライトを入れてという手順で塗っていく方法を解説してくれてるんだけど…これめちゃくちゃすごい!一気に肌が塗れるようになった!立体感というか、なんというか、ああ、こういう風に書けば良いのか!っていう正解を教えられた感じです。

この、Palmieっていう動画シリーズ、どれも参考になるんですよね~。動画によってはちょっと解説が短いなって思う場所もありますけどそれにしても。

 

「目」の書き方についても色んな方法が挙げられていますが私が参考にしたのは以下の動画です

とはいえ、目は色んな描き方があるし、この動画の作者、天川詩月も気分で書いてる的なことを言っていたのでこれという方法があるわけではないと思いますが、初心者からしたら引き出しの1つ目を作ってくれるのはとてもありがたいですね。

 

というわけで、着色を初めて頑張ってみました。これが半年間の集大成です。

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またシャニマスから三峰結華です。ドルオタがアイドルになっちゃうというシンデレラ・ストーリーな女の子。メガネを取ったら普通に美少女、ユニットのバランス剤です。

いや、ダイマは一旦置いといて。とりあえず感想。

感想

というわけで半年間に練習したことをまとめました。

結局書き終えてみると、髪のハイライトが上手く描けないな~とか、眼鏡の曲線美が表現できねえなーとか、指が~~とか、服めんどくさくてニットにしちゃったなーとか、まだ直したいところは沢山あるんですよね。

過去に5億人が言ってたことですけど誰しも最初は下手っぴですからね。これから上達しようっていう上昇志向が大事なんじゃないかな!(無難な回答)

 

絵とか音楽とかを自己表現に使える人って本当にすごいと思うし尊敬してる。だからこそ自分もそれに憧れていたし勉強しようと思ったわけだし。

下手な絵を人に見せるのは恥ずかしいけれどそういえば私ってプライド持ってなかったんだ。小2のころ学校で失くしちゃったんだよね、プライド。

 

これからも練習していこう。そのためにもクリスタの月額払わなくちゃ。こんな記事読んでくれた皆さんにもおすすめです。一緒に頑張りましょう。

”四畳半神話大系”の聖地、あのラーメン屋がいつの間にか閉店していた。

京都・出町柳に時折出現する屋台ラーメンをご存知だろうか。名を猫ラーメンと言い猫から出汁をとっているという噂ではあるが真偽の程は定かではない。

 

猫ラーメンは小説、及びアニメ四畳半神話大系において主人公が度々通う謎のラーメン屋であり、怪しげな客、汚い学生たちが出入りする屋台であるがその味は無類である。

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アニメで登場した猫ラーメン

というのは一旦端においといて、その猫ラーメンという屋台にはモデルが存在する。

名をはらちゃんラーメンと言い、京都出町柳に時折出現してはインターネット上での評価も高く、どうやら噂に違わぬ名店であったそうだ。

www5.hp-ez.com

ホームページを見るとなんとも食欲を唆られるラーメンの写真がデカデカと表示される。このサイトは客と店をつなぐ重要なツールであり、なぜ重要かと言うとこのはらちゃんラーメン、先程話したとおり本当に時折しか営業しないのだ。

 

毎日17時頃になるとブログが更新され、店主の短い日記のような他愛もない話とともに「○月○日 休みとなります」あるいは「営業します」という一文がみられる。

はらちゃんラーメンは不定期に休んでおり、客が行こうと思っても店がやっていなければ仕方がない。

 

因みに私ははらちゃんラーメンに赴いたことはない。ただ、いつか京都へ旅行することがあれば、そしてその日にたまたま営業していたら食べてみたいと思い、度々ホームページをチェックしていた。無類とまで言わせるほどだ、気になるじゃないですか。

 

ブログの記事を見る限りだとどうやらここ最近は店主の体調も良くないようで、2018/09/27日の記事を持って更新が途絶えている。そしてそこには「閉店します」との文字が。えー。

理由は特に明かされていない。諸事情とだけ書いてある。

 

最後に営業していたのはいつだったのかというのをさかのぼってみてみると8月22日だった。ということは最後の営業は閉店の1ヶ月以上前ということになる。まさかその時食べた客も、それが最後の味であるとは夢にも思っていなかっただろう。

