高音質Bluetoothレシーバー、Sound Blaster E5購入レビュー!
Bluetoothレシーバーを無くしました。
それについては各自下記記事を参照のこと
azayaka-tuchiiro.hatenablog.com
繰り返しになるけど、とにかくBluetoothレシーバーがないとiPhone7でイヤホンが使えない。iPhone7はLightningコネクタをイヤホンのプラグにするアダプタが付属していたものの、昨年夏の青春18切符旅の初日に香川県にてそこそこ良いイヤホンと一緒に盗まれたため、この体たらくです。今となっては卒倒しそうになりながら旅を続けたことを懐かしく思います。
とにかく無くしてしまったら買わなければなるまい。というわけで色々調べてみた。
その結果購入したのがSound Blaster E5です。今回はこいつの紹介をします。
購入理由
調べてみた結果、現在の市場には大手ではSONYやテクニカ、その他にも実力派のヘッドホンアンプが揃っていました。その中でなぜ、E5を選んだか。
E5の大きな特徴はBluetoothレシーバーとして使用はできるものの、どちらかと言えばヘッドホンアンプにBluetooth機能が付いたような製品で、光デジタルで出力ができるなど機能的には本格的なヘッドホンアンプ並です。
というか私の場合、まずは使用しているイヤホンの問題が有ります。私が使用しているのはER-4。こいつはインピーダンスがやたら高いせいで並のプレイヤー(または、Bluetoothレシーバー)では音量が取れないのです。結果他のイヤホンではありえない高音質を実現させているのですが、まあ普通のイヤホンと比べものにならないくらい音量が取れません。
しかし、E5ではヘッドホンアンプによくあるGAINの切り替え機能が可能です。GAINをHモードにしておけばER-4でもらくらくで音量がとれます。
また、ヘッドホンアンプであるので、ノートPCに接続してUSB-DACとして使うことも出来ます。これまではノートPCでASIOを使う際にはASIO4ALL、あるいは単体ヘッドホンアンプを使用していましたが、ASIO4ALLなんていうのはそもそもなんちゃってASIOです。使うのはオンボードのチップなので作曲をする際にオンボ音質ではちょっと物足りないのです。
とはいえいまどきipodに使うようなヘッドホンアンプをわざわざ持ち歩くというのもナンセンスな話です。それもかなり年季の入った機器のため、けっこうガタも来ています。
それならばいっそ機器を一新してしまえと言うことで、E5のヘッドホンアンプ機能が魅力的に見えました。ちゃんとASIOも使えます。わざわざ持ち歩くのではなく、ついでについているならとっても魅力的じゃないですか。
あと、そもそもこいつめちゃくちゃ安いです。
Creative製の小型ヘッドホンアンプではトップエンドに君臨するモデルであるのですが、もともと24000円くらいなのにAmazonでアホみたいに割引されて安く売られています!この時点で滅茶苦茶おすすめです。
音質
まずUSB-DACとして使用した際の音質は、オンボより良いのはあたりまえですが、基本的には小型ヘッドホンアンプによくあるエッジを効かせた音という感じです。聴感上のS/Nも向上した感じですね。これに関しては所持していたヘッドホンアンプ(soundroid typhoon)と比べても良くなりました。というかsoundroid typhoonが5万円のヘッドホンアンプであることを考えるとこれってすごいことですからね!?
Bluetoothにしてみました。Bluetooth特有のこもりは見られました…が、思ったほどでもない。やはりアンプの質がいい為、Bluetoothにしてもなかなか良い音で鳴ってくれます。音の傾向はUSB接続と同じ印象で、S/Nは若干落ちたかな。ER-4の実力もありますが、まあまあ良いです。
機能
E5はUSB接続したPCの他、スマートフォンからも設定を変更できます。
こちらはiphoneアプリ「Sound Blaster Central」の画面です
流石「Sound Blaster」の名前を冠しているだけあって多機能ですね。本来ならサウンドカードに搭載されているような機能まで使えるようになっています。
E5には他のBluetoothレシーバーと見てもなかなか珍しい。10バンドのイコライザーが付いています。
これに関しては賛否両論と言うか、ピュア派の方々からしたら邪道かもしれませんが私の場合スピーカーリスニングとイヤホンは別物と考えていますので、ER-4の不足していた低音域を気持ち持ち上げることにしました。とは言ってもガッツリ音を変えられないのが私という人間なんですが。
また、SBXという特殊効果をつける機能もあります。
各機能の説明としては、
- Surround…バーチャルサラウンド効果をつける
- Crystalizer…ダイナミックレンジを調節して音をクリアっぽくする
- Bass…低音ブースト
- Smart Volume…急激な音量の変化に対して自動で最適な音量に調節する。まあリプレイゲインみたいなもん
- Dialog Plus…会話が聞き取りやすいようにイコライザを調節する
と言った具合です。これらは本体側面の SBXボタンによってワンプッシュでSBXモードのオンオフ切り替えが可能になっています。
個人的な感想になりますがSBXを使ってもあんまり良い結果にはなりませんでした。特にsurround機能は強くするほどむしろ音場が狭くなるのですがどういうことなのでしょうか?????バッテリーを無為に消費してしまうくらいなら常時OFFでも良さそうです。
バッテリー消費に関してですが、めちゃくちゃ持ちます。筐体の大きさもありますがbluetooth レシーバーとしては相当なものです
欠点はその大きさゆえに持ち運びしづらいことですかね
まとめ
多機能で割引率の高いBluetoothレシーバー!音質も上等!
満足度は高いです。強いて不満を言うなら大きさですが、それにしても許容範囲内です。ヘッドホンアンプにBluetoothレシーバー機能をつける発想がなぜ広まっていないのか謎に思ってしまいますが、音質を考えるユーザーであればおすすめと言えます。
Bluetoothにしても音質の劣化が少ないのが素晴らしいですね。確かに全く差がないわけではないのですが、及第点といえるレベルではあります。
CreativeというPCパーツメーカーとしての維持が見られる良い製品です。ぜひあなたもお試しあれ。