iPad pro用に安い静電式タッチペンを買ってみたけど…不満があります。
不満がありますシリーズ第2弾。
不満がありますっていうか、結局安いものはその程度なんだなっていう話。
前回、iPad proを買ったけど不満がありますというエントリーを書いたんだけど、実のところ結構楽しく使っている。
っていうのが、Pixivが運営する「sensei」というサイトを使って最近お絵かきの勉強をしているんだよね。
見て貰えればわかるんだけどこのサイト本当に親切で、絵のことなんて何も知らない私にも理解できる文体で、めちゃくちゃ基礎から教えてくれる。
いちアニオタとしては、やっぱり可愛い絵が書きたいじゃないの。アニメの感想を執筆するのにかわいいイラストを添えたいじゃないの。ライブの感想をレポ漫画みたいにしたいじゃないの。
ずっとそういう思いがあったんで、折角iPad Proを購入したんだしイラストの勉強をしよう!と思い立った。思えば絵を書くのは小学生の頃に、めちゃくちゃ好きだったボボボーボ・ボーボボをリスペクトしたギャグ漫画を書いてたの以来だった。
で、タブレットを使って絵を書こう!となったら必要なのはスタイラスペン、要はタッチペンなんだけれど、これがいろんな種類があって悩むんだよね。
・繊維タイプ
・ディスクタイプ
・静電タイプ
・静電タイプ(Bluetooth付き)
・Apple Pencil
と言った感じで、基本的に下になるほど高価である代わりに効果が大きいです(激寒ギャグ)
この内、上2つは自分の手からペンを通して静電気をペン先に伝えるもので、静電タイプのスタイラスペンは、内部の電池やバッテリーによってペン先に静電気を発生させてタッチ画面に感知させるもの。静電タイプのものはペン先がプラスチック製になっていて、細身なのが特徴かな。
で、まず買ってみたのが100円ショップチェーン店の一つ「キャンドゥ」で売られているスタイラスペン。こちらはディスクタイプになっている。まあ、調べてもらえればどんなものかはだいたい分かると思う。
繊維タイプは100円ショップチェーンでは広く取り扱われているタイプだけど、こちらを購入しなかった理由は細身の線が描きづらそうだったから。というかディスクタイプのスタイラスペンが売られている100円ショップはキャンドゥが唯一で、発売された当初はTwitter上でかなり話題になった記憶がある。
で、しばらく使ってみたけれど1週間でブッ壊れた為、買い換える必要が出てきました。カッッッッッッス!!ディスク部のゴムが切れました。
まあこのペンはどうせ100円だし…という前提があったので大して期待はしていなかったけれども。それよりも、ちゃんとスタイラスペンを使ったお絵かきっていうのが不自由なくできるっていうのがわかっただけめっけもんかな。
で、買い替えに際して候補は、静電タイプのものに絞った。まあ細身なペン先であるという前提条件でディスクタイプのものがこれだけ脆いということがわかってしまった以上、ある程度の出費は必要だと思ったんで、まあそうなるよね。
そもそもiPad ProにしたことでApple Pencilを使うことが可能になった。タブレットを使ってイラストを描く人たちの界隈では、スタイラスペンとして最も評価が高いのがApple Pencilだったりするんだよね。
タッチの感知に関してはApple Pencilであれ他の静電タイプのスタイラスペンであれ同じく内部の電池から供給される静電気を使用している。もちろん価格帯によってその精度は変わってくるだおるし、スタイラスペンの中ではApplePencilは特に高価な部類に入るのでその点でも優秀であることは予測できるけど、基本的には大幅な違いがあるとは思わない。
で、Apple Pencilが何をもって優秀とされているかと言うとそれは筆圧感知の点でしょうな。
他の静電タイプのモデルでは筆圧を感知するのにBluetoothを使用しているのに比べて、Apple PencilはiPadと直接連携するので、Bluetoothに比べて直感的な操作が可能になっている。
………………
……と、いう分析のもと、結局Amazonで一番安いスタイラスペンを買ってしまった。
なによ!仕方ないじゃない!!だってお金ないのよ私!!iPad Pro買っちゃったんだから!
というわけでAibowという(多分中華OEMっぽい)メーカーのスタイラスペンを購入しました。
スタイラスペンを購入したところで、iPad用の「Clip Studio」を使ってイラストを描いてみる。まあ他人様に見せられるようなものではないので見せたりはしないけれど。
ディスクタイプではペン先に透明な円盤が付いていたので、イラストを描く際に若干邪魔になっていた。Aibowのスタイラスペンは当然ディスクタイプではないのでその様な問題は払拭されていた。
ただし静電タイプのスタイラスペンは円盤がないぶん、角度をつけると先端が画面から離れてしまい上手く描くことが出来ない。もちろんペンを立てて使用すればいいだけの話なんだけど、楽な角度で描くことが出来ないのは欠点と言えるかもしれない。
また、本体には電池が搭載されているため、ペンには結構重量がある。これに関しては人によって好みが分かれるだろうけど、私は重量があることで安定度が増したのでわりと好感に見ている。
とまあ、格安ではあるものの静電式タッチペンというものの大体の利点は感じ取れた。取れはしたけど…
やはり格安であるということもあって(あと私がヘタッピなこともあって)線がなめらかに書けないこともある。これはまあ、別段大きな問題ではない。
ない、と思っていたが、やはり使い続けると不満は見つかるものだ。
結局、私が書きたいような絵を描こうと思うとやっぱり筆圧感知が必要になってくる。そうなってくるとやはりもっと高価なものを購入する必要がある。
iPad Proで使用するのであればやはりApple Pencilか…
Apple Pencilであれば構造上、先程挙げたような角度をつけた際に先端が画面から離れることも無い。筆圧感知はもちろん、価格帯を考ええばこんな格安スタイラスペンと比べて感度もより良くなっているだろう。
つまり私の要望を全て答えうるのは、やっぱりApple Pencil…
うーむ、私のようなお絵かき初心者がいきなりiPad Pro + Apple Pencilという黄金コンボを使っても良いものか…物ばかり良いものを持っていてもなぁ…
とにかく今は金欠なのでアレですが、そのうち買うことになるのかも…しれない。
結局安物買いの銭失いになってしまうのか。