 

保存されない物というのは貴重だ。物事には保存されるものとされないものがある。昔既だ小さな部屋は今は誰かが住んでんだなんてこともあるし、倒壊していまでは空地になってしまっている場合もある。

 

食べ物の場合は特に保存性がなく、はらちゃんラーメンを食べる機会は今後二度となくなってしまったということだ。この店が屋台であったということも輪をかけて保存性のなさを痛感させられるし、必要のなくなったこのホームページはサーバーとの契約が切れてしまったら閲覧できなくなることだろう。

まして私は食べたことすら無いので記憶に保存しようにも出来ない。存在を覚えておくことは出来るが。

 

小説で認識して、インターネットで存在を知った私と、かの店との薄い繋がりが断ち切られてしまったようで残念だ。

そんな保存性のなさについて考えてしまったので、ブログに書いておくことで私自身へのアーカイブスにしたい。

 

 

それにしても閉店ですか。森見登美彦といえば今をときめく人気小説家だし四畳半神話大系というのはその代表的な作品と言っても過言ではない。世界的に人気な作品だ。

それでも”諸事情”で閉店してしまうのなら仕方がない。健康とかそういう話なのかな。だとしたらお大事に。

久しぶりに小説を読んだ。伊坂幸太郎-「死神の精度」

久しぶりに小説を読んだ。

私は別に読書家でもないし、年に5冊ほど好きな作家の本か表紙が気になった本を買って読むくらいだ。

最近ライトノベルのことをよく考えるけど、あれだけラノベ少年だったのにあまり小説への架け橋にはなってなかったんだなあ。そういう人結構多いかも。

 

伊坂幸太郎は我が家で流行っている作家だ。これまで気に留めたこともなかったけれど父も母も小説が好きで、弟も家にある本を結構読んだりしている。私以外みんな小説を読んでいる気がする。

他にやることがあったから読んでないだけで小説自体は好きだ。やっと読み終えることが出来たな。

 

「死神の精度」はタイトルの通り死神が主人公だ。死神っているのはいろんな媒体で登場していて、漫画でも映画でも落語でも死神と言ったら一つくらい思い浮かぶものがあるだろう。と言っても構わない程度にはメジャーな題材ということだ。

 

人間には必ず生死が寄り添っている。死んでみないと生きている実感がわかないみたいな言葉もあるくらいだから多勢の人にとっては生きていることよりも死ぬことについて思いを馳せる事が多いんじゃないだろうか。

この小説が舞台になっているのは普通の社会だ。今もどこかで起こってるんじゃないか、と思うような小さな事件が短編集としてまとめられている。

 

死神は人が死ぬ8日前にその人の前に現れ、8日間行動をともにし「可」か「見送り」かを判断する。「可」というのはつまり8日後にその人が死ぬということだ。

死神はそのときどきにおいて初老だったり、妙齢だったり、美形だったりと姿を変えて突然あらわれる。そして「可」か「見送り」かを判断してその場を去る。

 

あらすじを書けばこんなところだが、実際に小説ではあまりその人の生死について深く語られることは少ない。

死神は事務的に仕事をこなしつつ、様々な人々に出会う。いずれの物語も、人間社会、あるいは文化に対して疎い死神が出会いの中で様々な経験をしていく、短編物語だ。

ううん、うまく言語化出来ないな。ヒューマンストーリーというには仰々しいが、いろいろな人間の人生のうち、死ぬ間際だけを切り取ってスライドショーをみているような、そんな小説だ。そしてそれは死神にとっても同じことで、いくつもの人間を「可」にしてきた死神にとっては人の生死など別段どうでもよく、興味も無い。そんな死神のレンズを通して語られる文章はドラマティックではないがどこかリアリティに満ちたものとなっている。

 

特に、死神の精度と題した短編集の一作目。※ちょっとネタバレます。

死神は7日間行動をともにした人間の生死をコイントスで決めることにした。

この物語では、人間の生死というのはその程度のものなのだ。それが、「死神の精度」であり、生死を司る神にとってはその程度のものでしか無いということなんだよね。

私は工学系なのでなおさら精度という言葉に敏感になってしまう。

 

