「劇場版フリクリ」PV公開!楽しみな事と不安な事。
追記~~~~~~~~~
解説記事を書きました。
視聴済みの方はこちらへ
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「ようやく本命登場だぜ」
きたぞついに!2018年の大本命「フリクリ2・3」改め、「フリクリ オルタナ・プログレ」
とりあえず何も言わずにPVを見てくださいな!
私は良すぎて10回以上再生しました。
まず…Pillows良すぎんか~おい~^^
良すぎんか~ちょ、おま、良すぎんか~^^
良すぎるてぃ~^^
PVで使われている曲は「Star overhead」と「spily seeds」。どちらも新曲ですかね
良すぎんか~^^
「Star overhead」エモすぎんか~!!
じゃあとりあえずPVから読み取れる情報をまとめてみましょう!
「フリクリ オルタナ」
嵐のごとく登場するハル子。その時カナの額にお花が生えた
煙を吐きがら街をぶっ潰すアイロン
毎日が、毎日毎日続いていくと思っていた・・・
力を手に入れたカナはアイロンをぶっ飛ばせるのか!?
-公式サイトより引用-
オルタナというくらいだから、コレまでのフリクリと一転違ったストーリーを見せてくれるはず。
ハル子さんの声優が新谷さん続投というのはもう全フリクリファンがホッとしたところなんじゃないでしょうか?
PVのハル子は髪をまとめてはいるものの、フリクリ1のころと見た感じは変わってなさそうですね。
で、勿論音楽はThe pillows!
フリクリは旧作のファンが多く、変な冒険せずに正統な続編してくれー!って声も多かっただろうから新谷さん&ピロウズ続投はまあ当然やってくれないと困ります。
フリクリ1でいうところのナオ太のポジションですかね?
ハル子がアトモスクを追い求めて宇宙を駆け回っているそのなかでナオ太との物語があったわけだけど、ナオ太以外のハル子のストーリーって感じかな?
しかし、舞台はやはり現代の日本っぽい。
フリクリ1でも舞台は地球でした。実は地球と見せかけて火星でした~!っていう案もあったらしいけどそれは没になったと鶴巻さんのインタビューで見た気がする。
つまり、ハル子は2度も地球にやってきた、あるいは舞台になっているのは今度こそ火星?
アイロンというのはやっぱりメディカルメカニカのアイロンのことだろうね。
フリクリ1では退屈な日常を生きるナオ太がメインストーリーだったけど、カナの場合は大切な日常が終わる=卒業を控えた女子高生って感じかな?
この画像を見るになんか田舎のJKって感じ。永遠ではない青春という時間の流れと、そんな有限のときの中でなにか特別なことを待ちわびることしかできない田舎の女子高生のストーリーになるのかな。
で、好きなカット。
スタッフを見ていきましょう。
監督は上村泰さん。代表作は「パンチライン」。
かつてノイタミナでやっていて、商業的にはあんまり鳴かず飛ばずだった作品。でも作画とか演出とか絵の動かし方とかカメラワークは凝っていて、とてもいい意味でアニメーター基質なアニメーションを作る方です。
言われてみれば確かに、PVも上村さんぽさを感じます。
副監督の鈴木清祟さんは「サイコパス2」「夜桜四重奏-ハナノウタ-」の副監督や「エヴァ新劇:Q」の総演出もしていた方です。
作画の面では申し分なさそうですね。ただ、フリクリは前作監督の鶴巻さんが「ストーリーに関係ないネタを考えるのが大変だった」というくらい細かいネタの多さも魅力のひとつなので、そのへんがどのように受け継がれているか。
脚本は岩井秀人さん。
誰だ???
とおもって調べてみました。wikipedia曰く自らの所属する劇団の演出なども含めて脚本を書いている方、なのかな。
あえてアニメ界の外から連れてくるんですね。それともアニメ知ってる人だとフリクリの続編をやりたがらないから、なのかもしれませんが(笑
岩井さんは「プログレ」でも脚本を手がけるのでストーリーには一貫性が持てそうです。
「フリクリ プログレ」
ありとあらゆる命題に明確な答えを用意せず、生理的欲動の充足のみをシコシコ満喫し
その日暮らすような説得力ゼロ青少年たち。
その中でなんてことない日常を過ごすヘッドフォンの少女ヒドミ
彼女が轢かれた夜、クラスメイトの少年・井出の額から巨大ロボットが出現した!