こんな話もあった。その日死神が担当した人間は、過去に恋人を亡くし、夫を亡くし、息子を亡くしていた。人間の生死にはいずれにしても死神が関わっているのだが、これほどまでに周囲の人間が死んでいくことなどあるのだろうか、というのをたまたま街で出会った他の死神に尋ねると「偏ってるって言っても、誤差みたいなもんじゃない」

誤差というのは本来無いものとして考えるものだ。しかし避けられないから誤差として仕方なく認めている。死神にとってはそんなこと、「どうしようもないしどうもしなくて良いんじゃん?」程度のものだということ。

 

死神はどのような基準で死ぬ人間が選ばれるのかを知らない。誰がそれを司っているのかもわからない。全能ではない人間を裁いて(あるいは捌いて?)いるのは不完全で全能ではない死神ということ。

 

デス・パレードというアニメがある。私は学がないのでアニメで例えるしか出来ないのだが。デス・パレードは死後の人間二人をゲームで争わせて、その二人が天国へ行くべきか地獄へ行くべきかを判断する「裁定者」の話だ。

しかし物語終盤では、自分がどのように作られた存在なのか、なぜ自分が審判を下すなどという事をしているのか、そもそも天国や地獄とはなにか、といったことに悩んでいく姿を描いている物語だ。

 

死神の精度はこれよりはもっとドライに死神の姿を描いているが、どのようにして死ぬ人間を選んでいるのか?といった疑問を抱く。その答えは語られないが、個人的にはこういうのはフィクションの醍醐味だな、と。

読者はこういうもんですよって語られるものをそうなのか、って読んでいくしか無いわけで、でもそこには確かに疑問が存在したっていうことが馬鹿な私は語られるまで気づけ無いんだよね。

 

死神を題材にした物語は多い。小説家になるともれなく死を題材にかくという話も聞いたことがある。誰も死後のことなんてわからないから好きなようにフィクション出来るから、だとさ。

私は伊坂幸太郎の小説は初めて読んだけど、読書家な人にとっては「伊坂さんはこういう風に死を解釈したのね。」みたいな楽しみ方も出来るんじゃないかな。

感想「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」5話、色んな王道が混じっていて最高だな~って話

秋アニメ「青春ブタ野郎

原作小説のことを考えると、どうやらこのアニメは巻ごとに別のヒロインが居て、それぞれの女の子と仲良くなりつつ、とっかえひっかえ青春することから主人公が「青春ブタ野郎」と呼ばれている。

 

まあメインヒロインは1巻(アニメだと1~3話)のバニーガール先輩で、きっと主人公の朔太がそれ以外になびくことはないだろう。

これを書いたときに、「ラノベ文法」「この手のSFっていうのは擦られすぎているような気もする」「いわゆるヤレヤレ系主人公」だとか、けなしているわけではないけれどあくまでライトノベルアニメなんだなっていうことを思った。

私は元々ラノベを好いていたタイプの人間なので別にそれをマイナスとは思っていないのだが、やっぱり自分の中でラノベは過去のものになっているという感は否めない。今更SAOにはハマれないだろうし。

 

で、いまんとこ5話まで見ているんだけれど、周りから姿が観測できなくなるバニーガール先輩のあとは、嫌なことが起こるたびにループを引き起こすニセ彼女後輩がヒロインに抜擢されている。

 

シュレディンガーの猫」を例えに出したかと思えば次は「ラプラスの悪魔」か…。全然関係ないけれど物理学者とか数学者ほどこういった哲学めいた考えを後世に残しているのは面白いよね。時代的な問題なのだろうか。

現代に生きている私はシュレディンガーピタゴラスも過去の学者として一括りして、その上でふたりとも「数学者でもあり、哲学者でもある」と認識してしまっているけれど、現在進行系で数学を極めすぎていて宇宙の真理にたどり着いてしまった数学者もいるのかもしれないからそんな雑なくくり方はするべきではないよなあ、と思う。

 

いや、そんなことはどうでもいいんだ。要は、このアニメはSFを題材に居た学園モノであるということは、上記のワードを聞いたらすぐに理解が及ぶところだろう。

 

あらすじについて詳しく説明するのは面倒だし記述はしないでおくが、4話でループ現象を引き起こす後輩が登場し、とある要因で早々にループから脱出するのだけれど、5話の終わりにまた不穏さ雰囲気を醸し出している。

要は、1学期限定で彼氏のふりをしている朔太のことを本気で好きになってしまい、(ここから想像)きっと6話では別れたくないからとループを引き起こし、「朔太がこのまま付き合うことでループから脱出するか(しかし根本的解決にはなっていない)」「後輩と別れ、飽きるまでループを繰り返すか」みたいな2択を迫られるのだろうな~~!!でもそれを言葉の力で説得して、ちゃんと「親友」になるんだろうな~!みたいな。そんな予想ができちゃう。

(それがあっているかどうかは置いといて、)想像できちゃうんだけど、それが結局いいんだよな~っていう。

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「嘘が終わったら友達になってくれ」「しょうがないから親友になってあげます」

また全然関係ない話に飛び火するけど、近年は「異世界転生モノ」が(主にラノベとなろうで)流行っている。それに関して良いか悪いかは置いといて、流行っているから書くって何?と思ってしまう。勿論作家は文章を書くというのが仕事だし、それを売上につなげることが一番大事ではあるんだけれど、みんながやっていることをやってても、見ている方からしてみれば「ああ、~~っぽいやつね」となってしまう。

 

青春ブタ野郎」はラノベ文法だし、ラノベでしか不可能なフォーマットの作品だし、物理現象を例に上げつつやっていることは結局恋愛活劇じゃねーか!だったり、「これ、伏線だぁ~!!」って思っちゃうような出来事が隠されもせず起こっていたり、ケチをつけようと思えばつけることが出来る作品だと思う。

思うけれど、このラノベっぽさが私にはどうにも郷愁をそそられつつ、見続ける要因になっているような気がする。ラノベとして、そしてSFとしての王道をピックして作品を仕上げている感じ。「涼宮ハルヒ」及び谷川流が私にとってのラノベイコール、だからなのかもしれないが、SF学園モノはラノベの中で1番唆られる設定だ。

 

きっと作者はライトノベル文化が好きなのね~と思いつつ、それでも頭が良くないとSFなんて題材は選ばないし、いわゆる「ハーレムモノ」ではなく区切りをうってヒロインを交代させつつ、メインヒロインはずっと変わらないという形式をとっているあたりさぞ懐が深いんだろうと思わせられる。

王道のテーマを選んでいるからこそ、こういう物語としての小技みたいなものが効いていて、私は目が話せなくなっている。誰にでもできる安易な恋愛ではなく、こういう形式の物語だからこその恋愛テーマの扱い方をする必要性が生まれてくる。

 

「既視感はあるけれど新しい」みたいな。

勿論、これを読んでいる中学生は私にとっての涼宮ハルヒみたいな、培われていない王道を突きつけられて新しい世界を垣間見ることになるんだろうね。それもラノベの素晴らしいところだ。ライトノベルの語源に通ずる役割を果たしているというか。

 

とにかく、派手な戦闘シーンも露骨なお色気シーンも美麗な作画も無いが、「必要十分なラノベアニメ」だと思うし、SFってどういう意味なん?みたいな人にこそ観てほしいアニメだ。

秋アニメ「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」日常系SFファンタジーでちょっと面白い

秋アニメ始まりましたね。

今期もいろいろとめぼしいアニメはありますが、「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」というアニメは見ていますか?

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1話~3話のヒロイン 桜島麻衣

峰ヶ原高校の2年生・梓川咲太は、ある日、図書館でバニーガールと出会う。その正体は、咲太と同じ高校の3年生で活動休止中の国民的女優、桜島麻衣だった。周囲からひと際目立つ麻衣だが、何故か彼女の姿は周囲の人間には見えていなかった。
麻衣から金輪際、私に関わるなと言われるも気になった咲太は翌日、駅のホームで見かけた彼女に話しかける。そして咲太は、麻衣の身に起こっている不思議な現象について聞かされる。