ハル子から分裂したラハルとジンユと出会い、〝特別なことなんてない日常〟が終わりを告げる―!!!!!
おなじみ&懐かしのシーン。
ただ、轢かれたヒドミではなく井出の頭からロボットが出るってどゆこと!?
前作ではギターで殴られたことによってナオ太の中のカンチが出てきたわけだけど。
プログレというくらいだから一歩進んだ物語になるんでしょうな。
とりあえず新キャラは、
ヒドミ(CV.水瀬いのり)
猫耳ヘッドフォンを着けた少女。
というか、「ヘッドフォンはひどみの頭にバッチリ食い込んでる」らしい。
井出 交(CV.福山潤)
ナオ太と同じようにおでこにバンソーコーはってることから、N.O.でなんか引きずり出されたのだろう
特報映像を見た段階だとフリクリ1の宇宙警察捜査官アマラオかと思ったけど、実際どうなんでしょうな。まああえて寄せたキャラデザにしているのかもしれませんが。
ジンユ(CV.沢城みゆき)
ハルハ・ラハル(CV.林原めぐみ)
ラハルのデザインがわからないのでなんとも言えないけれど、ジンユはこの銀髪のねーちゃん。ラハルが公式サイトにいるまったくハル子と同じ見た目のキャラのこと言ってんだとしたら、うーん。
林原さんの声なのかしらね。プログレのハル子の声は。私にはわからない。
公式サイト曰くハル子から分裂したのがハルハ・ラハル。
ラハルという名前はフリクリ1でアマラオがハル子に対して使っていた呼称だよね。それがハル子の本名であると記憶していたけど…
(CV.林原めぐみ)のせいで謎が深まる…
だとしたらやっぱり井出=アマラオ説は濃厚?アマラオ自身がかつてナオ太のようにハル子と出会っていたであろうことは解っているので、「プログレ」と題しつつも過去の物語なのか。
そしてこいつ。全く何者かわからん。フリクリ1で言うところのカンチみたく井出の頭から飛び出たロボットっていうのがこいつのことなのか。
プログレにちょっと気になるシーンが。
ハルコからなにか(多分ジンユ)が飛び出して
そいつのおでこから…
アトモスクの翼が。
アトモスクっていうのは前作からハル子が追い求めている宇宙海賊のことです。
つまりハル子はアトモスクの力をすでに内包していた?これが過去の物語だとするとフリクリ1でハル子はアトモスクを取り戻すために宇宙を回っていたことになる。
スタッフを見ていこうとおもったんだけど…
監督:荒井和人 / 海谷敏久 / 小川優樹 / 井端義秀 / 末澤慧 / 博史池畠
6人監督が居ます。ふむう??
中にはベテランの監督も居ますが、どうなるのか全然わかりません。
すっごい大作になりそうです。
公式サイトにはそれぞれ2つのイラストが書いてありますが…プログレの方は貞本さんの描き下ろしなのかな?なんでオルタナのほうは貞元絵じゃないのかはわかりません。
こういう細かいところも、フリクリでは伏線になりうるっていうのが神経ピリピリしちゃうとこですよね。
所感
いよいよ公開に向けて動き出した劇場版フリクリ。
前作がとても人気なだけあって、あと私も大好きなので期待度がとても高まっています。
ひとつ懸念事項、というか期待しすぎている懸念しているのは一つどころの騒ぎじゃないんですが、「フリクリっぽさ」は受け継がれるのでしょうか。
トップ2!のインタビューで鶴巻さんはスタッフに対して、
「トップ!はもっと自由にやっていいのに、スタッフがそれに慣れたのは最終回近くだった」
と言っていたのをおぼえています。
フリクリもトップをねらえ!と同じように、あんなにはっちゃけたアニメだったが故、続編であれほどまでの「遊び」をしてくれるのかっていうのが心配です。
とはいえやっと公開日時も決まったフリクリ。楽しみにしています。