と、あらすじはこんなかんじ。今年で25周年になるラノベの鉄板レーベル・電撃文庫から原作小説が出ているアニメだ。

私と言えばラノベアニメについてちょっとだけ偏見を持っていることで有名ですが、このアニメはちょっと面白いと思ったので紹介してみるよ。

 

青春ブタ野郎」は、基本的には現代の高校、しかも神奈川県は藤沢という実在の土地を題材にしているということで現実的な背景がありつつも、「思春期症候群」という言葉が一般的に認知されている世界だ。

この「思春期症候群」がどうやらこのアニメをSFというかファンタジーたらしめるもので、よく言う「中二病」とかとは全然意味が違う。

例えばメインキャラクターの一人である主人公の妹・梓川カエデは中学時代にSNSによってクラスメイトからのいじめを受けたところ、心の傷が実際に体を傷つけ、血が吹き出すといった現象に見舞っている。

これは自傷行為の隠喩とかではなく、実際に次々体に裂傷が刻まれていくさまが1話で描写されている。

 

まあ、こんな風に「現実では有りえない事象」が起こりうる世界のお話というわけだ。

そんななか、先程画像で登場したメインヒロイン・桜島麻衣も同じように思春期症候群にかかってしまう。そんな先輩と出会った主人公の梓川朔太は、先輩のみに起こるちょっと不思議な出来事に巻き込まれていく…。

 

ジャンルを一言で言えば「日常系なんちゃってSFファンタジー」だ。全然一言じゃねえ、っていうのはおいといて、まあこういうのはラノベだとよくあるんじゃないかな。「涼宮ハルヒ」とかね。

言ってしまえばこの手のSFっていうのは擦られすぎているような気もするが、なんとなく懐かしい雰囲気がして見入ってしまう。

 

台詞やモノローグはいわゆるラノベ文法で、無駄に回りくどくてめんどくさい言葉を使った言い回しって感じ。これに関しては、最近のラノベだなあって感じ。

しかも、主人公の朔太くんはいわゆるヤレヤレ系主人公だ。私はヤレヤレ系主人公好きなんだけどあなたはどう?これって結構好き嫌い分かれるよね

キョンとか、折木くんとか、なんか落ち着いている主人公って憧れなんだよね。私自身が普段落ち着きが無いからなのかもしれないけれど、現実でも好きな男性のタイプ(BL的な意味ではなく)がクールな男だったりするので、「青春ブタ野郎」の朔太くんも全然好き。

 

ところでこういうのって、せっかく学校が舞台なんだから何かしらの部活だったりサークルだったりを作るのかと思いきや全然そんな事無くて、過去に暴力事件を起こして孤立している主人公の周りには数少ない友人の国見佑真と学校唯一の科学部員の女子・双葉理央と妹のカエデだけ。

この科学部の女子っていうのが、とりあえずアニメ見た限りでは1番頼りになる存在で、いろんな科学トリビアを披露して不思議な出来事を理論付けようとしてくれる。まあ、実際は摩訶不思議なファンタジーなので理屈なんて存在していない事件なんだけどね。

 

とにかく、今はまだ3話しか見てないのもあるけど、とても人間関係が狭い。その中で、思春期症候群の原因である「周囲の空気」に立ち向かっていくことがこのアニメの燃えるところだ。

 

有識者ならこのアニメを社会問題と結びつけてどーたらこーたら言えそうだが私は幸いにも有識者ではないのでそんな事は言わない。ただ、周囲の空気に従ってイジメに加担することに、見て見ぬふりをすることに、安全策をとって逃げることに対して、凡人である主人公が一石を投じる。たったそれだけのテーマに絞っているからこそとても見やすいアニメだ。

 

ラノベだけあって難しすぎないSFだ。SFをあまり見ない人でも、高校生が題材になっているのに加えて恋愛要素のようなテイストが加わって見やすいんじゃないだろうか。こう書くと本当にごった煮だな…。

 

余談だけど、どうやら「藤沢」以外にもいくつか現実の地名が登場するらしい。2話では岐阜県大垣市が登場して何だそのチョイスとなった。まあ、こういうところでありえない設定のアニメを現実に落とし込んでいる感じがして良い演出になっていると思う。他にも気になるアニメが多い2018年秋アニメですが、ぜひ「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」を見てみてはいかがでしょうか。